本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784101370132
みんなの感想まとめ
物語は、建設コンサルタントの二宮と暴力団員の桑原が産業廃棄物処理場を巡るトラブルに巻き込まれる様子を描いています。登場人物が多く、複雑な構図の中で二人が繰り広げるやり取りは、読者を惹きつける魅力に満ち...
感想・レビュー・書評
-
スカパーのドラマ化作品を観て依頼、本も読んだつもりでいました。
作品は違いますが、表面を擦った程度のドラマに比べると、小説の奥深さ、暖かさに改めて感謝!!
読書好きになって本当にヨカッタ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
疫病神こと、桑原と二宮のキャラだけなら満点なんだけど・・
物語としては。産廃処理場を巡るトラブルが複雑怪奇で、登場人物が多すぎて訳がわからない。その訳がわからない中を、疫病神コンビが動き回り引っ掻き回し、更に訳がわからなくなる。最後まで、事件の構図がスッキリとは私の中では落ちませんでした。お話としてはどうなんでしょうか。あまりにまとまりがなさすぎる気がしますが。
それでも読ませるのは、疫病神の二人がどんな危機に陥っても余裕があり機知に富んでいて、なんとも魅力的。さらに二宮の事務所のバイト悠紀も二宮の母親も魅力的だし、ほんとにちょい役の二宮の父の元部下?嶋田もいい味を出している。
この人たちの物語を続けて読みたいと強く感じた。
-
大阪弁の物語が読みたくなり、手に取る。
息遣いが聞こえるような会話の黒川文学。
桑原のキャラが立ちまくっていて、生々しい。
後半になるにつれ、躍動感も出てくる。
良い読書体験だった。 -
専門用語がわからなかったり、産廃処理場開発に絡む輩の相関が紐解けなかったりしたけど、あまり深く考えず、疫病神同士の関西弁の掛け合いがなかなか面白かった。
あまり、いや、絶対かかわりたくない世界だったけど、死人が不思議と出なかった?のが逆にリアル感あり。 -
普段、絶対接することのない、ヤクザの世界を垣間見れる。こんなアプローチの仕方があるのか!確かに、ここは穴だな、、、気づきが満載。
二宮と桑原のコンビは、こうして生まれたんだね! -
建設現場でのトラブル処理請負や裏社会との仲介で生計を立てる、自称コンサルタントの二宮。彼が軽い気持ちで産業廃棄物業者から引き受けた依頼業務は、あれよあれよと大問題に膨れ上がる。産廃業界とは、政治家にゼネコン、建設会社に暴力団とクセ者ばかりが集い、協力と裏切りを繰り返す魑魅魍魎な世界だった。そんな世界だからこそ、二宮はカネの匂いも嗅ぎつける。さらに、勝手に押しかけた現役極道の桑原も便乗、二宮と行動を共にする。
こうして生まれた互いが互いを疫病神と罵り合う裏社会コンビ。睡眠も着替えもせず、大阪弁で暴言を投げあいながら大阪の街を駆け回る。片方が拉致されたり、ケンカに巻き込まれれば、結果的にもう片方が救い出すこともある。カネだけで結びついた2人だが、二宮が口八丁、桑原は腕力でいつのまにか互いの足りないところを補い合う。
そんな血縁も友情もない破天荒で現実離れしたなコンビだが、その背景の産業廃棄物業界はものすごくリアルでドロドロとした複雑さ。そのギャップがこの作品のみどころ。
そして、この疫病神コンビは次回作を重ね、10年以上も続き、ついには直木賞作品へとたどり着く。確かにこのコンビ、本作品だけで終わるにはもったいない。 -
『スカッとする本教えて下さい!』と
ブク友のbera5227さんにオススメしてもらい
手に取った本。『疫病神』
根っからヤクザ、桑原と
黒ではないけれど真っ白でもない
建設コンサルタント二宮。
正反対の2人のタッグがサイコー‼︎
2人の独特の会話リズムがとにかく面白く、
一体どんな人がこんなに面白い会話を思いつくんだろう⁉︎とまだ本書を読んでいる途中で、
作者のインタビュー記事を読みあさってしまった。
二宮は危険な匂いのする
産業廃棄物処理場をめぐる依頼を請け負う。
その仕事にのっかり一儲けしようと
ヤクザの桑原も参戦。
仕事を受けてから任務完了まで、ヤクザや政治家、建設会社を相手に怒涛の5日間。
2人は裏切り裏切られながらも協力し合う。
先手必勝の頭脳プレイの桑原に二宮は激しく
巻き込まれながら
拉致監禁あり、逃亡劇あり、ステゴロあり、賭場での緊迫シーンあり…
次から次へとスピーディーに手に汗握るシーンが続く。
ハードボイルド好きにはたまらない
ボロボロになっても、最後の最後まで
クライアントに筋を通そうとする二宮が格好いい!
そしてその結末に…ふふふ、大満足‼︎
お互いを疫病神呼ばわりする、
この2人のタッグがまた早く見たい。
続きが楽しみー‼︎ -
息子へ)
会社の同僚に薦められて読んだこの本。
ヤクザの地上げにまつわるお話。
ちなみに、主人公の2人が出てくる本は、シリーズかされていて、本書は1作目。5作目の「破門」は直木賞を受賞している。
おもしろかったが、得るものは何もなかった。
おもしろかったが、心に響くものはなかった。
お父さんが本に求めるものと、少しズレたのだろう。
と、こう書くと、お父さんは本に何を求めているのか考え込んでしまう。少し前は、ビジネス書ばかりで、仕事に得るものを探して読んでいた。最近は、「本屋大賞」受賞作品の小説など、エンターテイメントを求めて読んでいる。
本書は、100%エンターテイメントな本だが、、、。ただ、心に響かなかった。ということだ。
(お父さんの本の買い方)
BOOK・OFF \400円
(読め、もしくは、読むな)
読みたければ読め!
(君が・・・歳のころに)
時間がありあまっているときに -
「一体、なんなんだこの話は?!」
読みながら、そんな言葉が何度も頭に浮かぶ。とにかく面白い、でも、訳がわからない。
元はと言えば、母のおすすめ本ということで手に取りました。
読み始めたものの、ヤクザの世界に興味はない。登場人物が多くて名前が覚えられない。そもそも、テーマである産業廃棄物処理事業というのにまったく魅力を感じない…。
なかなか興が乗らず、読むのを途中でやめようと思ったくらいでした。でも、オススメされた義理もあるので辛抱強く読む。面白くなってきたのは、堅気の主人公と組むのが、どうやら極道のこの桑原という人物らしい…と分かりかけてきたころ。
そこからは、あれよあれよという間に物語が進む。男二人のバディもの。完全なハードボイルド。シノギとかサバキとか全くわからない。それなのに、どうしてだろう、結構面白い。いや、かなり面白い。
読み終わる頃には、シリーズの2巻目を探し始めていました。いやはや、あっぱれ!
あと、私は物語を読み終わったときに、よく「あぁ、物語が終わってしまった」という喪失感を抱くのですが、この本にはそれがありませんでした。残るのは、大阪の各地を駆け抜けた疾走感のみ。それがまたよかったです。
さぁ、2巻に駆け込むぞー! -
-
建設コンサルタントとヤクザの凸凹コンビが織りなす狂騒曲。シリーズ第1弾。産廃を巡るゼネコンとヤクザの絡みに巻き込まれていく流れは難しいながらも軽妙で面白い。テーマが重いわりに会話がテンポ良い関西弁なので関西住民としてはサクサク読めて楽しい。作品当時にあたるこの業界は闇がかなり深そうで実際にあったら恐ろしいな、と思いながら読めた。主人公の二宮が頭の回転が速く口も達者なので気後れしない所が何とも。そして黒川作品に共通していることなのだがラストの余韻がサッパリとしつつ後を残すのがたまらん。
-
疫病神シリーズ第1作目。
疫病神シリーズがあることは知っていたが、手を出さずにいた。だって、止まらなくなりそうだから。
しかし、だがしかーし、ブックオフで第1作目である本書が綺麗な状態で220円で売っていたため、買ってしまい、気付けば読んでいた。もう、駄目だ。こうなると次も読みたい。ということで、次も買ってしまった。
産廃場建設を巡り、ヤクザとヤクザのフロント企業と大手ゼネコンが出てくる。相関図があると理解しやすい。
本作は、関西弁の会話のやりとりのテンポが非常に良い。お話も一筋縄ではいかず、二転三転する。スピード感がある。
最後まで楽しいし、二宮と桑原のコンビも楽しい。
次も読む。多分、シリーズ全部読む。
星は3つ。4つと迷って3.8とする。 -
途中で図にまとめてくれてるというのに何だか訳がわからない!結局最後まで図式が頭に入らない。自分がアホすぎて…それでも楽しめた。
-
ごりごりのヤさんの話でしたな。
-
面白い!好き。
-
ドラマのシーンを思い出しながらワクワクして読めました。
-
疫病神シリーズ第1弾!
ドラマがおもしろすぎて原作購入!逆輸入(笑)ナポリタンと髪かきあげシーンは原作になしで残念。 -
大阪を舞台に産廃を巡る建設会社、裏社会の一筋縄ではいかない連中とトラブルに次ぐトラブルをくぐり抜け
真相と「カネ」を手に入れる主人公。リアリティがあって面白かった。難点は裏社会含めプレイヤーが多く
それぞれの思惑が入り乱れるので読んでいて混乱することか。 -
お互いを『疫病神』だと罵りあい、
「こいつ、嫌いや。」「もう行ってしまえ。」
言葉では反発しながらも
本当にヤバイ時には必ず傍にいる。
命を張って、
相方(?)を、救おうとする。
やくざの啖呵も、迫力あって怖ぇぇ…と、びくついてしまうが、
目に見える外見や言葉が、一体なんぼのもんだと言うんだろ。
本能が先走り、無茶苦茶やらかす二宮、桑原の鉄砲玉コンビ見てると、
(綺麗ごと)で、身を守ろうとしている自分がなんか恥ずかしくなってきた。(^^;
ストーリーは途中、相関図が出てくるほど、たくさんの組織やら、人間出てきて若干ややこしかったけど、
二人の背を追うてるだけでも、充分面白かった!
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
黒川博行の作品
本棚登録 :
感想 :
