村上海賊の娘(三) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 124
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349800

作品紹介・あらすじ

織田方の軍勢は木津砦に襲い掛かった。雑賀党一千の銃口が轟然と火を吹き、その猛攻を食い止める。本願寺門徒の反転攻勢を打ち砕いたのは、京より急襲した信長だった。封鎖された難波海へ、ついに姿を現す毛利家と村上家の大船団。村上海賊には、毛利も知らぬ恐るべき秘策があった。自らの家を保つため、非情に徹し、死力を尽くして戦う男たち。景の咆哮が天に響く――。波瀾の第三巻。

感想・レビュー・書評

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  • 戦いの非情さを思い知らされ、戦の場から身を引こうとしていた景姫は、「他人のために戦っている」門徒たちのために戦おうと、再び立ち上がる。
    景姫の反転攻勢が始まる。物語はいよいよ佳境へ!

  • 「退けば地獄」とは残酷で卑怯……姫も戦の非情さと、己の未熟さに打ちのめされ、挫折を味わいました。中盤、またもや影が薄くなりましたが、終盤、失敗を糧に復活。青くても無謀でも、そうこなくっちゃ。型破りなのは主人公の特権です。鬼手ってそういうことかと、村上海賊の秘密が明かされたところで終了。やっと村上海賊の活躍の場が出てきそうな完結の最終巻へ行きます。

  • エンターテイメント。
    現時点では、この作品から人生訓を得ることは無いかなぁ。

  • 第一次木津川口の戦い。毛利、村上水軍、大坂本願寺vs 最強織田軍、泉州水軍。大坂本願寺への兵糧は?景姫は?

  • 村上海賊の娘三
    180820読了
    今年60冊目今月3冊目
    #読了
    #和田竜
    #村上海賊の娘三

    戦への憧れは、現実を目の当たりにして悲壮感に変わっていく。
    まっすぐな、眩しいくらいまっすぐな登場人物に胸を打たれる。

    村上海賊の封じ手、鬼手が明かされて、いよいよ最終巻へ。

    自分も青臭いと言われるほどのまっすぐさをいつまでも持っていたいなー。

    村上海賊の娘三 読了 和田竜

  • 織田信長が、室町幕府の最後の将軍 足利義昭を奉じて、西に勢力を伸ばそうとしていた時代である。

    信長と大坂本願寺の戦いで、村上景は、源爺とかわした極楽往生の約束を果たしに行くのだが、、、
    留吉から「帰れ!」と言われる。
    留吉には、極楽黄土の礼にと、戦場に赴した挙句「退かば地獄」と脅かされたことを理解しつつも信心を堅持し、決して退かないと、思っているのだ。

    景は、己の甘さと振る舞いに、多少腕が、多雨のを花にかけて、甘い夢想を抱き戦いに出たいと、豪語していた自分は何と、幼稚であったのか、、、、

    この三巻は、景の「失意」の章なのか、、、

    七五三兵衛は、源爺が、哀れと思っていても、向かってくる敵は、息の根を断つしかないと、、、
    ―――自家存続――

    一度戻った景は、おとなしく小袖を着ていたのが、、
    戦など嫌いだ!と、父武吉に甘えていたのだが、、、

    上杉謙信が動くか!
    謙信が近江や京都に迄 攻め上がった時を備えて、武吉は、少なくとも岩屋迄、駒を進めておかなくては、、、、息子元吉ヘ能島村上の軍勢を引き連れ 岩屋へ赴けと、命令するのであった。
    毛利家が、催した船団の 乃美宗勝と共に、向かうのだが、、、、、前に進むべきか、後退して戻るべきか、、

    そして、景にも、おとなしく結婚か? 
    それとも闘いか?
    二者選択は、難しい。

    しかし景は、飛び出して行く。
    「鬼手」か!
    雪崩のごときもの、二との力で止められるようなものでない闘いへ、、、
    七五三兵衛との談合も駄目であったのに、、、、そして、景の危機!!!!
    「船曳網漁」のように、海の上で、袋の鼠状態になった景・・・・・

    さてさて、、、第四が、気になる。

  • 2018.7.26完了
    惰性で読み切る。

  • 七五三兵衛の「戦とは何か」という話が原因でしょんぼり能島に帰った景が、父・武吉に戦況を聞かされてからの展開が面白すぎる!!

    そこからページをめくるスピードが上がりました笑

    4巻どうなるんかなぁ。

  • 三巻読了。
    最後の方、トリハダ。
    ああいう展開は、やっぱり痺れる!
    *
    続けて四巻へ。

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