- 新潮社 (2016年7月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (372ページ) / ISBN・EAN: 9784101349800
作品紹介・あらすじ
織田方の軍勢は木津砦に襲い掛かった。雑賀党一千の銃口が轟然と火を吹き、その猛攻を食い止める。本願寺門徒の反転攻勢を打ち砕いたのは、京より急襲した信長だった。封鎖された難波海へ、ついに姿を現す毛利家と村上家の大船団。村上海賊には、毛利も知らぬ恐るべき秘策があった。自らの家を保つため、非情に徹し、死力を尽くして戦う男たち。景の咆哮が天に響く――。波瀾の第三巻。
感想・レビュー・書評
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だからね、わい言ったやん
あれ?言ってなかったっけ?
いや、言ったわー
間違いない
間違いなく言った
「本屋大賞舐めんな!」と
だって全国の書店員さんがよ
その年のおすすめ第1位に選んだ作品がよ
面白くないわけないもの
そんなことが起こるわけないもの
万が一面白くなかったとしたら、それはもう読み手側に問題あるわ
申し訳ないけどそれはそうよ
はいというわけで、相変わらずがっつり書き手の手のひらの上で踊りまくる、簡単な読み手代表ひまわりめろんさんです
魚心あればたなごころですよ(水心な)
はい3巻の初めでがっつりへし折られます
そりゃそやろ!景姫そりゃそやろ!
そして傷心のまま里帰り…からのーです
からのー…やっぱり自分の信念を貫き通す!!です
はい来た
そりゃそやろ!景姫そりゃそやろ!
そう来たらもう、わいも手のひら返しまくりです
手のひらの上で手のひら返しまくりです
ひらひーらです(何それ)
あっという間に大応援団です
観光バス15台です
そしてもう来たー!
村上海賊来たーー!からの怒涛の第4巻!行くでー!
景姫がばれーー!
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「者ども、死ねや!」
なんかコメディーみたいにみんなやけくそだなぁ。
景姫、盛り上がって来ましたよ。傍若無人なまま突っ走ると思ってたけど、優しさを持った侍でしたね。
さて、結末は。
皆、派手に死んでいってしまうのだろうか、、、 -
人それぞれ、想いの違いもあり、また方向は違えど同じ志で戦に挑むなか、景の戦への心構えとその変化がテーマになっている三巻。
史料が頻出し、背景をよく補足してくれるのがとても助かる反面、それが物語の進みを遅くしているのが計四巻になる理由か。
次巻がラスト、どう決着するか楽しみだ。 -
2巻では合戦が起きていたけどなんとなく平和な雰囲気があった。主人公の景姫にはあまり関係のない戦だったし。
ところが3巻に入って次々と色んなことが……
なんだか景姫のいじらしさに胸がきゅうっとさせられた。
それでも男たちは揺るがぬ武士の心。
それぞれの人がそれぞれの思惑で動いてゆく。
激動の3巻だった。
最終巻も楽しみに読んでいくぞ。 -
武吉はうつむき、しばらくの間、黙った。だが、やがてその肩を揺らすと、痛快と言わんばかりの哄笑を放った。
「俺の子だなあ」
ほどなく乱世は終わる。海賊の栄華も終焉を迎えるはずだ。それを分かっていながら自家の存続に汲々として戦するなど、空しい限りだと思っていた。
なのになぜ戦うのか。
その答えを目の前の娘が持っていた。他愛(たわい)もない、限りなく浮世離れした答えだったが、武吉の心は動かされた。それどころか、その青臭い言葉にうなずいている己自身を、どこか見直すような気分になっていた。(244p)
映画でいうと、ちょうど90分経った頃の話がこの巻である。観客はここで「何か」を持って帰らないと、何のためにお金を払って二時間使ったのか、ということになってしまう。
何かとは、「何のために戦うのか」ということだ。
景は、己の現実離れした考えに、とことん嫌になる。なるほど、戦国時代の戦は、何よりも「自家存続」云うなれば「自分の利益」のためである。そのためには忠義もない。単なる情に流されてはならぬのである。
しかし、海賊とは何なのか。もともと武士ではなかった。農民でもない。彼らは自由だった。もともと自由を求めて、生きてきたのではなかったか。そんなことは、この小説には一言も書いてはいない。そして、私は武吉の気持ちが良くわかる。景の気持ちも。
次巻、和田竜による小説版映画作品、果たしてどう決着つけるのか。期待に応えてくれよな。
2016年8月読了 -
起承転結の転。眞鍋も好き、景も好き。男気溢れる侍達がどうしようもなく格好良い。景がとうとう目覚めて、戦へ。鬼手の意味がわかった時鳥肌がたった。最高に面白い、最終巻が楽しみ!
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1巻より2巻、2巻より3巻!
どんどん世界に引き込まれて、どんどん面白くなっていく。
日本の海賊の知識はまったくなかったけど、カッコイイ!とにかくカッコイイ!
武士ともまた違う独特なしきたり、負けん気の強さ、血の気の多さ。
歴史を踏まえながらも、一人一人のキャラクターがしっかり書かれていて、みんな好きになる。
3巻は景親が推せる。 -
戦いの非情さを思い知らされ、戦の場から身を引こうとしていた景姫は、「他人のために戦っている」門徒たちのために戦おうと、再び立ち上がる。
景姫の反転攻勢が始まる。物語はいよいよ佳境へ! -
3巻目読了。
戦のリアルがよく描写されている。戦は華々しいものではなく、自家を存続するためのもの。
景姫の成長がとてもよく表現されている。また、それに従い弟の景親も成長している。若い衆が成長すれば、大人たちは黙ってない。そして、鬼手の意味や伏線回収が綺麗にされた。ここから、最後まで一気に展開していくのが楽しみ。 -
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続きが気になる!
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ようやく3巻読了。
3巻の残り3分の1ぐらいから、やっと物語が動き出して、読めるかなってなってきたところ。
1、2巻いるかな?4巻に分けなくても全部で1冊にまとめられたんじゃ…
次の4巻…乗りかかった船かな…どうしよう…マンガの方が面白そう。
なんでこの本、本屋大賞? -
一度能島でしおらしくなったと思ったら、やっぱり景姫!
1人でも突っ走る姿はかっこいいです。
ワクワクして読み進めるのが止まりません。
このままいっきに最後まで読んでしまいそうです。 -
ここに来て胸熱な展開
家のためではなく、他者の信念のためという叫びだな
そりゃぁね、このまま終わったらタイトル詐欺ですし
詳細な感想は4巻の方でまとめて -
いよいよの海戦…に至るまでの話が凄か
った。眞鍋も村上も沼間も児玉も雑賀もそれぞれの立場で熱い。冷静になると馬鹿でもその熱さがまたいい。この戦の行方と、景が目的をはたせるかどうか…とても気になります。 -
表紙の絵のせいか、ジブリかワンピースを思い出す。そのうちアニメ化ありそう。
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七五三兵衛にやり込められた景はお姫様・夢見る乙女であった。
ただ、このまま大人しく奥に入るとは思えなかったが、こんな展開になるとは。
ワクワクした。
終盤の村上・毛利の漢たちの心意気にスカッとした。
次巻、最終話、期待が高まる。 -
表紙絵、景が泣いています。さんざん打ちのめされて、落ち込み泣きながら瀬戸内へ戻る話です。
前巻から続く、泉州侍たちによる大阪本願寺攻めは、信長の登場で一気に戦局が変わる。やはり信長は強い。個人の強さというより、そこにいるだけで敵に恐怖を与え、味方の士気を上げる。
一向宗門徒は本願寺に押し戻され、雑賀党の捨て身の鉄砲一斉射撃で辛うじて本願寺に籠城、雑賀党は一斉射と同時に各自の判断で散らばり、この地から遠く逃げるしかなかった。
この戦いを見物していた景は、一向宗の「退けば地獄、進めば極楽浄土」の教えに、反感を覚える。一向宗の教えは、どんな悪人でも最後の死ぬときに南無阿弥陀仏を唱えれば、極楽浄土へ行けると教えていたのではないか。これでは詐欺で、門徒を騙した事になる。そんな欺瞞の為に戦う事が納得いかず、源爺と留吉を木津砦から救い出そうと駆け付ける。
だが、どんな戦いでも、どの陣営でも、兵を鼓舞して時には騙すのは戦の常道。己の信念の為などという景の考えを、七五三兵衛は「おもんない奴」と蔑む。景は本物の戦を見て、自分の憧れは未熟だったと思い知らされ、逃げるように大阪を後にしようとする。途中で雑賀党の鈴木孫市の敗退も助け、孫市からも助けられながら。
弟の景親も、ここまで落ち込み腑抜けた姉を見るのは初めてだった。かくして故郷の瀬戸内へ戻る。もう戦に首を突っ込まない、海賊働きもやめる、そう誓いながら。
その後、難波海は、眞鍋家ら泉州海賊の大船団で壁を作り、完全に塞がれた。大阪本願寺と木津砦への兵粮入れルートは完全に断たれ、一向宗門徒たちからは悲鳴が上がる。
景の落ち込みっぷりが半端ない。ここからどう立ち上がり、どう戦うのか、無理じゃないかと思えるほど。
村上海賊と毛利家は、千隻にもなる大船団で、難波海へ向かうが、果たして泉州海賊の船団を突破して兵糧を運び入れられるのか。もちろん景はその船団にはいない。兄の元吉と、弟の景親のみを送り出し、当主の武吉は娘の景を可愛がるだけ。
難波海へ着いた村上・毛利連合軍は、難波海入り口の岩屋城付近に一度停泊。勉強だけしていた頭でっかちの長男・元吉が意外な度胸を見せ、泉州海賊船団の真正面に陣取るが、睨み合いが続くだけ。いつになっても戦が始まらない。
信長により泉州海賊を仕切るよう命じられた眞鍋七五三兵衛も、敵の大船団にどう仕掛けるか、考えあぐねていた。船団から兵粮船を差し引いた軍船の数がカギだが、敵の船団の総数と、軍船の割合が正確に分からない。いっそのこと信長を見限るか。
泉州侍たちの面々も、特に信長には義理もないし・・・といった風潮。
一方の瀬戸内で景は、父の武吉からの考えを聞いた。上杉謙信が毛利家に呼応して兵を挙げる事を待っているが、おそらく謙信は動かないだろう。なので船団を一応派遣したという既成事実だけ作って、あとは大船団を引き返させる腹づもりだった。
これに景は激怒。兵粮が来ると信じていた一向宗門徒はどうなるのか、船団を見せただけで見捨てるのかと。
景はすぐさま難波海へ向かう。武吉も娘の行動を諦め、むしろ嬉々として送り出す。「鬼手(きしゅ)が出るぞ」と。
読んでいてなんとなく「鬼手」とは何か分かり始めてきたけど、まだはっきりと分からない。
難波海へ着いた景は、眞鍋七五三兵衛との交渉を申し入れる。景の輿入れ先として受け入れる決心をした毛利家の児玉就英も同行する。だが交渉は決裂。
村上・毛利連合軍は、攻めかかってくるかと思いきや、次々と難波海を後にして撤退していく。
だが、難波海に突入をかける50艘ほどの船団が。景が、鈴木孫市ら雑賀党を引き連れて、泉州海賊に立ち向かおうとしている。自らに立ち向かってくる景に、七五三兵衛は大喜びで「惚れちまうやろが!」と迎え撃つ。
そして、難波海を後にした村上・毛利連合軍の大船団では、ついに弟の景親が、知ってか知らずか「鬼手」を発動させる。
海賊の姫が、先陣を切って戦いに向かっている。これを見捨てる者は、村上海賊にいるのか!と。
これに村上海賊衆が応え、次々と船を難波海へ引き返させる。毛利家の船団も、これに続いて引き返す。
いよいよ互いの大船団がぶつかり、海の合戦が始まる。という所へ次巻へ続く。
とにかく燃える展開で、次回最終巻では艦隊決戦が繰り広げられるような流れ。
泉州侍たちも個性豊かで面白いが、村上・毛利連合軍の各武将もまた個性的。
まさに単身、強大な敵へ立ち向かうヤマト、窮地に陥ったヤマトへの援軍として駆け付ける防衛艦隊、はたまたデスラー艦隊のような展開。
頭の中では、宇宙戦艦による艦隊決戦で脳内補完して読んでました。 -
鬼手が何かがわかった。
ただ、盛り上がってはいるがまだ足りない気がする。
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そこまでは言うてない!w
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