Story Seller〈2〉 (新潮文庫)

制作 : 新潮社ストーリーセラー編集部 
  • 新潮社
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本棚登録 : 3699
レビュー : 475
  • Amazon.co.jp ・本 (523ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101366722

感想・レビュー・書評

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  • 沢木耕太郎 マリーとメアリー
    カクテル。ブラッティマリーのうんちく話。ヘンリーをアンリって読んだりするようなこと。短すぎるし、あまり興味わかない内容でした。プロローグ的な感じなんだろうけど。

    伊坂幸太郎 合コンの話。
    さすがに面白い。登場人物が多い話は苦手なんだけど、しっかり読める。合コンに殺人犯がいるかも!?と思わせるシーンにはぞくぞくしました。SOSの猿に出てくるだれかが痛い痛いと泣いているというフレーズを思い出した。世界のどこかで人が死んだり、している中でどうしようもないんだ。


    近藤史恵 レミング
    たしかエデン。サクリファイス。の登場人物でロードバイクチームの駆け引きというか、単なるチームワークを乱すだけの話にしか読めなかった。正直言ってつまらん。

    有川浩 ヒトモドキ
    浮浪者の伯母が平和な一家を不幸にしていく、とても寂しい話。何を伝えたい話かわからなく。読後感も悪い。

    米澤穂信 リカーシブル リブート
    腹違いの姉と弟が引っ越してきた街での話。好きな話ではなかった。

    佐藤友哉 444のイッペン
    前作の東京タワーのてっぺんで殺人事件が起こる話の続編。今回は444匹の犬が短時間でいなくなってしまうものでセーラー服の探偵さんがでてくるコメディチックな話。初めから犬を移動したのではなく、犬が自らの足で移動したのではないか?と思いながら読んでいたらそのとうりだった。

    本多孝好 ヤドカリ
    連れ子のいる嫁の元旦那に会うという、なんだかほっこりする話。不良品に罪はないという言葉が印象的。



    1と3は読んでいたんだけど。今作が1番つまんないできでした。伊坂幸太郎以外はどれも残念なできでした。

  •  楽しみにしていた「面白いお話」シリーズ第二弾。ワクワクで手に取ったのだが、結果は惨敗だった。

     初っ端の「マリーとメアリー ポーカー・フェース(沢木耕太郎)」はカクテルの薀蓄にしか見えない。期待の「合コンの話(伊坂幸太郎)」はいつものぴったりはまるパズル感覚と軽快な会話が抑え気味で乗り切れない。気が付いたらわけがわからないままに終わっていたって感じ。

     気を取り直して自転車競技を題材とする「レミング(近藤史恵)」を読む。前回に続く話だから安心して読めるんだが、自転車競技の世界独特の感じがあり、心底理解できるかというと微妙なところ。次の「ヒトモドキ(有川浩)」は、。ゴミ集めのばぁさんを思いやるラストのホロリ感がいいんだろうと思うんだが、ちょっとばかり非現実的。

     「リカーシブル――リブート(米澤穂信)」は予知能力を持つ、血がつながっていない弟を軸に進むんだが、オチがはっきりしない。続くシリーズものの「444のイッペン(佐藤友哉)」は女子高生風探偵が活躍するのだが、むしろ前作で謎のままであった主人公の正体が少しずつ明らかになる過程のほうが楽しい。次には正体がわかるんじゃないかなぁ。

     ラストの「日曜日のヤドカリ(本多孝好)」が意外とよかった。爽快感さえ漂うこの親子3人のお話は、ぜひともほかのエピソードを読んでみたいと思う。この作者良かったな。

  • 今回ので一番印象的なのは、ヒトモドキかなあ。
    とにかく読んでる時の不快感は強烈。
    あと、リカーシブルはぞくっとする。
    なんとなく不気味で、気持ち悪い。
    中途半端に終わってしまったのは非常に残念。
    全体的に前作の方が面白かった気がします。

  • 沢木耕太郎『マリーとメアリー ポーカーフェイス』
    伊坂幸太郎『合コンの話』
    近藤史恵『レミング』
    有川浩『ヒトモドキ』
    米澤穂信『リカーシブル―リブート』
    佐藤友哉『444のイッペン』
    本多孝好『日曜日のヤドカリ』

    『Story Seller 1』と同じつくり。
    ただ1よりは面白みに欠けたかなと。

    有川さんと本多さんが文章が好みだということを再認識したくらい。
    短編はやっぱり時間の隙間に読むものだから
    驚きのある新鮮な内容を詰め込むのは難しいのかもしれない。

    作家入門書として読むならいい本だなぁ。

  • 読み終わった?というより、積読か??
    10頁ほど読んだがまったく興味がもてず撃沈。

  • 伊坂さんの話は面白かったです。
    しかし、この本全体としては面白い話とはいいがたいです。

  • このシリーズのセールスポイントは、『日本作家界のドリームチームが再び競演!』ということで、前回の第一弾『Story Seller』(新潮文庫、2009年刊)とほぼ同じ顔ぶれの作家の読み切り作品を収録している。道尾秀介が抜け、新たに沢木耕太郎が入ったのだけれど、エンタメ作家の代わりにドキュメンタリの旗手が入るというのがちょっと解せないが、、、 今回読んだ中で、まずまず気に入ったのは、『合コンの話』(伊坂幸太郎)と、『レミング』(近藤史恵) 、そして『日曜日のヤドカリ』(本多孝好) 。伊坂作品はかなり実験的で、自分の小説作法を開けっぴろげにしたような作品。作品の着想段階からあらすじ構成、どんでん返しのポイントまでを段取りと共に提示した上で、実際の作品を書き込んでいて新鮮。 近藤作品は、いつもの自転車競技『サクリファイス』もの。初めての人はとっつきにくいかもしれないけれど、すっかり著者自身の手の内なので馴染んだ人には安心できる内容。本多作品は、この中で一番ほっとする内容の作品かも。キャラクター設定はどうかと思うが、ほのぼのした読後感。 残念だった作品は『444のイッペン』(佐藤友哉)。この主人公キャラクターの言動や物の考え方に個人的にシンパシーを全く感じないので、著者の意図に興味が湧かない。 (ハードボイルドなテイストやクールさを強調したいのかもしれないけれど、、、) 各作家の作品の後に著作リストが載せられているところは非常に親切。気にいった作家の今後の読書ガイドになる。

  • 有川浩のヒトモドキ。筆者には珍しく、少々。読後感が悪い。主人公の一人称の進行となっているが、私ではなく、彼女という呼び方となっているのは、私としたくなかったのではないかと勘ぐってしまうが、そんなことはないのだろう。

  • 伊坂幸太郎と沢木耕太郎の巧さだけが目立ってしまう。残念。
    でもブラディメアリーを益々好きになった。

  • 1がとても面白かったので、2に多大の期待を寄せてしまった。
    がっかり。

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