Story Seller〈3〉 (新潮文庫)

制作 : 新潮社ストーリーセラー編集部 
  • 新潮社 (2011年1月28日発売)
3.47
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  • 285レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (536ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101366739

作品紹介

大好評アンソロジー第3弾のお届けです。前々作、前作に登場した超豪華執筆陣に加え、新たに湊かなえさん、さだまさしさんが登場。オール読みきり、読み応え抜群の作品を収録します。エッセイあり、ミステリあり、笑える話や、ホロリとさせる恋愛小説あり。あらゆる世代の方々にご満足いただける読書体験をお約束します。本とともに過ごす、至福の時間をお楽しみください。

Story Seller〈3〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 豪華な短編集です。
    読まず嫌いな私には、とても嬉しい一冊でした。
    どのお話も、その世界に引き込まれ、心地よく読むことができました。
    ミステリあり、ちょっと不思議なファンタジーありで大満足ですよ。

  • さだまさしさんって、あのさだまさしさんだったんだ!(笑)
    「片恋」最初は、文章が軽すぎて好みじゃないなぁ…と思っていたけど、
    読み進めていくうちにミステリの様相を呈してきて、引き込まれた。

    湊かなえさんの「楽園」は、予想外に(?)良い作品だった。
    後味悪い作品だろうなぁ~と構えながら読んでいたのですが、
    ピリッとした辛さはあるものの、希望のあるラスト。
    実はこれ恋愛小説だったのね。

    米澤さんの「満願」は単行本で読んだので再読。(普通は逆だけど)
    やはりこの作家さんは文章が巧いなと感じる。

  • 売れっ子を集めたアンソロジー。

    有川浩さんにはある意味イメージを覆されたけど、本来こういう部分含めて持ち味の作家さんなのだった。先日行った貴志祐介さんの講演でもあったように、表現する仕事に就く人にとって規制される言葉が増えることは商売やりづらくなって仕方ないだろうなぁ。

    個人的には米澤さんの作品が面白かった。

    さだまさしさんの作品は文章の流れに抵抗を感じるものの、氏がよく歌われているように「ちょっと地味」「お人よし」「不器用」「報われない」「でも頑張っている」人々が登場するあったかい作品でした。男性特有のロマンチシズム過剰な感もありますが…だってこれ実際あったら結構ホラーだよ?

    高校時代、熱心なまさしゃー(?)がいて、半ば強制的にベスト版を貸してくれたのでした。『つぐない』『無縁坂』『親父の一番長い日』とかね…。

  • 短編苦手だけど、作家が違うアンソロジーってことでさくさく読めました。

    沢木耕太朗「男派と女派」
    やっぱりエッセイなのかな?
    エッセイって苦手なんで、読み終えた直後だっていうのに、全然内容覚えてないw
    おもしろくなかったってわけじゃなく、「ふーん」って感じで読んだから心に残ってないんだと思われ。

    近藤史恵「ゴールよりももっと遠く」
    1・2の続きですね。2からだいぶ間あいたみたいだけど。
    短かったけど、男の世界というか、そういう設定は好きでした。

    湊かなえ「楽園」
    「告白」しか読んだことないんだけど、文章は読みやすくて好きです。海外、それも日本人がたくさんいそうな場所じゃないとこに一人旅とか自分だったら考えられないんだけど、読んでたらそれが正しい選択だって思えた。
    親のエゴ(?)に振り回された悲しい話しのようで、そこからの再生の話しのようで…。その内容に、見たこともないのにその場所を選んだことが「あってる!」と感じた。
    彼がかっこいいなぁ。こういうの好きだなぁ。

    有川浩「作家的一週間」
    今回はフィクション交えたノンフィクションな感じ。
    微妙に雑誌名とか変えてるけど、元がわかる感じがイイね。
    何も考えずに読んでたけど、図書館戦争でも取り上げてた言葉についてのネタに考えさせられた。
    あと、こんなふうに物語を考えていくんだなぁ。アイデアってこんな感じで思いつくんだなぁってのがわかっておもしろかった。
    こういう発想できるのが作家さんなんですねー。

    米澤穂信「満願」
    なんだろ、この方は1もそうだったけど、ちょっと現代より古い時代くらいを得意とする方なのかしら?
    男性作家さんなのに古風な女性の描写がうまいですね。
    虐げられつつ、芯の強いというか、表には出さないのに実は曲げない・・・みたいな女性のお話し。

    佐藤友哉「555のコッペン」
    1・2からの続き。
    前の2作もそうだったけど、殺人に対する「動機」が見えずに終わっちゃうんだよなぁ。これは殺人じゃないかもだけど、それでも死んだ理由がないまま終わるのは、私にはなんだかもやもやして気持ち悪い感じ…。
    このアンソロジーでしか読んだことない作家さんですが、他の作品もこんな世界観なんですかね?
    他作品タイトルみても特殊な感じするし、単独で買って読むことはないかも。
    でも赤井と土江田の関係がおもしろくなってきて、きらいではなかったです。

    さだまさし「片恋」
    歌手としてのさださんは母が好きな影響で私も好きなので、小説読んでみたいなーと思ってました。
    ココのレビューでも「よかった!」ってのが多かったから期待して読んだんだけど…うーん、内容はともかく、文章が…。
    1人称なのかそうでないのか…。
    自分のことを「私」じゃなくて「ワタシ」と書くとことか…。
    ちょっと苦手な文章でした。
    でも内容はみなさん言うようによかったかも。
    「愛の不在」「悪の不在」。
    短編ながらそこを書ききったのはすごいと思いました。
    他の作品も機会があれば読んでみたいかな。

  • 有川浩さん、目当てで借りた。作家的一週間は面白い。初めから、超特急(笑)そして、印象的だったのが、湊かなえさんの楽園。すこし、「さよならドビュッシー」と似てる、と思ったのは気のせい?身代りの場面が。
    ほんとに、ストーリーセラーは、はずれがない!!

  • 555の話はstory seller1からの続編であり謎が深まりつつ楽しかったかなヽ(^。^)ノ一番良かったものは最後の片恋です。

    さだまさしの小説とはどういうものだろうというちょっとした不安がありましたが、とても良いものでした。

    星5は片恋と湊かなえさんの楽園が良かったためです。

  • 有川浩さんの「作家的一週間」が読みたくて、借りました。
    面白かったです。

  • 有川浩は良かった。
    都市伝説良い。もっと読んでたかったなー。

    さだまさしは初読み。
    なんだか文章が古く、読んでるとイライラしたけど
    話の内容はとても良かった。

  • 前作までに登場した以下著者の作品を読んだ。

    「男派と女派 ポーカー・フェース」(沢木耕太郎)
    「ゴールよりももっと遠く」(近藤史恵)
    「作家的一週間」(有川浩)
    「満願」(米澤穂信)
    「楽園」(湊かなえ)

    本誌はかなり分厚いものの、後半2作品(ここに書いてない佐藤友哉、さだまさし)が半ページを占めるので、上記の作品群は少ないページでかつ読みきりなので非常に読みやすい。

    それぞれの著者の特徴が表現されてると思う。どれも色濃い作品であるが、強く記憶に残ってるのが、やはり沢木氏の作品である。(経験値が異なるが)こちらも思うあるあるという内容が書かれている。米澤氏の作品は、ミステリー話として証拠に関する記述はうまかったが、犯行動機が希薄なので腑に落ちない感じがある。湊かなえさんのは主人公のかなり複雑な心境を鮮やかな景色と対比させて表現していて面白かった。

    このストーリーセラーシリーズは今後も続いて欲しい。各作品の読みやすさ、普通なら読むことのない著者の作品を読めるのでとても良い。次は全著者の総替えでも、新しい著者に会えるならばいいのではないかと思う。

  • 2から引き続き読み進めました。

    沢木耕太郎「男派と女派 ポーカー・フェイス」
    近藤史恵「ゴールよりももっと遠く」
    湊かなえ「楽園」
    有川浩「作家的一週間」
    米澤穂信「満願」
    佐藤友哉「555のコッペン」
    さだまさし「片恋」

    さだまさしさんの「片恋」は、やはり歌手が本業だから、と期待しないで読み始めましたが、展開が気になり一気読みしました。主人公、南さんが腹を決めるところが好きです。

    あとは、佐藤友哉さんのこのシリーズは、まだ続きがあるようで赤井ちゃんとの展開が気になるところです。

    次、何に進もうかなー。
    ミステリーかファンタジーか、それともアネックスか。

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