本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369150

感想・レビュー・書評

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  • (2001.01.04読了)(拝借)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが…。幼い頃お美津に受けた恩義を忘れず、ほのかな思いを抱き続けた職人がことの真相を探る「片葉の芦」。お嬢さんの恋愛成就の願掛けに丑三つ参りを命ぜられた奉公人の娘おりんの出会った怪異の顛末「送り提灯」など深川七不思議を題材に下町人情の世界を描く7編。宮部ワールド時代小説篇。

  • ドラマが面白かったので原作を購入。
    期待を裏切らない面白さとドラマよりも増した風情に感服しました。
    あえて表すならミステリー風の時代もの、というジャンルになるかと。江戸の人情と風情がとても伝わりやすく、キャラクターも魅力的です。茂七親分がかっこいい。
    読了後しばらく浸っていたくなるような作品でした。完本が発売されるということなので読むのが楽しみです。

  • 本所深川の七不思議をからめた短編7話。面白かった。でも、最後の一話は謎解き要素が欠けてていまいちだったかな。

  • 送り提灯と置いてけ堀と消えずの行灯がすき。
    宮部さんは時代物が一番好き。本当に面白い。

  • 江戸物の短編集。深い推理等はないがつじつまが合わないところもなし。安定感のある一冊。

  • おかんの棚から借りたもの。

  • 昔読んだような気がしていたが
    登録していないってことは読んでいなかったってことか。

    宮部みゆきの時代物は好きだし相変わらず上手いとは思うんだけど、
    なんかちょっと小手先感が。
    ちょっと作りすぎっていうか。
    なので面白いんだけど★3。

    宮部みゆきの時代物には
    そういうのを感じさせないのもあるんだけどね。
    だけどちょっとこれは、
    締切りに間に合わせて書きました。って感じが。

  • こころにしみる。

  •  時代物で宮部みゆき初読。深川七不思議を題材とした人情もの。
     一つ一つの短編は独立しており、共通点は場所が深川というだけで緊密な繋がりがあるわけではなく、全ての話に出てくるのは回向院の親分こと、岡っ引きの茂七くらい。最後に種明かし的なことが語られる点は若干ミステリを匂わせるが、ロジックではなくあくまで人物の心情中心なのがいい。語り口もやわらかい。
     さらっと描写されているけれど、匂いとか手触りを感じるくらい江戸について詳しく調べあげられているように思う。
     親分が主人公の長編、『初ものがたり』も読んでみたくなった。

  • 舞台の町に伝わる「深川七不思議」を題材に収録された、7つの短編小説。
    「不思議」だけど、ホラーじゃない
    ちょっとサスペンスでがっつり人情
    そして読了後わかった。これ読んだ後に「初ものがたり」を読むべきだったのだと笑
    ま、おもろいからいいんですけど。

    【1.片葉の芦】
    七篇の中で一番!こんな短編に、これほどまでに「人情味」が詰まっているなんて!!むしろ溢れているし。
    切ないラストに、新しい出発の予感を感じさせるところまで。

    【2.送り提灯】
    想い人を案じる心が、恐ろしくも何だか暖かい「送り提灯」となってあらわれていたのかな。

    【3.置いてけ堀】
    恨みってこわいわん。なんか救われない話・・・
    茂七親分、犯人探しのやりかたが、ちょっとやりかたヒドイんじゃね!?

    【4.落葉なしの椎】
    落ち葉を掃いてきれいにしていたら、犯人が見つかったのに・・・悲しい過去を持つ主人公と被害者がオーバーラップ。

    【5.馬鹿囃子】
    女としてこれ分かる
    「あんただって馬鹿囃子じゃないか!」
    そう罵る狂女の気持ちも、それを聞いて、心を見透かされたように感じて恥じる主人公の気持ちも。

    【6.足洗い屋敷】
    主人公むくわれるといいね・・・

    【7.消えずの行灯】
    男女の怨恨って黒くて怖い。

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2019年7月10日『さよならの儀式』を刊行。

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