村上海賊の娘(二) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 145
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349794

作品紹介・あらすじ

天下統一に乗り出した織田信長が、大坂本願寺を攻め立てていた天正四年。一向宗の門徒たちは籠城を余儀なくされていた。海路からの支援を乞われた毛利家は、村上海賊に頼ろうとする。織田方では、泉州淡輪の海賊、眞鍋家の若き当主、七五三兵衛が初の軍議に臨む。武辺者揃いの泉州侍たち。大地を揺るがす「南無阿弥陀仏」の大合唱。難波海で、景が見たものは――。激突の第二巻。

感想・レビュー・書評

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  • 第2巻は、織田方軍勢と一向宗門徒たちとの攻防がメイン。我らが主人公景姫の活躍の場はあまりなく、彼らの戦いを見守るばかり。第3巻に期待しよう。

  • 七五三兵衛と義清の男の友情(?)にやられた。

  • 第2巻は真鍋海賊七五三兵衛が大活躍のターン。
    本物の戦を知らない景が面白ければ織田が勝とうが大坂本願寺が勝とうが関係ないというゲーム感覚で高台から戦を見ているがそれが読者と同じ目線で面白い。
    いまだヒロインのいいところがでてこないが大丈夫か。

  • ・泉州には「半国の触頭(ふれがしら)」(p36)。
    「沼間(ぬま)家」「松浦(まつら)家」プラス躍進してきた眞鍋家。
    このへんの泉州侍の方言丸出しのガンの飛ばし合いみたいな描写が笑える。もう。その辺の大阪のおっさんやないか。

    ・景モテモテである。でももとが喪女だから、行動が怪しい

    ・武将自ら料理をするのはさほど珍しいことではない(p84)、とか、この時代の貞操観念とかの話が面白い。

    ・初登場時から好きだったけど、眞鍋家の七五三野兵衛(しめのひょうえ)が素敵すぎる。料理もそうだし、大阪のおっちゃんといった行動、人柄もそうだし、何といっても「わしは心肝をとりにきたさかい」(p117)「男がほんまに望んだら、絶対諦めたらあかん」「叶わんまま死ぬだけじょ。せやけど踏ん張った自分(わが)ちゅうもんだけは残る。へこたれたらあかん」(p118)とかね、もう素敵すぎる。

    ・七五三野兵衛のルックスが「ヴィンランド・サガ」のトルケルで固定されてしまった

  • ずっと読みたいと思っていて
    文庫になるのを待っていた本だったのだけど
    どうも、内容が自分の中に入っていかない
    何だかんなぁと思いながらも読み進めるも、進まない
    で、とうとう2巻で挫折です
    ん〜、本屋大賞よ

  • 大坂へ上陸し、泉州の海賊にちやほやされるという当初の目的を果たした景ですが、後半では影が薄く七五三兵衛が主役みたいな扱いでした。本願寺の門徒側、織田軍側、どちらの登場人物にも思い入れが出てきただけに、合戦の場面が辛い……。指揮官が馬鹿だと従う兵士が気の毒だというのはいつの時代の戦も変わらないですね。いよいよ信長登場、源爺と留吉の行方も気になるので、続けて3巻目に行きます。

  • 元年9月9日読了。
    大阪本願寺門徒の熱い信仰も、信長の怒涛の進撃の前では何の意味も持たなかった。
    戦国武将の死生観に、感動。
    この巻は主人公の景よりも、泉州淡輪海賊や織田方武将の話の方が面白かった。

  • 七五三兵衛の巻。
    睨み合っていた男たちが戦場でお互いを認め合う様は、王道ではあるが、だからこそ心を打つ。
    自分を認めさせることはその行動をもってしか叶わず、他人を認めることは自分自身に確たる誇りを持っていなければ叶わない。
    その様に憧れも抱くが…、果たして自分は自分に誇りを持てているのか、誇り高い行動ができているのか。答えは決まっている。この本は自分の生き方、行動を振り返る良い機会を与えてくれた。

  • 2019年6月1日読了。

    景が門徒を連れ大坂に行き、泉州海賊の眞鍋七五三兵衛と会い、暴れる。

    雑な感想。

  • 第二弾
    馬鹿にされた信長の使者を切り、一向宗徒信長とそれに見方する泉州の地侍、これらの闘いに巻き込まれるがまだ第三者
    激しい戦いが展開し、死兵となった一向宗との闘い
    信長の登場で先ずは区切りか

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