- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101354118
作品紹介・あらすじ
私嘘つきなの。嘘つくの大好きなの-そう言って、佐野洋子はふっふっふっと笑う。オンオン泣いて、ゲラゲラ笑い、ホンネを吐いて生きるのを楽しむ。「正義」ってものが大嫌いで、好きな人とはめっちゃくちゃ愛しあう。ハハハ、だって勝手じゃん。嘘のようなホントもあれば、嘘よりすごいホントもある。男も女も子供も読め、涙がでるほどおもしろい、元気がでてくるエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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このひとから
あの猫が生まれて
そして死んだ
もう生き返らない
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洋子さんのお友達の話として紹介されていた、「二十六万円の羽根ぶとんの快楽」に感銘を受けた…!
この先の人生に、ひんやりやわらかい高級羽根ぶとんにくるまって眠る日が待っていることを思えば、たしかに勇気が湧いてくる。
このアイデアは是非真似しようと思った。
確かにとても女性っぽい内容に、ウンウン頷きながら、とっても面白い。バランスのよさ、鋭さが気持ちいい。
愛に満ちたひねくれもののお姉さん、大好きだ。-
「バランスのよさ、鋭さが気持ちいい」
エッセイは、いつもワぁ~って思いながら読みました。ホント歯に衣を着せない方でしたね。
イラストの方がと...「バランスのよさ、鋭さが気持ちいい」
エッセイは、いつもワぁ~って思いながら読みました。ホント歯に衣を着せない方でしたね。
イラストの方がところどころ、照れ隠しがあるように思うのは考え過ぎ?2012/07/09
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帯通り。佐野洋子は正しい、その上おもしろい。
読んでる間何度も、この人っていつの時代の人だったかなと確認した。
戦後に生きて、新幹線が開通した日に乗った人。
今の時代でも見事におもしろく、新しく、おもしろい。
やっぱり佐野洋子さんが好きだ。 -
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「すっきりはっきり言ってくれる」
歯に衣を着せぬ素晴しい人でした。もう少し色々書いて欲しかったなぁ~「すっきりはっきり言ってくれる」
歯に衣を着せぬ素晴しい人でした。もう少し色々書いて欲しかったなぁ~2013/06/26
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一編ずつのまとまりが良い短編集。親子のあり方、恋愛と結婚、美術についてなど話題が豊富。
先鋭的なフェミニズムからは少し距離を置きつつ、昭和当時のジェンダー的な事などに問題提起をしてます。全く押し付けがましくないのが素晴らしい。 -
恋について、子どもについて、
説得されてしまった気分。
でも、これが自分の母でも、恋人の母でも、
どっちもちょっと嫌だな、とは思った。
近くにいないので、ステキと言っていられる。 -
痛快な文体。新しい切り口で既製品を眺めるきっかけが散りばめられていて感嘆しました。
どうしてこんなにも面白い文章が書けるのでしょうか。 -
図書館でたまたま手に取ったエッセイ本。「100万回生きたねこ」の作者とあったので、借りてみた。おもしろい。ずいぶん昔に出された本だけど、共感できました。
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2020/12/14 読了。