大川契り: 善人長屋 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 24
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101357775

作品紹介・あらすじ

掏摸に騙りに美人局。住人が全員悪党の「善人長屋」に紛れ込んだ本当の善人・加助が、またしても厄介事を持ち込んだ。そのとばっちりで差配母娘は盗人一味の人質に。長屋の面々が裏稼業の技を尽して救出に動く中、母は娘に大きな秘密を明かす。若かりし頃、自らの驕り高ぶった態度が招いた大きな罰のことを──。流れゆく大川が静かに見つめた、縺れた家族の行方を丹念に描く人情時代小説。

感想・レビュー・書評

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  • 前巻を読んでからだいぶ間が開いてしまったが問題なく読めた。短編が嫌いなはずの私も思わず唸らされるほどの小気味良い出来。特に各話の幕引きが、唐突でもなくモヤモヤが残る訳でもなく切れ味が良いと思う。

  • シリーズ3作目。
    相も変わらず加助さん、人助けに精を出していました。
    しかも、加助さんの人助けのせいで、お縫ちゃん一家がピンチに!!

    お縫のお兄さん、お姉さん、両親の出会いなどなど。
    差配さん一家の内側が垣間見える作品でした。
    久しぶりに長屋のメンバーにも会えて、楽しく読了です♪

    しかし、どうしても加助さんが好きになれないな~(笑)

  • 201807/

  • 一筋縄ではいかない人の面白さ、強さを感じた

  • 安定の加助さんの善行に、それを半ば諦めて巻き込まれてる長屋の面々。善人長屋を読んだのが結構前だったので、長屋の裏家業や人柄とかを忘れてるところもあったんですが、やっぱりおもしろかったです。お縫ちゃんの姉のお佳代、気持ちはわかるけど…自分がしんどかろうなとかわいそうになりました。文さんとお縫ちゃんもこれからどうなることやら。鈍いからな~2人とも。幼なじみは難しい。

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プロフィール

1964年、北海道中川郡池田町に生まれる。北海道帯広三条高等学校を経て、東京英語専門学校を卒業。 2005年、『金春屋ゴメス』が第17回日本ファンタジーノベル大賞 大賞を受賞しデビュー。2012年、『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞を受賞。2015年、『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞を受賞。

「2018年 『秋葉原先留交番ゆうれい付き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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