猫といっしょにいるだけで (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
4.20
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本棚登録 : 179
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101363523

作品紹介・あらすじ

五十代、独身、母と二人暮らし。仕事のスランプで切羽詰る日々だった。訪れた神社で「しあわせをください」とつぶやいた翌日、庭の白木蓮の切り株に、彼らは舞い降りた。「猫は嫌いだし、生き物は飼わない」と決めていたが、愛護協会や保健所も頼れない……。やがて始まるにぎやかで、穏やかな日常。『日日是好日』の著者が描く、笑って泣ける猫日和! 『いっしょにいるだけで』改題。

感想・レビュー・書評

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  • もうもうもう、猫好きにはたまらないエッセイだった。猫ちゃんたちの毛並みの感触とか匂いとか、リアルに感じられてすごい。

  • うちの猫もそう!と何度も共感した。
    見た目関係無く、自分の家の猫は特別な猫。

  • 読み終わった後、心がじんわり温かくなって、幸せでいっぱいになった。
    猫との暮らし、猫を思いやる人々との関わりを、愛情たっぷりに文字にしてある。
    猫を愛する全ての人々に、そして、世界中の猫たちへの感謝が溢れ出す本。

  • 母猫と生まれたばかりを5匹の子猫、出会いと別れ、そしていっしょに暮らすことを決めた経緯が綴られた一冊。

  • どういうわけだが、森下典子さんとは相性が良いようだ。全く違った内容の本3冊。どれも自分にピタリときた。他のエッセイも読んでみたいと思う。

  • 201806/

  • もともと犬派の著者が猫を飼うはめに…。

    配置場所:2F文庫書架
    請求記号:645.7||Mo 65
    資料ID:C0036389

  • 図書館で。
    猫はちょっと…という方が猫を飼い始めてメロメロになる過程。うん、飼うと可愛いよねぇ…。

    いずれ来る別れを恐れてもう新しい命は飼いたくない、という気持ちはすごく良くわかるなぁ。でもまあご縁があったんだから…と思うと良い関係が築けているみたいで良かったなぁと思ったりもする。

    本音で言えば猫も屋外をウロウロ出来る社会だといいなぁとは思うけれども病気や事故、迷子や悪い人の事を考えると屋内飼育じゃないとやっぱりイカンのかなぁなんて思ったりもします。

  • 愛猫を亡くしてから猫と人のお話をいくつも読みましたが、一番共感出来た本です。
    森下さんの子供の頃に一緒にいた犬たちや、お父様が子供の頃に助けられなかった子猫のお話は、これ以上読むのをやめようかと思うほど胸が詰まりました。
    お父様の思い出の白木蓮の切り株の根元に舞い降りたミミちゃんと子猫たち。きっとお父様が子供の頃に助けられなかった子猫たちの生まれ変わりだと思います。そういう事、あると信じたいです。

    先に逝ってしまう猫。仕方のない事だとわかっていても寂しい気持ちはどうにもなりません。
    一緒にいられた日々が幸せだったと思っていますが、寂しい気持ちより幸せに思える気持ちが強くなる、そんな日が来るのかなと今はまだそう思っています。

    森下さんの真面目で丁寧な文章も大好きです。
    ミミちゃんも子猫たちも幸せになれて良かった。幸せになれると思ったからこそ森下さんのお家に来たのですよね。長生きしてくださいね。

  • フリーライターの作者は未婚の50代。75歳の母親と二人暮らしで、仕事に行き詰っている。
    そんなある日、庭で野良猫が5匹の子猫を産み、親子の生活が変わる。
    「猫は化ける」なんて嫌っていたくせに、その猫が乳飲み子をかかえた母親だと、子を産んだ女の「正義」がすべてに勝つのだ。

    周囲の猫好きの人の優しさ、その人たちが過去に飼っていた猫の思い出話、子猫の成長、里親に引き取られる別れのシーン等、幸せな話なのに、なぜかいちいち涙が出てしまう。
    とても良い話だったけど、もう少し猫の写真も載せてほしかったな。

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著者プロフィール

森下典子(もりした のりこ)
1956年生まれのエッセイスト。『週刊朝日』のコラム執筆を経て、1987年その体験を記した『典奴(のりやっこ)どすえ』を出版。代表作『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』は、大森立嗣監督・脚本、黒木華主演により2018年10月13日映画化され、樹木希林の遺作ともなり、大きな話題となった。他に、『いとしいたべもの (文春文庫)』『猫といっしょにいるだけで』などの作品がある。

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