- Amazon.co.jp ・本 (533ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101369273
感想・レビュー・書評
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最初は読みにくい。
物語は終了したのだと思っていたからだ。
だが、網川の登場からいっぺんする。
模倣犯のタイトル回収も気になりました。
特捜本部は栗橋・高井を犯人と認める記者会見を開き、前畑滋子は事件のルポを雑誌に連載しはじめた。今や最大の焦点は、二人が女性たちを拉致監禁し殺害したアジトの発見にあった。そんな折、高井の妹・由美子は滋子に会って、「兄さんは無実です」と訴えた。さらに、二人の同級生・網川浩一がマスコミに登場、由美子の後見人として注目を集めた――。終結したはずの事件が、再び動き出す。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かなり失速した感がある。1巻と2.3巻の内容が繋がっていく。滋子と高井由美子を中心に話が進んでいく。ピースの嘘くさい芝居が鼻につく。どんな風にラストに向かっていくのだろう。
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2022.1.13読了
3.0
遅遅としてなかなか進まず。
物語自体はとても面白いんだけど、言葉遣いや体制を古く感じてしまうからかな。
1つの事件に対して、加害者側や被害者側、警察、マスコミなどなど多角的視点からのアプローチがすごい。
それにしてもピ-スの破壊力すごいな。
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真相を知っているこちらの前で、登場人物たちが論理的に右往左往、紆余曲折するのを見せられるのが、少々ダレる4巻目。
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皆が不幸になっていく。真の犯人にはたどり着けるのか?たどり着けたとしても、皆の不幸さは変わらない事も分かっている悲しさ。
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噂に聞いてた中だるみ巻だったかな。最終巻は面白いらしいのでソチラに期待。
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フラストレーションを感じる巻だった。
樋口めぐみ、高井由美子、前畑滋子、古川真智子、可哀想でカッコ悪い女性が多くて残念。
もちろん彼女たちと同じ立場になった時カッコ悪くならない自信はないけど。小説なんだし有馬義男くらいカッコいい女性が1人いてもいいのになー
ピースも普通に新キャラとして登場して少し拍子抜け。本名を頑なに書かないのは意外な人物がピースだったという展開にするためかと思ってたのに。
読者だけがピースの悪意をわかっている展開にしたいのね。