草祭 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 860
レビュー : 111
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101351315

感想・レビュー・書評

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  • 妖しくて美しい土地「美奥」を舞台とする短編集。恒川さんの世界観が、この美奥を巡ってとても良くまとまっています。どのお話もハッピーエンド!良かったね!なんて言えるものでは決してなく、むしろ切なくてもの悲しくてどこか残酷にさえ思えてしまうのですが、読み終えた後の余韻は不思議と穏やかで。どうしてこんなに惹かれるんでしょう。特に印象的だったのは「くさのゆめがたり」。美奥の原点は圧倒的に美しかったです。

  • 【収録作品】けものはら/屋根猩猩/くさのゆめがたり/天化の宿/朝の朧町
    「美奥」という場所の不思議。ファンタジー色が強いが、気味の悪さが残る。

  • 20130405再読

  • けものはら / 初出 小説新潮 2007年6月号
    屋根猩猩 / 初出 小説新潮 2007年9月号
    くさのゆめがたり / 初出 小説新潮 2007年12月号
    天化の宿 / 初出 小説新潮 2008年3月号
    朝の朧町 / 初出 小説新潮 2008年6月号
    解説 (吉野仁)

    『草祭』2008.11 新潮社刊 文庫化

    カバー装画 ウラモトユウコ
    カバー印刷 錦明印刷
    デザイン 新潮社装幀室
    印刷 大日本印刷
    製本 憲専堂製本

  • 美奥
    美しい山奥
    大昔からある美しい場所であり、人知を超えた異界

    ふとした瞬間に日常から異界へと迷い込んでしまう
    しかしそれは偶然ではなく必然
    異界といっても実はそれは
    登場人物自身の心の中のことを作者は表現していると思った
    読後はそんなに悪くない

  • もうちょっと深く、聞いた詳細に書いてくれたらなぁ。でもそしたら恩田陸になっちゃうか。

    美奥という土地に惹かれた。恩田陸の常野物語に通じるような。

  • 美奥という土地の不思議な話。
    短編ごとに語り手が違ったり、時間が違ったりするのが、余計に美奥という舞台を面白くさせている。

    猩々という短編は、連作短編としてはもちろん、これだけでも十分に楽しめた。この世界、楽しそう。
    即席の、被害者の会もオチとして上出来。笑ってしまった。

  • ゾゥッとする

  • 「美しい山奥」、美奥を舞台に紡がれる異界とこちらの世界の境界線上。あやしくて美しい話ばかり
    個人的にその世界の原点の話が好きなので、『くさのゆめがたり』がお気に入りです

    収録作品:『けものはら』『屋根猩猩』『くさのゆめがたり』『天化の宿』『朝の朧町』

  • 現実と異界の境界、というのを上手く表現している。
    どの話も不穏で、そして美しい。

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著者プロフィール

1973年東京都生まれ。2005年、『夜市』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。同作で直木賞候補に。14年、『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞。著書に『雷の季節の終わりに』『秋の牢獄』『南の子供が夜いくところ』『竜が最後に帰る場所』『金色の獣、彼方へ』『南の子供が夜いくところ 』『スタープレイヤー』『ヘヴンメイカー』などがある。

「2019年 『白昼夢の森の少女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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