よしもとばななドットコム見参!―yoshimotobanana.com (新潮文庫)

  • 新潮社
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本棚登録 : 267
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101359182

感想・レビュー・書評

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  • よしもとばななさんの公式ホームページの日記を書籍化したもの。
    掲載されている日記は2001年5月から12月まで。
    日記のそこかしこにこの前に読んだ『王国』シリーズの世界に通じるものを感じた。
    読んだばかりだからそんな気がするだけかなと思ったけれど、『王国その1』が2002年の作品のようなのであながち外れてもいないかもしれない。
    小説とはまた雰囲気が違うけど、よしもとばななさんの感性の瑞々しさを日記からも感じた。
    光に溢れているというか、それも太陽の光で、水面に光が反射してキラキラしているようなそんな印象を受ける。
    怒りの日記もあるのだけど(虹の湯のこととか、行ったこともないのに覚えてしまう程のインパクト…)、それも濁りがないような。

    日記は2002年以降もずっと書籍化されているようなので順番に読んでいきたい。
    最近自分の日常が若干非日常的でワクワクドキドキしながら過ごせていて、そのせいか小説よりも日記の方が読みやすいみたい。
    好きな人のこと、好きな場所のこと、好きな食べ物のこと、好きなもののこと、…たくさんの「好き」がストレートに表現されているから考え過ぎてしまうような時にはいいのかもしれない。
    あと、ちょっとずつ読めるところも今の自分に合っているのかも。

  • シリーズ第1弾。著者の公式ホームページに掲載された日記をまとめた本です。

    よしもとばななが旅と食と友にまつわる日々の出来事を、飾らない文章で書きとめたもので、まとめて読むよりも、ちょっとした空き時間に手を伸ばしたくなる本です。

  • 「しかしその直後に私も当時の彼氏のことをみてもらい『この男の人は一生仕事はぱっとしないけど、ずっと肌もきれいで絶対にはげないよ』と言われた。それがなんだというのだ!と私は思ったが、まわりはやはり大笑いだった。」楽しいけど、日記だから話がぴょんぴょんする。日々の記憶を読むのは自分はあまり向いていないのかも。

  • (2014.07.22読了)(2005.09.16購入)
    この本は、「よしもとばなな」さんの公式ホームページからできた本です。その第1巻です。
    2001年5月から2001年12月までの分です。本の後ろの方には、Q&Aも収録されています。ホームページの質問コーナーに寄せられた質問に答えたものです。
    作家のホームページなのに、作家活動については、ほとんど述べられておらず、食べ歩きとか、個人的つきあいの話とか、旦那(ヒロチンコ)の話とか、旅行の話とか、他人が読んでもあまり面白いとは思われないようなものばかりです。それでもこのような本を読んでしまうのは、どんどん読み飛ばせるような、脱力感が心地いいためかもしれません。
    このシリーズは、すでに何冊も出ていますので、疲れるような本を読んでちょっと脱力したいときに手に取るのがよさそうです。
    「まえがき」にも、「ひまで、気が向いて、おこづかいがあまっていたら、読んでみてください。」と書いてあります。
    卓球と映画が好きで、英会話とフルートとフラダンスを習っていて、猫と犬を飼っている。体には二か所入れ墨がある。

    【目次】
    まえがき
    Banana’s Diary
    Q&A
    文庫版あとがき

    ●坂東真砂子さん(34頁)
    夕方からタヒチ在住の坂東真砂子さんに会う。かしこく誠実でキュート、すばらしい人だった。作家魂を感じる。彼氏も最高!!
    ●いやなお店(38頁)
    頑固とか無口、無頓着、無造作なのはいいけど、自分の感情をお客さんに出しすぎる店はいやだ。出さなすぎるところもいやだ。
    ●すすめられた本(44頁)
    すすめられたガンジーの自伝を紀伊國屋で買う。
    本そのものよりも、その人がなぜすすめているかの方が面白いことがよくあるが、今回はどうだろうか。
    ●桜の巨木(78頁)
    近所の一番好きだった桜の巨木が、家が取り壊されたのをきっかけに切られていた。
    あのちっぽけな敷地にめいっぱい新建材かなんかでできた家を建てたいがために、百歳かも知れない木を切るとは何事だ。残しておけば町もうるおし、家を災いから守ってくれるのに。そういう人には絶対に自然保護とか言わせない。
    ●象牙細工(95頁)
    ついまた象牙の美術館に行ってしまう。そして中国の人々の執念をみる。だって、外から象牙でかごをけずりだして、中に蟹をほりのこすなんて……。親子三代かかって作るとか。
    ●青山ブックセンター(152頁)
    夜は青山ブックセンターで、買わなくてもいいような本までたくさん買ってしまう。どうもあそこに行くと、頭のねじがおかしくなったかのように、本を買ってしまう。
    ●豊かさ(176頁)
    お金がない層の人に楽しいことやおいしいことが少ない国って、全然豊かではないと思う。
    ●人と比べる(182頁)
    自分の持っているものを人と比べて一生を終るほど空しいことはない。
    ●刺青(203頁)
    私にはちっぽけな入れ墨が二か所あります。今まで、世界中のいろいろな風呂に行きました。もちろんどこも入れ墨はお断りと書いてあります。
    ●食べて飲んで(270頁)
    帰りに乗ったタクシーがすごい割り込みをして、四台の玉突き事故に巻き込まれる。死ぬかと思った。
    死ぬかと思ったときに思ったこと「今晩悔いなく食べて飲んでおいてよかった」。情なし。

    ☆吉本ばななさんの本(既読)
    「不倫と南米」吉本ばなな著、幻冬舎、2000.03.10
    「ハードボイルド/ハードラック」吉本ばなな著、幻冬舎文庫、2001.08.25
    「虹」吉本ばなな著、幻冬舎、2002.05.10
    「体は全部知っている」吉本ばなな著、文春文庫、2002.12.10
    「子供ができました」よしもとばなな著、新潮文庫、2003.11.01
    「ひな菊の人生」吉本ばなな著・奈良美智絵、幻冬舎文庫、2006.04.15
    (2014年8月3日・記)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    卓球に熱中し、焼き肉を食べ、猫、犬、亀の世話をし、フルート、英会話、フラの習い事にも精を出す。タヒチ、マルタ、ローマ、台湾を旅し、日本の銭湯で激怒する。時にエネルギッシュ、時にしんみり…小説家の日常を大公開。Q&Aでは「愛の告白の仕方」にも答えます。公式ホームページから生まれたとっておきのプライヴェート本。

  • 「自分の中から出てきた言葉以外は、浮いてしまい、読む人が読めば絶対にわかります。それは作り上げるものではなく、出てきてしまうものなのでしよう。」 なるほど本当だ…

  • ついにこのシリーズを読み始めた。面白い!すごく近くの出来事のようだ。にしても、動き回ってるな~~~!私ももっと動こう!

  • ばななさんのブログをまとめたもの。この時期のばななさんのエッセイを読んでいなかったので、あぁ、あの作品が書かれ頃はこんな感じだったんだーと思いながら読みすすめました。いつも周りの方をだいじに思われているところ、見習いたい!

  • いろんな人と会って、おいしいものを食べて、映画を観て、本を読んで、美術館に行って…とてもすてきで羨ましい生活だ。仕事のことはそんなに書いていないからかもしれないけど、このアクティブな生活が、素晴らしい感性を作り出し、躍動感のある楽しい文章を生み出すのかなと思う。たくさん飲んで食べているけど、よくこんなにお腹に入るなぁと感心してしまう。

  • 発売当初から、リアルタイムで買ってきました。

    自分にお金がなくて、こんな自由な生活が出来ないとき、なんとまあうらやましい!とやきもちを焼きそうになりましたが。

    今読んでみると結構質素に暮らしている気がするし、いつも人にかこまれるばななさんの人徳ってすごい、と思います。

    ばななさんも銀色さんに憧れて、このシリーズを出したのかなあ。
    「つれづれ」好きにも、お勧めします。

  • 101223*読了

    ばななさんは本当にスピリチュアルな人なんだなー。惹きよせる力がものすごい。小説も向こうから惹きよせられてやってきてるんだもんなー。尊敬と畏怖の念にかられる。それでいて文章がおもしろい。自由すぎる!ヒロチンコ。ばななさんの食とお店に対する情熱には共感しきりです。あんなにいいものばっかりはまだ食べれないけれど。虹の湯への不快な思いを堂々と何度も書き連ねているところも自由すぎる。マルタはともかく、イタリアに行きたくなりました。

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