村上海賊の娘(三) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.95
  • (131)
  • (246)
  • (128)
  • (14)
  • (0)
本棚登録 : 1523
レビュー : 133
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349800

作品紹介・あらすじ

織田方の軍勢は木津砦に襲い掛かった。雑賀党一千の銃口が轟然と火を吹き、その猛攻を食い止める。本願寺門徒の反転攻勢を打ち砕いたのは、京より急襲した信長だった。封鎖された難波海へ、ついに姿を現す毛利家と村上家の大船団。村上海賊には、毛利も知らぬ恐るべき秘策があった。自らの家を保つため、非情に徹し、死力を尽くして戦う男たち。景の咆哮が天に響く――。波瀾の第三巻。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 戦いの非情さを思い知らされ、戦の場から身を引こうとしていた景姫は、「他人のために戦っている」門徒たちのために戦おうと、再び立ち上がる。
    景姫の反転攻勢が始まる。物語はいよいよ佳境へ!

  • 「退けば地獄」とは残酷で卑怯……姫も戦の非情さと、己の未熟さに打ちのめされ、挫折を味わいました。中盤、またもや影が薄くなりましたが、終盤、失敗を糧に復活。青くても無謀でも、そうこなくっちゃ。型破りなのは主人公の特権です。鬼手ってそういうことかと、村上海賊の秘密が明かされたところで終了。やっと村上海賊の活躍の場が出てきそうな完結の最終巻へ行きます。

  • 「家の存続」という題目があるなかで、武士、海賊、あるいは姫が自らの行動に何を思うか。
    家とは次代を担う「人」であると断ずるものがある一方、家の「名」こそが家の本質だと結論を下すものもある。ともすれば家の存続という題目に疑問を投げ掛ける者もあり、そんな中で姫のただ「助けたい」という、青臭い、そして一途な想いは一際異彩を放つ。
    気付くか気付かないか。冲方丁の「もらい泣き」の感想でも似たようなことを書いたが、自分が思う正義は既に、常にそこに在る。強いものが強いのではない、気付いたものこそが強くなる。そう思った。

  • ここまできてやっと景のことが魅力的に感じるようになった。ラスト1冊、楽しみ。

  • 第三弾
    木津砦の攻防が、景はまだ傍観者、眞鍋海賊と泉州侍と本願寺、信長の出陣と根来鉄砲集団、最後には一揆勢の敗退?
    最終章へ向けての序章?

  • 鬼手とは何だったのかが明かされれ海賊の魂が咆哮をあげる第3巻
    景姫があまりに無鉄砲で物語に乗り切れなかった
    忍びの国のお国もそうだけど和田先生はこういうアホがつく無鉄砲な女性がお好きなんですかね(笑)

  • おお!景ちゃん主役の座を奪い返したんちゃうか。いてもうたれや

  • ★評価は読了後に(いつ最終巻を読むのか分かりませんが)。
    微妙にストーリー展開が鈍い感はしなくもないですが、それよりも自分の勝手知ったる場所がもう遠くになってしまったのかな?と多少感傷的にもなったりして。
    歳を取るとはこういう喪失感と向き合うことなのかもしれず。

  • ようやく3冊目読了。面白くなってきた

  • 面白くて夢中

全133件中 1 - 10件を表示

村上海賊の娘(三) (新潮文庫)のその他の作品

和田竜の作品

村上海賊の娘(三) (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする