リセット (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2692
レビュー : 299
  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101373287

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすかったし、ラストが綺麗に収まって、読了感スッキリ!
    こんな恋愛話もイイね♡

  • はじめ、戦時中の少女の章ではあまりに展開が遅く、わたしの方もノロノロと読み進めていました。
    ただあの敬礼からは、あぁ先を読まずにはおられない。
    一体なにがどうなっているのか、読まずにはおられない。
    合点がいって、読まずにはおられない。
    ふっとぶように読み終わりました。

    奇跡、起きすぎです。
    でもいい。これくらいの奇跡がちょうどいいロマンチック。

    あとがきの対談ではじめて三部作ということを知ったので他の二冊も読んでみないと。
    読後感はこれが一番いいらしいのでおいしいもの先にたべちゃったのかな。

    あとは参考文献に感動。小説一本書くための量かいな。

  • リセットというタイトルとお話とがマッチしませんでしたが、そこはあまり気にしないで読み進めました。
    (最後にリセット=骨接ぎという意味があることを知って、あぁなるほどと腑に落ちましたが)


    来世を信じるのは僕は未来に希望を持つ秘訣だと思っていて、こういう話を読めると心が暖まります。
    ただ、細かい描写は大分昔のことでちょっとイメージしにくかったなぁ。

  • 時の三部作の中で一番好き。 初めて読んだときは、途中までの時代背景が重かったのでリタイヤしましたが・・ そこを越えると一気に読めてしまいます。 素敵なラブストーリーです。

  • 実にロマンティックな物語。第1部では戦時中の女学生の日常が丁寧に綴られます。時代が持っていた悲壮感と高揚感が描かれ、当時の人々が戦争にどう向き合っていたかが克明に記されます。そして第2部では昭和30年代の少年時代を想う、ある男性の回想録。どう繋がるのかと思えば、第1部の少女の成長した姿が表れ、少年との交流が始まります。
    第1部も2部も日常が丁寧に描かれているから、その後の悲劇がより一層強調されるんでしょう。そして救いの第3部。ああ、そうか「時と人」のシリーズはこう締めくくられるのかと膝を打ちました。巻末の対談で書かれているように、ここでは時が人に対して優しいんです。だからロマンティックな印象を受けるのでしょうが。

    そうそう、北村作品は作中に文学的要素が織り込まれています。だから読むたびに自分の勉強不足を嘆き、文学的勉強欲が刺激されますね。

  • 勧められて読んだ初めての北村薫作品。三部作の中では共時性を感じさせ、一番ハッピーエンドな作品かなとは。繰り返し繰り返し、どちらかが待つことになっていても、必ず会える、会う約束を果たせるという希望で続けていける事もあるのだと思う、そして勧めてくれた人をロマンチストだなと思ったのを思い出したり。

  • 3部作の最後。第1章はシリーズで最も読みづらい。ただ、後半の加速力は最もあった。本で久しぶりにホロッとなった。個人的には3部作で一番好き。

  • 「スキップ」と「ターン」は読んだけど、なかなか機会がなくて読めなかった「リセット」。

    3つの中で、いちばん好きじゃなかった…。

    ちなみに「スキップ」が好きです。内容もばっちり覚えてて、他のも読んでみよう!って思ったきっかけになった1冊。

    「リセット」って言葉と話が、私の中でうまく消化仕切れなかった感じです

    もやもや

    もう1回読めば変わるかもしれないけど、しばらくはいいやー

    いつかまた読み返したいと思います

  • スキップ・ターンと読んでの三作目。
    個人的にはこの一冊には、前二作と比べてあまり引き込まれることがなかった。なぜだろうか…?
    戦時中というのが実感がわかなかったのだろうか。よく分からない。
    ただ、相変わらず文体はきれいで好みだった。

  • 時と人シリーズの三作目。
    スキップとターンを昔読んで物凄く好きだったので、かなり期待して読みました。(特にターンが大好き!!)

    私の好みとしては、第一部がちょっと残念でした。
    戦争当時の状況の描写ばかりで、ストーリーを追いたい私にはあまり楽しめませんでした。

    でも、第二部の少年とおばさんの話になってからはすごく面白くなり、また、一部の必要性もわかってきました。
    途中でやめず、最後まで読んでよかったと思います。

    もし、同じように序盤で苦手だと感じた人がいたとしたら、ちゃんと最後まで読んでみてほしいです!

    ただ評価としては、私の好みの問題や、スキップ・ターンとの比較の意味も含めて☆3にさせていただきました。

    スキップとターンも読み返して感想書きたいです。

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。高校教師を務めるかたわら、89年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞、09年『鷺と雪』で第141回直木賞、15年には第19回日本ミステリー文学大賞を受賞した。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している。近著に『八月の六日間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など。

「2019年 『覆面作家の夢の家 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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