みずうみ (新潮文庫)

  • 新潮社
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レビュー : 188
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101359328

感想・レビュー・書評

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  • 中島くんとちひろさんが幸せになりますように。

  • 読みやすくて2時間半とかで読了。
    宗教に団体に巻き込まれてっていう人物の背景はよくある。これってなにかの事件がモデルなのかな?知りたい。

  • 独特だった。

    読んでよかったと思った。

  • 中島くんの深刻で厳しい体験と心の傷。
    みずうみのそばの友人。

    どこかはかなげな感じの彼ら。
    そのせいなのかそれともばななさんのタッチによるのか、深い悲しみも刺々しく突き刺すようなものではなく、薄いベールを通しているかのような感じで伝わってきた。

    ちひろと中島くんの距離感。
    無理をしないさせない感じがいい。

    地面から少し足が浮いてるようなちょっと浮遊したような感覚もあって、なんだか気になる作品だった。

  • 繊細さと鈍感さ、どちらも大切なものだと感じる。
    ここまで過酷な体験をする人はそうはいないだろうけど。

    この著者の心理描写が好きだなと思うけれど
    ひとつ気になる事があってイマイチ入り込めなかった。

    2人がお互い、窓の外を見て、気の合いそうな感じだとわかった、という設定。
    人が怖いという中島くん。
    もしも私が彼ならば、窓の外の人と目が合ったなら、もうそれだけで怖くなると思う。
    そこに対する作家の描写もあるにはあるのだけれど…
    私はこの出会い方は「ありえない」と思ってしまった。

    私の読み方が足りないのかもしれませんが…。

  • 今のわたしにとって
    読みながら 瞑想的になれる本は
    よしもとばななの本くらいだろうと思う

    わたしと、わたしの母との関係を
    新しい目で見つめ直すきっかけになった

    よしもとばななの本の魅力は沢山あるけれど、
    わたしが一つ挙げるとすれば、“いのちへの誠実さ”であると思う

    よしもとばななの作品は
    幸せな描写ばかりでないし
    悲しくてショックを受ける場面もあるけど

    登場するいのち、たとえば人や動植物、街や食べ物
    それらすべてに深い信頼と愛情のまなざしを感じる

    それは対象と一体化するようなべったりしたものではなく
    対象から一歩離れて注ぐあっさりとした陽の光みたいだ

    小説というフィクションとはいえ
    それを忘れずに描ききるという姿勢に
    惹かれるんだな きっと

    そういった姿勢を
    わたしも 人生の軸としていこうと思った

  • 20140918 再読

  • 小説を読んで、世界観に入り込むと
    本を読むこと自体がリフレッシュになるし、
    物語のふとしたところに、実生活に活かしたいような
    大切なことに気づかされる。



    以下引用。
    ◆大人になる気はなくても、こうして人は押し流されて
     選んでいるうちに大人になるようになっている。
     選ぶことが大切なのだと思った。

    ◆愛されているっていうのは、「この人に触っていたい、
     優しくしたい」 そう思ってもらうことなんだ。

    ◆ハムやお金に交換されてやってくるほんとうの気持ち。

  • 表紙だけでも「本っていいなあ」と軽率に思ってしまうほど、惹きこまれる、うつくしさ。
    写真もいいし、みずうみ、という文字のかんじもいい。すき。

    内容もきれい。
    中島くん、というのがいい。

    一緒にいる時間がどんなに長くなっても、どんなに深いことを伝えあっても、呼び方はずっと変えない。

    まだすべてを読めてませんが、今まで読んだよしもとばなな作品では恋人を名前で呼んでいることが多かったのに、この作品は終始苗字。
    その絶妙な距離感が二人の関係にひどく合っていて、心地よかった。

    あとやっぱり宗教のはなしは好き…♡
    自分がハマる予定は無いけど。

  • 好きだなぁ。

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著者プロフィール

吉本ばなな(本名:吉本 真秀子 よしもと まほこ、旧筆名:よしもと ばなな)
1964年、東京都生まれの作家。日本大学芸術学部文芸学科卒業。卒業制作の「ムーンライト・シャドウ」が日大芸術学部長賞を受賞。また「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞、デビュー作となる。
1989年『TUGUMI』で山本周五郎賞を受賞。1996年イタリアのフェンディッシメ文学賞(35歳以下部門)、1999年イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門を受賞。2000年『不倫と南米』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。その他代表作に、映画化された『アルゼンチンババア』などがある。
海外での評価が高く、著作が多くの国で翻訳されてきた。

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