なんくるなく、ない―沖縄(ちょっとだけ奄美)旅の日記ほか (新潮文庫)

  • 新潮社
3.27
  • (15)
  • (41)
  • (88)
  • (13)
  • (7)
本棚登録 : 398
レビュー : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101359267

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • よしもとばななさんの、本当に旅をした際の日記です。時々出てくる写真もキレいですよ☆ 県外出身者はもちろん、県内の方も楽しめると思います!!!

    【琉球大学】ペンネーム:りんご

  • 沖縄行きたい~

  • あとがきで著者も、最初のころは文章が(沖縄に対して)遠慮がち、と書いているけれど、初めまして沖縄!のどきどきわくわく感、回を重ねての深い洞察へ至るまで、著者がだんだんと沖縄に親しんでいく様子が手に取るように伝わる。
    旅の途中で何気なく交わしている会話や、自然の描写から、よしもとさんの細やかで鋭い感性を感じることができるので楽しい一冊。
    途中に載せてある旅の写真に写るメンバーが、みんなのびのびと脱力した、素敵な表情をしているのにも惹かれます。仕事だから、とかではなく本当に相性のいいメンバーなんだな、と伝わってきます。

  • 2011.8 那覇空港で帰りの機内で読むために購入。

    行ってきた帰りなのに、また沖縄に戻りたくなった。
    ユタの神ダーリがずっと気になってる。

  • 2011年の本、11冊目。

    ただの、三十路女性の、旅行記。 (良い意味で)

    「この本は、読者のほうを向いているというよりは、旅であった人たちとの二度とない瞬間をどうしても書きとめたくて必死で追いかけているところのほうが多くて、どうにもこうにもぎこちなく、申し訳ありません。」

    (あとがきより)

    いえいえ、とんでもありません。

    瞬間を書きとめていくために、文章が時系列や場所を時折ホップする、
    そんな生々しさが、すごく文章に温かみを持たせているような気がした。

    だ・である調と、です・ます調の混合も、狙った感じじゃなく、
    文章の中の一人ひとりへの敬意が入り込んだ結果として、
    なんだかうまい具合に成立している。


    また、沖縄の自然、そして何よりそこの人々との交流を通して、
    筆者は都市の脆弱化・希薄化に疑問を呈していく。


    ちょうどこの本を読んでいたとき、母から電話があった。

    母は海外交流のNPOに所属していて、
    今まで何度ともなく海外旅行に行っている。

    アメリカ、韓国、メキシコ、台湾、南アフリカ、香港、などなど、
    その土地の人の家に泊まり、その土地の言葉をマネしながら覚えて、
    その土地の食べ物を美味しくいただき、その土地の文化を知り、
    その土地の人々とたくさんの友情を育んできた。

    が、これまで「マイルを貯める」という行為を一度もしていなかったらしい。

    「そんなん全然知らなかったのよー。だれも教えてくれないし。」
    と母が電話口でぼそっとこぼしたのを聞いた僕はふと、
    「ああ、これは沖縄の人々と同じなのかもしれない」と思った。


    沖縄の人々は、筆者は、(もしかするとうちの母も、)
    新しい価値・金・オトク を知らないままに、
    動物・植物・自然に、そして同じ人間に対して、

    「オープンで怠け者でシャイで気がいい」(本文より)

    態度をとっているのだと思う。

    筆者はこういう態度をとれる体勢のことを、
    「野生のセンサー」と表現しているけれど、なんかわかるなぁ。

    僕も、賢治記念館の横の森や、早池峰神社に行ったとき、
    目には見えないんだけど皮膚の上にあるような気がする
    汗腺のような感覚器が、ぐわーっと広がっていく不思議な感覚を覚えた。
    あれのもっと強烈なのが、沖縄に行くと味わえるんだろう。

    沖縄、いつか行ってみたいなぁ。

  • 寒い時に温かい場所に憧れるらしく、何故か読む。
    この人こうやってメモ代わりに記録したものでも恐ろしく文章上手い。まあ天才とはこういうものか。沖縄の巫女の話は面白いね。

  • 沖縄好きの人の旅ブログを読んでるような、それくらいの内容だった。そろそろ波照間が呼んでいる。2010/8/3(70-43)

  • とっても読みにくい…何でこんなに読みにくいのか?
    残念ながら、つまらなかった。

  • 「すごくおいしいね……どこでもいいから、ここでないところで、食べたかったなあ。」

  • 行けば誰もが感じるであろう沖縄の良さをありのままに綴ったような本。

    そうそう!そーだよねー
    って共感できることを面白おかしく書かれていると嬉しくなります。写真が美しいです。イラストは好みが分かれそうですが私は好きです。

    時には「こんなの一般人には無理だし。さすがは作家先生ですねー」というくだりもあるけど、まぁ一般人にレアな体験させても「すげー」で終わりですからね。遺せる人、生み出せる人にはコネでも金でも使って沖縄の空気を伝えてもらえばいいと思います。

全53件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

吉本ばなな(本名:吉本 真秀子 よしもと まほこ、旧筆名:よしもと ばなな)
1964年、東京都生まれの作家。日本大学芸術学部文芸学科卒業。卒業制作の「ムーンライト・シャドウ」が日大芸術学部長賞を受賞。また「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞、デビュー作となる。
1989年『TUGUMI』で山本周五郎賞を受賞。1996年イタリアのフェンディッシメ文学賞(35歳以下部門)、1999年イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門を受賞。2000年『不倫と南米』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。その他代表作に、映画化された『アルゼンチンババア』などがある。
海外での評価が高く、著作が多くの国で翻訳されてきた。

よしもとばななの作品

ツイートする