中吊り小説 (新潮文庫 よ 18-50)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 502
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101359113

作品紹介・あらすじ

電車の車内で、あなたは何をしていますか。時間を持て余した時、誰もがふと見上げる中吊り。JR東日本の中吊りに連載されて話題となった19編の「中吊り小説」が遂に一冊になりました。吉本ばななから伊集院静まで、当代きっての人気作家達が描く、恋愛小説、幻想譚、コント、エッセイ、メルヘンなどなど。単行本収録の8編に、文庫化にあたり新たに11編を加えたお得な完全版です。

感想・レビュー・書評

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  • 秋元康の話がずば抜けて好みでない。
    話というか文章の書き方。

  • 小説よりも昭和の香りを記したエッセイが何となく良かった。

  • JR東日本のキャンペーンでつくられた電車内中吊りポスターの連載小説だけあって、数分でさらっと読めるのが気軽でよかった。

  • Tokyo物語
    が印象に残っている。

  • 2017.5.28 リビングにて

  • 90年頃に東京のJRで、当時の人気作家が中吊りで小説を連載するというキャンペーンがあったそうで、それをまとめたもの。中には秋元康みたいに殴ってやりたくなるくらいテキトーなものもあるが、さすがと思わせるような作品もある。

  • この中吊り小説は是非電車に乗車中に読んで欲しい
    という位、車内にマッチする作品だらけ。
    リアルタイムに、中吊りで読んでみたかった!

    どれも素晴らしい作品だらけだけど、私が1番好きなのは高橋三千綱さんの「心の風景 第三話 繊細」。
    登場人物が2人ともとても素敵で、私もこんなあたたかい人たちになりたいと目頭があつくなりました。

  • おもしろーい!!!
    この企画またやってくれないかなあ。

  • 面白い企画ですよね。

  • 合間にさらっと読める本を求めていたのだが、適任の本だった。

    文はもちろん、絵まで様々で面白い。
    連載物ならではの雰囲気が、ユルさが心地よかった。

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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)、2022年『ミトンとふびん』で第58回谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『吹上奇譚 第四話 ミモザ』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

「2023年 『はーばーらいと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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