白洲正子自伝 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101379074

感想・レビュー・書評

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  • 19/02/18。韋駄天お正、ここにあり。
    3/9読了。

  • 違う世界の違う考えを持った人の自伝という感じ。
    良い所のお嬢さんはいくつになっても良い所のお嬢さんなのでした。

  • 白洲正子がエッセイ風に綴る「自伝」です。自伝というべきものなのかどうか、自伝、自叙伝と称してあまり興味深くない書籍が多い中、これは面白い。

  • きっぱりと潔い文章は筆者の性質そのままのよう。読み手が不快になるだろうからとネガティブな話題などはその先を書かないところなど、私好みでした。威勢のよさの影に見える繊細さが何度も垣間見えた気がします。澤田美喜や酒井美意子などと共通のノーブレスオブリージュを実感しました。他の本も読んでみたいです。

  • 著者は白洲次郎の奥さん。本書では彼女の生い立ちから54歳までの自伝的随筆といったところ。
    しっかし、初っ端から圧倒されます。二人の祖父についてのことから書き始められるが、この薩摩隼人のお二方は実に強烈。この遺伝子を受け継いで、白洲正子さんも強烈な人となったんだろうな。
    さて、本書は、文章が鋭い。辛口。毒舌?でも、歯切れのいい文章はよんでいて清清しい。
    自分はイングリッシュ・ジェントルマンが一番よかった。

  • 理想の女性です。白州夫妻は中身も外見も憧れです。

著者プロフィール

1910(明治43)年、東京生れ。実家は薩摩出身の樺山伯爵家。学習院女子部初等科卒業後、渡米。ハートリッジ・スクールを卒業して帰国。翌1929年、白洲次郎と結婚。1964年『能面』で、1972年『かくれ里』で、読売文学賞を受賞。他に『お能の見方』『明恵上人』『近江山河抄』『十一面観音巡礼』『西行』『いまなぜ青山二郎なのか』『白洲正子自伝』など多数の著作がある。

「2018年 『たしなみについて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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