スキップ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 4307
レビュー : 555
  • Amazon.co.jp ・本 (571ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101373218

感想・レビュー・書評

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  • KO図書館。昔読んだはずなのに記憶なく、今度芝居で見るので再読。贔屓役者が演じる様がありありと浮かんで最後泣いてしまう。

  • 最初に読んだのは高校生のときだった。次に読んだのは大学生のときか。
    この小説にあると思ってた一節に出会いたいがために読み返す。が、思い違いだったらしい。それもまたこの本の主題とあっているなと感じる。

  • プロローグの女子高生の感情の描き方が上手い。雨の中の体育館の描写は、何か懐かしく切ない記憶を思い起こさせる。中盤以降は、学園ドラマ的な主人公の活躍を楽しみながら、過ぎ去った時間は取り戻せない、後悔のな

  • ・高校生が突然教師となって、こんなにうまくいくはずがないという考えがぬぐえず、物語に入り込めなかった。特に25年も月日が経っていることを考えると、色々周りとあわない部分が出てくるはず。
    ・25年間スキップされたことに対して、主人公は負の感情、悩み、苦しみを殆ど持っていないように感じられた。
    ・自分であれば25年間いきなりスキップされたことに対して、まず、とまどい、怒り、困惑、絶望を感じたと思う。そして、それらを(不完全でも)消化したとしても、主人公のようにうまく・きれいに対応はできず、もがきながら前に進むことになると思う。
    ・このような感情を持たず、比較的淡々と、うまく新しい世界と対応している主人公に違和感を覚え、共感できなかった。

  • 北村さんの作品は、とても言葉を大事にあつかってるところが好きです。
    この作品でも、主人公が国語の教員ということもあり言葉のチョイスや、言葉の掛け合い等、どこかしこに上品さがにじみ出ています。
    三部作ということで、地作品も読んでみたいです。

  • 最初、ありふれた設定かなと思ったが、うまい。学校ってこうなってるんだーというのも面白い。

  • 17歳から25年記憶がないまま時が過ぎていく…
    出だしは面白かったけれど…うーん(^^;;

  • 物語は一定を保ち淡々と進み、主人公の清涼感といい、読んでいると優しい気持ちになる。
    突然の時間を超えたワープによる昔と今の相違点は、時代の流行や物質的なものだけでなく「わたし」にもあった。体つきはともかく心にも、時間の蓄積によっての変化は避けられない。

    もしわたしから25年という月日が消し去られたら?。きっとあの頃のわたしはもっとピュアで、今より一生懸命で、もっと恐れや希望、不確かさや夢があった。
    でも帰りたいとは思わない。わたしにとって25年は無駄ではなかったと思っていたい。

  • この本は、私が中1の時に読もうとして挫折した小説です。高校3年生であった一ノ瀬真理子の心が十数年の時を越えて、中年になった桜木真理子にワープ=スキップしてくるという事象が、リアリティを感じられて怖くなったためかもしれない。ラストが少し切なかった。
    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=257638

  • 読んでる間ずっと「こんなことはない、ありえない」という思いが強くて、ただ最後の落とし前をどうつけるんだろうという興味だけで、読み終えた。

    25年の流れが彼女から奪ったのを取り返せないのがあまりにも切ない。

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。高校教師を務めるかたわら、89年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞、09年『鷺と雪』で第141回直木賞、15年には第19回日本ミステリー文学大賞を受賞した。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している。近著に『八月の六日間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など。

「2019年 『覆面作家の夢の家 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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