「夏彦の写真コラム」傑作選 (2) (新潮文庫)

  • 新潮社 (2004年4月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784101350189

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

独特の視点から写真と社会を切り取るコラム集は、昭和から平成にかけて連載された作品であり、時代を超えて楽しめる内容です。著者の山本夏彦氏は、厭世観とユーモアを絶妙に融合させ、読者に深い洞察を提供します。...

感想・レビュー・書評

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  • 昭和54年に連載開催、以後平成14年まで続いた週刊新潮の「夏彦の写真コラム」から抜粋。新潮社はその後、写真を前面に押し出した写真週刊誌『フォーカス』を発刊した。家元、スーダン・ソンタグ著『エイズとその隠喩』の感想文を就活で提出し、新潮社の最終面接時に「貴社の『フォーカス』での、田中角栄元総理ロッキード事件収監写真には震えました。是非私も参加したい」と、言ったところ、「じゃあ、書きたいんだよね」と、言われ落ちた。
    ほとんどのコラムに、当時附載されていた写真がないことが残念である(ほんの数点しか写真がない)。山本夏彦氏の文章の何が面白いのかと言えば、哲学者ショーペンハウアー並みの厭世観とディッケンズ並みのユーモア、そして恩師長谷川如是閑並みの諧謔性にある。まあ、新潮社そのものが、家内工業制出版社、文藝春秋社と比べてひねくれているので、私は好きだ。

  • 同じ題材をなんども主張できるのは、この人くらいではないでしょうか。
    ちょっと口が悪いけれど、なんだか納得して読んでしまう、辛口コラムです。
    古さを感じないです。

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著者プロフィール

山本夏彦
大正4年東京生まれ。コラムニスト、作家。「室内」編集・発行人。昭和22年『中央公論』に発表した「年を経た鰐の話」が坂口安吾らの目にとまり、注目を浴びる。その後、出版社勤務を経て昭和33年、月刊インテリア専門誌『木工界』(36年に『室内』と改題)を創刊し、以来編集に携わった。『週刊新潮』『文藝春秋』などにコラムを連載、一貫して、世相をするどく諷刺する辛口コラムを得意とした。昭和59年第32回菊池寛章を受章。
著書に『日常茶飯事』『編集兼発行人』『死ぬの大好き』『完本文語文』『「室内」40年』『私の岩波物語』などがある。平成14年に10月に死去した。

「2022年 『無想庵物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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