- Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101380438
感想・レビュー・書評
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大黒丸に危難が迫る第九巻。
姿を消した船大工を追う総兵衛一行と、それを更に追跡する側用人密偵の追跡。難を去ったかと思いきや、最後の最後に第一巻以来の敵が満を持して登場する周到さに、著者に「してやられた」。
今後の展開が気になるシリーズ九作目。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第九弾
一族外の船大工に柳沢の目が、背後に大きな罠が
最終的には最新鋭の武器を揃えた海賊との海戦、そして難破して南海へ -
2015.12.27
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大黒丸の北回り。船大工箕之吉を追って、小浜までの敵との闘い。琉球沖海戦。スケールが大きくまってきた。2014.12.31
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古着屋総兵衛始末9巻目。
異国との商売のため遂に完成した大黒丸に乗船していた船大工の簑之吉に
敵対する柳沢が襲いかかるのだけど、そこは総兵衛様うまいこと逃げ道を追います。
大黒丸というどでかい船に対する愛情を捨てきれない簑之吉と
どこまでもしつこい柳沢…色んなところで根回ししてるし。
そして身籠っている美雪が総代代理になり、大黒屋を守る姿がなんとも。
ラストの方で異国の海賊船との戦いで行方知れずになってしまった大黒丸と
総兵衛やいかに?!という感じで、とりあえずここで終わるの感がすごい… -
面白かった。
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美雪さんのお腹の子に触らなければいいけど。
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スリリング、である
時代小説にもかかわらず
尋常勝負、ではなく戦術を練って、訓練の成果をみせている、のである
本巻の結末も、ヒーロー小説のようでなく、窮地に陥った状況を十分に伺わせるもので、まさに"なんと!”と、いわしめてしまうものであった
ここまで9巻
ずっと楽しく、興奮できる展開でお薦め、である -
海賊ドン・ロドリゴ戦、物語はクライマックスへ!