村上海賊の娘(三) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.97
  • (109)
  • (215)
  • (102)
  • (10)
  • (0)
本棚登録 : 1205
レビュー : 114
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349800

作品紹介・あらすじ

織田方の軍勢は木津砦に襲い掛かった。雑賀党一千の銃口が轟然と火を吹き、その猛攻を食い止める。本願寺門徒の反転攻勢を打ち砕いたのは、京より急襲した信長だった。封鎖された難波海へ、ついに姿を現す毛利家と村上家の大船団。村上海賊には、毛利も知らぬ恐るべき秘策があった。自らの家を保つため、非情に徹し、死力を尽くして戦う男たち。景の咆哮が天に響く――。波瀾の第三巻。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 戦いの非情さを思い知らされ、戦の場から身を引こうとしていた景姫は、「他人のために戦っている」門徒たちのために戦おうと、再び立ち上がる。
    景姫の反転攻勢が始まる。物語はいよいよ佳境へ!

  • 憧れていた戦場の現実を知り、自分の未熟さを思知らされ、瀬戸内へ帰る景...。大人しくなるのかと思いきや...、怒涛の展開の「村上海賊の娘(三)」。自分の気持ちに真っ直ぐに向き合い一気に成長していく景の姿にぐいぐい引き込まれて行きます‼。いよいよ立ち上がった村上海賊達。間に合うのか...‼。

  • 「退けば地獄」とは残酷で卑怯……姫も戦の非情さと、己の未熟さに打ちのめされ、挫折を味わいました。中盤、またもや影が薄くなりましたが、終盤、失敗を糧に復活。青くても無謀でも、そうこなくっちゃ。型破りなのは主人公の特権です。鬼手ってそういうことかと、村上海賊の秘密が明かされたところで終了。やっと村上海賊の活躍の場が出てきそうな完結の最終巻へ行きます。

  • 三巻読了。
    最後の方、トリハダ。
    ああいう展開は、やっぱり痺れる!
    *
    続けて四巻へ。

  • 3巻は戦だからこその悲しい出来事から始まり、中盤までは全ての登場人物が何かを諦めたように自身に言い聞かせていくような、なんとも鬱屈した空気が続く。

    対して後半は、景姫のある決断を引き金に、村上、泉州どちらの海賊も吹っ切れる。鬼手恐るべしである。
    まるでオセロの石を一気に裏返すことができたのに似た爽快感を読んでて感じた。

  • 失意、そして再起の巻
    海賊 vs 海賊、秘策 vs 秘策
    爆裂

  • 登場人物それぞれの価値観に魅せられ、海賊達の快活さに胸のすく思いを味わった。彼らの凛々しさと愛嬌は凄惨な合戦の中でも殆ど変わることがない。退屈なページが一つもなかったのは、登場人物全員の魅力が作中でこうして相互浸透していたからだろうか。無粋なことは抜きに言おう。とにかく、面白い奴らっちゃ!

  • 感想は4巻で

  • ようやく娘が出てきた。

  • なるほど、なるほど。
    そうなのね、そういうことなのね。
    私の知ってる歴史小説の盛り上がりとは違う、まるで映画のよう。

    かなうのなら、私にも景姫の強さを!

全114件中 1 - 10件を表示

村上海賊の娘(三) (新潮文庫)のその他の作品

和田竜の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

村上海賊の娘(三) (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする