向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 17121
レビュー : 2471
  • Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101355511

感想・レビュー・書評

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  • あらすじを読んで夏休みの冒険物語を想像して読むと大怪我します…
    なかなか人を選ぶ小説だなぁと。
    徐々におかしく不気味になっていく様子に、最後はどうなるものかと一気読みでした。

    2019.6.11

  • 読み終えた感想.......なんか凄い!!
    最初から少しずつ何かがおかしくなっていく感じでワクワクモヤモヤ‪w
    読み終えてもスッキリしたようでしてないようで.......
    でも、読んでない人はぜひ読んでみて欲しいと感じた1冊でした。

  • ネットの小説ランキングで見て読んでみたくなった小説

    ファンタジー?っていうのかわからないが、非日常の出来事が織り込まれた話しだった

    自分の理解力が足りないせいでもあるが、最後がよくわからない

    妹の発言が3歳の子供の発言とは思えない内容だったり、虫に生き返ったり
    自分には合わない内容の小説でした。

  • 僕の主観で進む物語。
    どこまでが現実かは分からない。

    もう一度読み返したい。

    クライマックスの僕の問いかけは泣いた。

  • 途中までは夢中で読んだ
    途中から少し緩慢に

  • 後半の謎解き部分に、ああなるほど…と思わされる。

    9歳の主人公と3歳の妹、生まれ変わったS君との夏休み。
    読みやすく小学生らしさが伝わってくる前半〜中盤と、歪んで直視できない、受け入れ難い現実の後半。
    このギャップがとても良かった。

    S君の死の真相を知りたいという気持ちで読んでいたが、この作品の重要な部分はそこではなかったのだ。
    伝えたいことを伝えるために、ミステリーという表現を使用している。
    そして私はそういう作品が好きだ。

  • 自分が初めて触れたイヤミスの類だと思う。
    正直初めて触れるにしては衝撃すぎる内容だったと思う。
    読了後、嫌な気分になったけれどそれほど読者の感情をかき乱すストーリーは圧巻。

  • 最初から引き込まれましたが
    途中からはホラー要素が強くなり
    サイコパス的な表現まで。

    でも、子供だからこその精神状態
    家族関係など、かなり深い内容だと感じた。

    決して非現実的ではなく
    誰にでも起こりうる要素もあると。

    最後の表現はかなり
    背筋がゾッとしました。

  • このような不思議な小説は初めて読んだ。
    終始気味が悪くて怖かったが読みやすかった。
    妹の正体は終盤になるまでわからなかった、、、
    結局は全部主人公の妄想だったのか、、
    特に最後、一人だけ生き残って、それでも家族の生まれ変わりと会話をするシーンが切なかった。

  • 後味が悪い作品との書評を基に、敢えて挑んでみた。道尾作品は、初体験である。冒頭30ページほどで、幾つかの生命が奪われていてのっけから胸糞が悪くなる。そして物語が進むにつれ、作者が意図したミスリードに巻き込まれているのを実感。ただしそのミスリードは、そこで終わるミスリードではなく二重三重に仕掛けてくる、やっかいな代物だ。

    この作品をホラーと読むのかミステリーと読むのかは、読者に委ねられている。はっきり言って、好き嫌いが分かれるだろう。実際は、ホラーとミステリーと読者の好き嫌いまで計算されて、不快を通り越して、推理小説的な痛快さと冒険小説のようなファンタジーさなどをすべてを孕んだ、エンターテインメント小説なのだと言えるかも知れない。

    東野圭吾 著『むかし僕が死んだ家』やビデオゲーム『サイレントヒル2』(コナミ)が好きな人は楽しめると思う。『むかし僕が死んだ家』にもサイレントヒルを感じるが、この『向日葵の咲かない夏』は『サイレントヒル2』に絞ってもいいと思った。そこにある人間の闇としては、遠くないだろう。

    小説を書きたい人間からすると、この作品のチャートを書き出してプロットを浮き彫りにさせることで勉強になると感じた。物語を盗用したいという訳ではなく、小説としての骨組みを勉強するという意味でね。

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著者プロフィール

道尾 秀介(みちお しゅうすけ)
1975年、兵庫県生まれの小説家。玉川大学農学部卒業。会社員生活を続けながら小説を執筆しており、2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。
2007年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞。2009年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。2010年、『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞受賞。『光媒の花』で第23回山本周五郎賞受賞。2011年、『月と蟹』で第144回直木賞受賞。直木賞にはこの作品で5回連続のノミネートだった。
その他代表作として『向日葵の咲かない夏』があり、文庫版は100万部を超えるベストセラーになった。『カラスの親指』は映画化された。
ほか、横溝正史ミステリ大賞、新潮ミステリー大賞の選考委員を務める。

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