陰陽師 阿部雨堂 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 61
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101364339

作品紹介・あらすじ

江戸は不忍池(しのばずのいけ)の畔で「阿部雨堂」を名乗る陰陽師。「安倍晴明(あべのせいめい)の傍流のそのまた傍流の末裔」と称し、占いから憑き物落としまで請け負うが、実は――。梅雨のある日、訪ねてきた客は三人の美しい町娘。丑の刻参りの標的がこの中の誰なのか知りたいという。雨堂は弟子のおこと、狂言作者・甲悦と調べに乗り出す。小粋でほんのり切ないお江戸呪(まじな)いミステリー! 『三人小町の恋』改題。

感想・レビュー・書評

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  • 2018/9/12(水曜日)

  • 2017.11.9読了

  • 阿倍雨堂とその弟子おこと。この二人がとても好き。この二人の今後が知りたなーと思える一冊でした。

    三人小町の恋騒動から始まって、常磐津のおときさんの ちょっとした正体に しんみりきちゃったり。
    次が出たらぜひ読みたい。

  • 本当は陰陽師としての力はないのに、陰陽師として生業を立てている「いかさま陰陽師」と、その弟子の話。
    お互い恋敵である3人の娘が、誰が呪われているのかを知りたいと訪ねて来たところから始まる。
    話にはおかしなところもあり、いかさま陰陽師は術ではなく、推理でその謎を解いていく。
    傷ついた人間が立ち直るために、前を向いていくために周りが助けていく人間模様、成長していくさまが描かれている。
    もっとライトノベル的なよくある小説かと思ったけど、割と重い内容で面白かった。

  • 長くて思いのばかり続いたので、軽いものが読みたくなって。初期の作品でした。
    この一癖ある陰陽師まがいのキャラクター、続編がでてもおかしくないですね。

  • 続きますよね…?
    甲悦さんがイイですね。

  • 改題前の作品を読んでいたのに気付かなかったくらい覚えていなかったけれど、田牧作品にしては魅力がないかな…。

  • もうちょっと、陰陽師色の強いお話かとおもっていたので、ちょっと物足りなさを感じました。

  • 「三人小町の恋」は読んでいたんだけど、改題と知らずに購入してしまった
    ぼんやりとしか覚えてなかったので、再度読んでみたけど・・・

    お嬢様達が色々やった理由がイマイチ納得出来なかったり、無駄におことageが
    鼻についたりで、当時も余り好きになれない作品だったと思い出した

    私の個人的な好みの問題も有るけど、おことが居ない方が話としてスッキリする
    気がする

  • 江戸時代を舞台にした粋で人情味溢れる痛快な事件解決譚。
    単行本のスカイエマ先生の絶妙なバランスの三人も良かったけれど、文庫版の表紙は丹地陽子先生の雨堂がとても色っぽい。

    タイトルがタイトルなので主人公雨堂が才気溢れる陰陽師なのかと思いきや、ルックスは良くていざという時の行動力もあるけれど、彼にファンタジックな能力はなかったりする。
    事件はやや強引な所はありつつも三人小町が雨堂を訪れた時点からは思いもよらない方向へ転がっていって、最後まで飽きなかった。

    続編あるのかなー、おことちゃんのこれからの成長とそれに振り回される雨堂と甲悦が見たい…。

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著者プロフィール

田牧 大和(たまき やまと)
1966年、東京都生まれの小説家。明星大学人文学部英語英文学科卒業。市場調査会社に勤務しながら、ウェブ上で時代小説を発表していた。2007年『色には出でじ、風に牽牛』(『花合せ』)で第2回小説現代長編新人賞を受賞。
代表作に、『花合せ 濱次お役者双六』などの「濱次シリーズ」、『鯖猫長屋ふしぎ草紙』の「鯖猫長屋シリーズ」などがある。

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