暴力は親に向かう―すれ違う親と子への処方箋 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101375724

感想・レビュー・書評

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  • 10年前の刊行なので、時代背景的には少し古いものになってしまったかもしれません。当時よりは学校教育の理解も進化し、多様な存在を受け入れる考えが広がっているのだと思います。
    しかし、親やましてやその周辺の人々(子育てが終わってしまった人を含む)にはこの進化が始まったことがわからず、いまだに10年前の方法論で悩む子供に接する人も多いのでは?
    本書はもはや捨て去るべき「勝ち組教育」への問題提起だけでなく、「ではどのように子どもたちと接すればよいのか?」までしっかり書かれています。

  • ★個人的には『毒になる親』と一緒に読んでとてもスッキリできた★
    ■本質は同じところから来てるんじゃないかと思えて■
    ■あと、パワハラ・モラハラ・DV系も根源は同じなんじゃないのかな?と思っているんだよね。いじめも。■

    ■「怒りを向ける対象」が自分なのか、親なのか、その他身近な人なのか、会社の人なのか、っていう違いだけに見える。で、「怒り」をぶつけるべき対象にきちんと「気づく」ことが大事みたいな。気づかずに他の人にぶつけていっても何も癒せず、傷ついていくのは自分みたいに(なので、モラハラする人の理由・根元みたいなものが書かれている本を捜索中)

    ■2000年(平成12年)に発生した西鉄バスジャック事件。このときの被害者の中にとっても気になることばを言っていた人がいて、なんて言ったのかは忘れちゃったけど、印象みたいなのが残っていて、その人その間の恐怖じゃなくて、犯人の少年の心をはかる言葉を言っていたんだよね。その人がなぜそういった言葉を言えるのかず~っと気になってた。ここらへんに答えらしきものがありそう■

    30歳ひきこもり歴12年。14歳ひきこもりの息子。16年間で取り返しのつかなくなった若者31歳。20歳過ぎの娘さん。今年28歳になる。35歳のエリート銀行員の息子。

  • オビに負けました。
    「友達親子」「勝ち組教育」そんな家庭こそ危ない!ってね。

    あいにくとそういう教育でも家庭環境でもいなかった自分には無縁な話なのですが。
    と、思いつつ。
    もしかしたらあの家も?とか思ってしまいました。

    わがままで自分勝手な私でも、自由にさせてくれた両親に改めて感謝したのでした。

    でも、現実にこういう家庭があることは衝撃ではありましたがね。

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