遊鬼―わが師わが友 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101379043

感想・レビュー・書評

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  • 白洲次郎目当てで読み、まったく知らない分野の話をこうまで読ませる筆力に驚く。粋ってなんなんだろうねえ。もうこの世にはないのかな。

  • なんてすばらしく読ませるのだろう…。白洲正子の文章は何ともおいしい料理をうまい酒とともに味わっているようだ。
    技巧などではなく、彼女のストレートな思いが飾らずそのまま文章にのっかっているというとでもいおうか。
    副題にある「わが師」たちの金言の数々。亡くなった方々への接し方や亡くなるときのエピソードなどは、思わず感情移入してしまう。

  • (2011.04.13読了)(2008.10.04購入)
    鬼が遊ぶ。鬼の様に遊ぶ。遊ぶ鬼。どういう意味の題名なのかわかりませんが、題名から凄まじさが伝わってきます。副題が、「わが師わが友」ですので、白洲正子の交遊関係にあった方々に関するエッセイ集です。青山二郎、小林秀雄、梅原龍三郎、洲之内徹、白洲次郎、等の名前は知っていますが、その他の方々は知りませんでした。骨董や絵画、評論、等に関係する方々が主な登場人物です。
    ここに登場する方々に鍛えられて、白洲正子が作られていったのでしょう。
    (書きかけ)

  • どれだけ昔の日本にはすごいひとがいたんだろう。最後を締めくくる白州次郎の話も、淡々としているのになんだかとてもいいなあと思いました。
    阿川佐和子さんの解説も著者の素顔が少しだけ垣間見えて素敵でした。

  • (2008年1月購入)

  • (本文より)。。。ふつう世間の人々は、贋物.真物を見分ける人を「目利き」という。それに違いはないのだが、私にいわせればそれは鑑定家で、経験さえ積めば、真贋の判定はさして難しいことではない。駆出しの学者でも、骨董屋の小僧さんでも、そのぐらいの眼は持合わせている。むつかしいのは、真物の中の真物を見出すことで、それを「目利き」と呼ぶと私は思っている。。。。。。

  • ふと京都に足を伸ばしたときに、携えて行った本。<br>
    美しい文章と独特の目で、筆者と交友のあった、人生の達人たちの肖像を描く。

  • 青山二郎、小林秀雄、梅原龍三郎・・・「わが師わが友」の副題のとおり、白洲正子氏が交流のあったいろいろな人たちを書いたもの。本当に昔のすごい人はすごい!!と感じさせられます。

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著者プロフィール

1910(明治43)年、東京生れ。実家は薩摩出身の樺山伯爵家。学習院女子部初等科卒業後、渡米。ハートリッジ・スクールを卒業して帰国。翌1929年、白洲次郎と結婚。1964年『能面』で、1972年『かくれ里』で、読売文学賞を受賞。他に『お能の見方』『明恵上人』『近江山河抄』『十一面観音巡礼』『西行』『いまなぜ青山二郎なのか』『白洲正子自伝』など多数の著作がある。

「2018年 『たしなみについて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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