模倣犯3 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 5227
レビュー : 274
  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369266

作品紹介・あらすじ

群馬県の山道から練馬ナンバーの車が転落炎上。二人の若い男が死亡し、トランクから変死体が見つかった。死亡したのは、栗橋浩美と高井和明。二人は幼なじみだった。この若者たちが真犯人なのか、全国の注目が集まった。家宅捜索の結果、栗橋の部屋から右腕の欠けた遺骨が発見され、臨時ニュースは「容疑者判明」を伝えた-。だが、本当に「犯人」はこの二人で、事件は終結したのだろうか。

感想・レビュー・書評

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  • 群馬県の山道から練馬ナンバーの車が転落炎上。二人の若い男が死亡し、トランクから変死体が見つかった。死亡したのは、栗橋浩美と高井和明。二人は幼なじみだった。この若者たちが真犯人なのか、全国の注目が集まった。家宅捜索の結果、栗橋の部屋から右腕の欠けた遺骨が発見され、臨時ニュースは「容疑者判明」を伝えたー。だが、本当に「犯人」はこの二人で、事件は終結したのだろうか。

  • カズの必死の説得にはこちらまで心打たれ、胸くそ悪くてしょうがなかったヒロミについても、最後の最後でこれからの希望が見えてくるような想いを抱けた分、2人が死んでしまったことがなんともやりきれない。
    読者は全てを知ることができたけど、一番知るべき話の中の人々がこの真実を知る由がないなんて...。続きが増々苦しい。

  • 一筋縄ではいかない物語が進行中。

    ページを繰る手が止まらない!

    次!次を早く読もう!!

  • カズは死なないでほしかった。
    被害者の背景まで細かく綴られるから、感情移入してしまう。切ない。
    浩美も、許せないけどあんな過去を経験したら歪むだろうとも思う。
    そしてずっとピースと浩美の計画は完璧だと思い込みながら読んでいた自分がいたので、カズの指摘には、まるでわたしが浩美になったように、計画に対して一気に疑惑、不安が広がった瞬間だった。三巻は特に辛かったけど、本当に面白い。

  • 犯人サイドの視点の話が続く第三巻

    人間の光と闇の面をありありと見せつけられた感のある巻となっています。光の面では犯人の幼馴染の犯人に示す限りない優しさが読んでいてまぶしくて、とても切ない気持ちに……。一巻でその後の展開については軽く触れられているので、余計にその感情があふれてきます。

    闇の面ではやはり犯人の人間性が薄ら寒さすら感じさせます。いろいろな小説やドラマで、サイコパスの恐ろしさについて感じることは多いのですが、宮部さんの描くサイコパスは静かに心の深いところに迫ってくる怖さを感じます。
    そして犯人以外でも怖いのが樋口めぐみの存在。彼女は一巻に登場した右腕の第一発見者の少年とある因縁をもつ少女なのですが、彼女の常人から見ると非常にずれた行動が怖いです。というよりその行動自体よりも、その行動に対する彼女の並々ならぬ決意と行動力が怖いというか……

    犯人の闇と幼馴染の光。この二つの面がとてもドラマチックにまじりあって三巻の後半は一気読みでした!

    この巻で犯人サイドの話は終わり、いよいよ事件のその後の経緯に話が移っていきそうな感じです。事件の結末も気になるところですが、なぜこの物語で樋口めぐみという存在を出したのか、ということも考えつつ四巻に入っていこうと思います。

    第55回毎日出版文化賞特別賞
    第52回芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)
    2002年版このミステリーがすごい!1位

  • たぶん、3巻までがこの物語のプロローグなんだと思う。
    次巻から物語の本筋が始まるんじゃないかな。
    本当に面白い。

  • ようやく真相が明らかに。
    とにかく長い
    あと2冊もあるのかと思うと・・・

  • 読み進めれば読み進めるほど怖い笑笑
    突然男性二人組の死体が現れてそれは栗橋浩美と太っちょでのろまのカズ。
    カズはヒロミの嘘を簡単に見破ってたけれど、それでもヒロミを助けるために「山荘」までやってきた。
    カズはボコボコにされてしまうけれど、それでもカズはヒロミが長い間自分が生まれる前に死んだ姉の幽霊に悩まされていることが原因で人殺しをしてしまった、だから一緒に警察に行こう、と説得を始める。
    ピースはカズをひどく下に見ており、そのためカズがヒロミを説得する姿にひどくイラついていた。
    ヒロミは薬で眠らせたカズと、真面目な折り鶴を折るのが好きな木村という男性の死体とともに最初に殺したヒロミの元カノの死体が埋めてある幽霊ビルに向かい、全ての罪をカズにきせる予定だったが、車内でヒロミの精神状態が右往左往、運転しながら死んだ姉の幽霊だけでなくこれまで殺してきた女性たちの幽霊までも見えるようになってしまい、運転はままならない。
    カズはのろまながらもヒロミを支えようと必死だったが、最後はヒロミとヒロミの母親が幽霊(死んでないけど)となってルームミラー越しに睨み合い。どちらも視線をそらさず、その間ヒロミはハンドル操作をやめ、カーブから飛び出て真っ逆さま。
    この様子を山荘で知ったピースは声を出して大笑いし、4巻へ続く。。。
    ピースが圧倒的に天才なのか、でも子供なのか、頭脳明晰ではあるけれど自己中心的で4巻ではどんな展開が待っているんだろう〜

  • 2017/10/14

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。
1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。
大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。
『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2018年10月、『宮部みゆき 全一冊』を刊行。

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