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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784101364759
作品紹介・あらすじ
古事記には謎が多い。勅命により編纂された歴史書でありながら記述が途中で終わり、200年もの空白があること。同時期の日本書紀と全く反対の外交姿勢をとっていること。さらに矛盾に満ちた序文の存在。黙殺された謎の数々を解き明かす中で浮かび上がる「秦氏」・「播磨」の重要性、そして最大のタブー“天皇の正体”――。代表作「正体」シリーズの集大成となる渾身の書下ろし。
感想・レビュー・書評
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この人の本初めてだが、一読、説得力に欠けるかな。
ただ、聖武天皇の下りは、割合納得できた。
ロマンを掻き立てる古代だが、結局資料の乏しさや、古代天皇陵の発掘を認めない宮内庁の姿勢等で、どうとでも書けるし、解釈できると思う。
専門家にも言い分はあろうし、門外漢も楽しめるから、それも良しとするか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
藤原氏を百済渡来系(本書では鎌足を百済皇子と同定)日本史の悪役と設定し、そこから古事記や天皇の権能を読み解く。面白いが、ここまで藤原氏vs天武系天皇、vs蘇我氏、vs他の貴族諸氏、vs源氏平氏と全方位敵だらけになると、さすがに単純化し過ぎでは‥と感じてしまう。
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古事記と日本書紀の矛盾などを指摘しつつ、著者なりの解釈を綴っているが、それもどこまで正確な根拠や証拠があるのかわからないので、一つの見方として受け止めれば良いかなと。
何れにしても古代史にはロマンがある。 -
根拠希薄な決め付けが多くて、あまり参考にならなかった。
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天皇家を滅ぼさなかった歴史が日本人の性質の根底にある気がする。
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古事記は日本書紀とは違い、物語性の高いものと思っていたが、確かに成立時期の近い記紀が並び立っているのは不思議だった。書名は刺激的だが、今上天皇への継続性の謎解きを、著者の推論を用いて書かれており、そのような解釈もありだろうと思いつつ読了。武士・大名のように生き残りのために堅固な城郭を必要としなかった不可侵性は、日本人の天皇に対する潜在的な想いが現れているかもしれない。
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「古事記」の詳細記述が顕宗天皇で終わっているのは何故?という疑問からスタートしていて、そこは面白かった。
ただ、いつものことながら、なぜそういう推定になるんだろう?とやや着いていけないところもあった。 -
著者は、藤原氏は百済王家の末裔で、政敵を次々と暗殺するなど手段を選ばずに権力を欲しいままにしたため、多の貴族のみならず天皇家からもおそれ嫌われていた、と見る。藤原氏によって臣籍降下させられ地方に追いやられて力をつけた源氏や平氏も、打倒藤原氏であって、先祖である天皇家は敬うべき存在であったため、天皇に取って代わろうとまでは思わなかったとか。藤原氏に対する秦氏の怨念なども描かれている。いずれも通説ではないようだが、意外と真実を言い当てているのかも。
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関さん、最初の頃よりも焼き直しが多いなー。
蘇我が改革派だったというのは個人的にもほぼ正しいと思うよ。 -
古事記成立に隠された秘密や天皇家の起源について考察。面白い自説を展開するので興味深いが、この人の本、そもそもトンデモ系らしい。
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古事記の謎を推理する本。天皇家の成り立ちにまで話は膨らむ。日本黎明期の豪族の動きや当時の朝鮮半島の事情、また、影の主役秦氏の事など興味深かった。
著者プロフィール
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