村上海賊の娘(二) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349794

感想・レビュー・書評

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  • ほぼ合戦でした。

    戦闘は中距離・遠距離からの俯瞰のような、わりと大味な描写だったように思います。

    それが良い意味で漫画のようにイメージできて読み進めやすかった。

    主人公の景がほぼ活躍なし、泉州侍回でした。

  • 色々と話が動き出してきた2巻。

    がっつり戦闘シーンもあり、脇役が活躍しててカッコイイ。そして主人公が空気

    海賊の話かと思いきや陸上戦しかしていない。
    海賊王になる話かな?
    ☆3.3

  • 第2巻は、織田方軍勢と一向宗門徒たちとの攻防がメイン。我らが主人公景姫の活躍の場はあまりなく、彼らの戦いを見守るばかり。第3巻に期待しよう。

  • ・泉州には「半国の触頭(ふれがしら)」(p36)。
    「沼間(ぬま)家」「松浦(まつら)家」プラス躍進してきた眞鍋家。
    このへんの泉州侍の方言丸出しのガンの飛ばし合いみたいな描写が笑える。もう。その辺の大阪のおっさんやないか。

    ・景モテモテである。でももとが喪女だから、行動が怪しい

    ・武将自ら料理をするのはさほど珍しいことではない(p84)、とか、この時代の貞操観念とかの話が面白い。

    ・初登場時から好きだったけど、眞鍋家の七五三野兵衛(しめのひょうえ)が素敵すぎる。料理もそうだし、大阪のおっちゃんといった行動、人柄もそうだし、何といっても「わしは心肝をとりにきたさかい」(p117)「男がほんまに望んだら、絶対諦めたらあかん」「叶わんまま死ぬだけじょ。せやけど踏ん張った自分(わが)ちゅうもんだけは残る。へこたれたらあかん」(p118)とかね、もう素敵すぎる。

    ・七五三野兵衛のルックスが「ヴィンランド・サガ」のトルケルで固定されてしまった

  • うーん
    景の登場しない戦のシーンがぜんぜん面白くなくて、ちょっと読み飛ばしちゃった。

  • やっと盛り上がってきて、最後に織田信長が登場した。
    どんな風に戦が行われているのかが、よくわかるようだった。

  • 第2巻は真鍋海賊七五三兵衛が大活躍のターン。
    本物の戦を知らない景が面白ければ織田が勝とうが大坂本願寺が勝とうが関係ないというゲーム感覚で高台から戦を見ているがそれが読者と同じ目線で面白い。
    いまだヒロインのいいところがでてこないが大丈夫か。

  • 信長って恐ろしいのね。

  • 魅力的な登場人物が多い!
    まあ、自分がこうは出来ないのでそう感じるのかも知れないけれど、漢気あふれる気持ちいい展開に読みふけりました。
    3巻にきたいが膨らみます!

  • 2巻はいよいよ、泉州侍の登場。
    職場でネイティブの泉州弁を聞いているので、親近感がわく。
    本願寺の門徒VS織田軍の戦いが描かれるが、戦法などの話が興味深い。
    真鍋と沼間、それぞれの優れた大将がお互い心の中で尊敬し合うシーンが好きだ。
    それが良すぎて、景が少し邪魔に感じるほどだった。

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