模倣犯(四) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 269
  • Amazon.co.jp ・本 (533ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369273

感想・レビュー・書評

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  • まずまず。
    真犯人、網川の再登場。

  • 2017.1

  • 2017.2.5-12

  • 第4巻。

    一つの犯罪の報道について加害者、被害者、野次馬それぞれの捉え方がある。当たり前だけど。

    たとえ事実と違っていても一般的な真実としてい通ってしまう恐ろしさがある。

    加害者がなにを感じ、どういった経緯で犯罪を行なったかなんて、真相は本人から語るしかない。
    本人ですら、曖昧なことだってある。

    第三者がいくら主張したってそれはあくまで憶測でしかない。
    むしろそんな憶測をベースに警察が、マスコミが、世間が動かざるを得ないことに改めて気付かされる。

    結構危いものなんだ。

  • 物語は佳境へ…とにかく網川には反吐が出る。逆にこの仮面が剥がれていく様を見るのが楽しいのだけれど。ここにきてまた義男と真一がいい味出してくるし。さあラスト1巻!

  • 再読。
    第3部が始まる。事件後、世間が動き出す。加害者家族、被害者家族、警察、マスコミ。。さまざまな憶測が飛び交う中、ピースが顔を出し始める。出たなって感じ。本人は満を持して登場ってところだろうけど、そうはさせない。
    最終巻へ。

  • 登場人物が多い。一人一人の物語を読んでいると、自分自身を俯瞰的に見れる。哲学的ゾンビ必読書。

  • 高井由美子について。

    最初の由美子は活発で、視覚障害がある和明をちょっと見下している勝気な女性として描かれていた。
    が、和明が栗橋と事故死して、和明も犯人の一人として報道され、殺人犯の家族として過ごす中で憔悴しきっていった。
    ピースにそこを付け込まれ、操り人形のようになっている様は、これがあの由美子かと感じてしまう。

    真実を知った由美子は自殺しちゃうし・・・
    被害者たくさんいるけど、この由美子が一番救いがないんじゃないだろうか。

  • いやー、この作品、4巻から読んでみたかった、気もする( ´ ▽ ` )ノ。

    登場人物みんなの勘違い&思い込みがもどかしい(>_<)。
    全員、ピースの思うがまま、道化芝居を演じていることに気づかない(>_<)。
    由美子もまさか、めぐみを保護したとき、あれが自分の未来の姿だとは思いもよらなかったろうな(>_<)。

    イライラをつのらせつつ、ついに最終巻へ……( ´ ▽ ` )ノ。

    ……しかし、小説とはいえ偶然が多すぎるね( ´ ▽ ` )ノ。
    真一と豆腐屋さん・由美子とめぐみの出会い、めぐみと刑事のお見合い話、刑事の「悪い予感」等など……( ´ ▽ ` )ノ。

    2016/11/14

  • 滋子さんが、だんだん嫌な人間になっていく。
    これまでの事件の顛末を知っているから「あんた、何にもわかってないじゃないか!間違ってるよ、あんた!」と有馬さん口調で言ってやりたくなる。

    一方、有馬義男さんには好感がもてる。
    真相を知りたいという気持ちを大切にしながらも他人を気遣う姿、豆腐屋にしておくにはもったいないくらいだ。
    有馬さんは決して強い人間じゃないんだろうけど、それを隠さず、逃げずに、真剣に向かい合おうとしている。こんな風に歳を取れたらいいなぁと思う。

    ピースは一体何をしようと考えているのか?
    いざ、最終巻へ。

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2019年7月10日『さよならの儀式』を刊行。

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