ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (503ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369365

感想・レビュー・書評

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  • 事件のほとぼりが冷めることなく続きます。それどころか酷くなる一方。
    上巻と大きく異なるのはやはり、茂木の登場でしょうか。物語が2転3転するきっかけは彼にあります。彼は取材慣れしているため、巧みな話術で事件について聞いています。
    個人的に良かったのは、健一の一件ですかね。あれをキッカケに、まり子、行夫、涼子との関係が深くなったのが個人的にほっこりしました。
    終盤の茂木と涼子との会話は特に引き込まれました。お互い、賢いのが非常に魅力的です。涼子が何をするべきかハッキリしたというセリフは大きな覚悟を感じてかっこいいです。

  • 他のこと手につかないほど夢中なんだけど、先が長い!(笑)

  • 裁判の準備が面白かった

  • 上巻よりさらにのめり込んで読むことができる
    中学時代が懐かしくなる

  • 東京の下町、クリスマスイブの夜に中学の屋上からその中学校の男子生徒が転落死する。遺書はなかったが不審な点はなく、自殺と判断された。しかし、その少年は同じ学年の不良3人組によって突き落とされたという告発文がマスコミによって報道されることになり、事態は急変する。ここまでが「事件」のあらまし。
    ここまででは、なぜタイトルがソロモンの偽証なのか見えてかない。単なるミステリーと思いきや序章であることが後からわかる。

  • 次から次へと連鎖していく事件と登場人物の心情の動きに夢中になり、一気に読める。

    あまりの表現力にゾッとする場面も。



  • 長い。
    きっとおもしろいと信じて次巻に進む。

  • 頁をめくると人物相関図がありました。
    自分のメモ必要なかったかな。
    人物が大体把握できるようになり、物語がスムーズに読めるようになりました。
    どうなるのだろうと思いますが、楽しくはないです。

  • 2023-01-03 読了
    とても続きが気になる

  • 1巻よりするする読めた。それぞれのキャラが立ってきて面白い。個人的には垣内のサイコパスな感じがたまらない。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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