村上海賊の娘(二) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349794

感想・レビュー・書評

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  • 大坂についてから戦が始まって攻防戦が一段落するとかろまで、つづきを見ていないので戦自体の成り行きはしらない。2巻終わりは後詰めで織田軍が駆けつけるところまで。

    前半は泉州侍と景とのやりとりのみで話がすすまない中盤のたるんだところかなと感じたが、戦が始まったところから巧みな描写で物語が描かれまるで映像作品を見ているような気分になる。

  • マンガみたい読みやすい

  • 面白かった

  • 一巻からずっと、ページを捲る手が止まらない。
    日本史が苦手だったという単純な理由で歴史ものは避けてきたが、このシリーズに出会ってから、逆に日本史をもっと知りたいという気持ちがとても強まっている。

    今回は特に合戦で活躍する泉州の男達がめちゃくちゃかっこよく、それぞれの心意気に天晴な気持ちだった。キャラクターも立っていて、終始わくわくが止まらなかった。これぞ小説の醍醐味。
    早く続きが読みたいです!

  • まだ中盤なので4で!全然5付けていいです笑

    一巻より遥かに読みやすい。視点が景と、七五三兵衛、義清がメインで進む。
    天王寺砦と木津砦から始まり戦が激しくなっていくところは見物。戦の流れで進んでいくから場面はほぼ飛ばなく、読みやすい。
    色んな男たちが出てくるけど、それぞれ性格や心情が違っていて、魅力的なキャラクターになってる。
    多分顔はタイプじゃないけど、豪快でみんなの兄貴、七五三兵衛はなかなかカッコイイ。铦を投げて戦うのは一種の特殊能力。異次元の強さで笑えてくる。

  • 感想やレビューは全巻読了後に。

  • 期待通りに面白い展開に。
    第1巻の美醜の価値観の違いも興味深かったけれど、第2巻の戦場におけるリーダーの資質とそれが兵達の士気に与える影響と戦況の変化もまた興味深い。
    本筋とは違う部分にいろいろと読みどころがある作品です。
    信長と景が対面するとどうなるのか、毛利の兵站は実現するのか、次作も楽しみです。

  • 話の奥深さはないが、単純に楽しめる本

  • 一巻から楽しんで読んでいます。登場するキャラクターが皆いきいきとしていて現代小説にない意外性を愉しんでいます。

  • いよいよ織田軍と本願寺が開戦。

    真鍋七五三兵衛の活躍が凄い。三国志の張飛や呂布のような獅子奮迅の暴れぶりが爽快。他の海賊たちも戦の前は曲者揃いに見えたけれど、いざ始まるとみな勇猛な漢で印象をガラッと変えてくれる。

    しかし、死を恐れない門徒の群れは強い。追い詰められたところで、颯爽と信長公が登場。次の巻が楽しみ。

    主人公は場を乱すばかりで残念だったが、きっとまた見せ場があるのだろうから、その点も期待。

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