模倣犯3 (新潮文庫)

著者 : 宮部みゆき
  • 新潮社 (2005年11月26日発売)
3.83
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  • 本棚登録 :5027
  • レビュー :269
  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369266

作品紹介・あらすじ

群馬県の山道から練馬ナンバーの車が転落炎上。二人の若い男が死亡し、トランクから変死体が見つかった。死亡したのは、栗橋浩美と高井和明。二人は幼なじみだった。この若者たちが真犯人なのか、全国の注目が集まった。家宅捜索の結果、栗橋の部屋から右腕の欠けた遺骨が発見され、臨時ニュースは「容疑者判明」を伝えた-。だが、本当に「犯人」はこの二人で、事件は終結したのだろうか。

模倣犯3 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • カズの必死の説得にはこちらまで心打たれ、胸くそ悪くてしょうがなかったヒロミについても、最後の最後でこれからの希望が見えてくるような想いを抱けた分、2人が死んでしまったことがなんともやりきれない。
    読者は全てを知ることができたけど、一番知るべき話の中の人々がこの真実を知る由がないなんて...。続きが増々苦しい。

  • 一筋縄ではいかない物語が進行中。

    ページを繰る手が止まらない!

    次!次を早く読もう!!

  • カズは死なないでほしかった。
    被害者の背景まで細かく綴られるから、感情移入してしまう。切ない。
    浩美も、許せないけどあんな過去を経験したら歪むだろうとも思う。
    そしてずっとピースと浩美の計画は完璧だと思い込みながら読んでいた自分がいたので、カズの指摘には、まるでわたしが浩美になったように、計画に対して一気に疑惑、不安が広がった瞬間だった。三巻は特に辛かったけど、本当に面白い。

  • 犯人サイドの視点の話が続く第三巻

    人間の光と闇の面をありありと見せつけられた感のある巻となっています。光の面では犯人の幼馴染の犯人に示す限りない優しさが読んでいてまぶしくて、とても切ない気持ちに……。一巻でその後の展開については軽く触れられているので、余計にその感情があふれてきます。

    闇の面ではやはり犯人の人間性が薄ら寒さすら感じさせます。いろいろな小説やドラマで、サイコパスの恐ろしさについて感じることは多いのですが、宮部さんの描くサイコパスは静かに心の深いところに迫ってくる怖さを感じます。
    そして犯人以外でも怖いのが樋口めぐみの存在。彼女は一巻に登場した右腕の第一発見者の少年とある因縁をもつ少女なのですが、彼女の常人から見ると非常にずれた行動が怖いです。というよりその行動自体よりも、その行動に対する彼女の並々ならぬ決意と行動力が怖いというか……

    犯人の闇と幼馴染の光。この二つの面がとてもドラマチックにまじりあって三巻の後半は一気読みでした!

    この巻で犯人サイドの話は終わり、いよいよ事件のその後の経緯に話が移っていきそうな感じです。事件の結末も気になるところですが、なぜこの物語で樋口めぐみという存在を出したのか、ということも考えつつ四巻に入っていこうと思います。

    第55回毎日出版文化賞特別賞
    第52回芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)
    2002年版このミステリーがすごい!1位

  • たぶん、3巻までがこの物語のプロローグなんだと思う。
    次巻から物語の本筋が始まるんじゃないかな。
    本当に面白い。

  • ようやく真相が明らかに。
    とにかく長い
    あと2冊もあるのかと思うと・・・

  • 一気読み。酷い目に合わされているのに、なぜカズは栗橋浩美に友情を感じているのか不思議だったが、最後まで読んで納得がいった。幼いころに優しくしてもらった思い出が忘れられないから見捨てることができないのか。カズはのろまだったが、ピースや栗橋と比べて一番「大人」だった。栗橋が殺人を犯していることに気づいていて、彼を正しい道(警察への出頭)に導こうと必死だった。本当の友達はピースではなく、カズだったのだ。栗橋のしたことは許されないが、どうしようもない両親の元で育てられた境遇には同情せざるを得ない。四巻に続く。

  • 2018年2月5日購入。

  • 栗橋とカズの意図せぬ心中に至る経緯。ちょっと長いし、カズの心理は理解できない。やれやれ、やっと止まっていた時間が動き出す。

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