血に非ず 新・古着屋総兵衛 第一巻 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101380469

感想・レビュー・書評

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  • 始まりは、「江戸富沢町に陰鬱な黒雲が覆っていた。」

    富沢町という町名の由来は、鳶沢某が開いた地なので「鳶沢町」と、後に「富沢町」となったとか。

    三田村鳶魚の『江戸語彙』にある「鳶沢某なる夜盗が家康に許されて鳶沢町を造ることを許され、古着商いの権利を得た」という記述を参考にして、『古着屋総兵衛』は作品化されたらしい。

    • やまさん
      seiyan36さん
      こんばんは。
      私は、「新・古着屋総兵衛」より「古着屋総兵衛」の方が好きです。
      佐伯泰英さんの本は、よく読ん...
      seiyan36さん
      こんばんは。
      私は、「新・古着屋総兵衛」より「古着屋総兵衛」の方が好きです。
      佐伯泰英さんの本は、よく読んでいますが、最初に読んだ「居眠り磐音江戸双紙シリーズ」が一番好きです。
      50冊以上出ていますが、私は、読むものが無くなると読むようにしています。
      もう、2から3回読んでいます。
      ブクロクをやりだしてからは読む機会が無いですが、また、暇になったら読んでみたいと思っています。
      読むのであれば双葉文庫で読むのをお勧めします。
      やま
      2020/02/07
  • 古着屋総兵衛新シリーズ。この言葉の真意を確かめることができずにいる内に、勝典の病は進行し、ついに没することとなった。一族による密葬の後、店の地下にある大広間で後継者を定めるための会議を続ける一番番頭の信一郎と長老達のもとに、1人の若者が店を訪れたことが伝えられる。その若者の名は、今坂勝臣。かつて総兵衛勝頼が交趾を訪れた際に、現地の娘との間になした子の子孫であった。それが真実であることを確かめた信一郎と長老達は、その器を見極めた上で鳶沢一族の新頭領として迎え入れることを決めた。故郷を追われて日本に辿り着いた

  • 2024年1月28日
    暗躍する鳶。
    大黒屋の後継者を決める慎重で大がかりなあれこれ。
    今後が気になる。

  • 最後に

  • 古着屋総兵衛新シリーズ。六代目総兵衛100年後九代目の跡目相続の話。相変わらずの早書き、雑な筆遣いでさっと読み切る。2016.9.10

  • 20160612 この作者の他のシリーズは読んでいるが今迄縁がなかった。たまたま、新からだったので却ってよみやすかった。しばらく付き合ってもらえるかも。

  • 新シリーズ第一弾
    ベトナムからの一族が加わり、更に10代目棟梁と巨大帆船も
    幕府の影様との今後は

  • 新・古着屋総兵衛影始末の一巻目。
    前作の古着屋総兵衛は6代目で、今回の新・古着屋総兵衛は10代目。
    とりあえず前作のラストの方が正直自分の中で腑に落ちない感じだったので
    この新・古着屋にかける期待みたいなのがあったのだけど。
    あぁ…これは賛否両論あるんじゃないかと思う10代目の話。
    だって6代目がツロンで浮気したソヒとの血筋なんですもの。
    だったら今までの千鶴とか美雪の流れはなんだったのか…とか。
    まぁタイトル血に非ずだから、血筋とか気にすんな!みたいな事なのでしょうか。
    でも今まで散々、鳶沢一族がどうこうやってきてるのに
    裏切られた感が否めないのも事実。
    とりあえず、そんな継承したって話でほとんど終わるので
    次巻に期待しようかなとかそんな感じ。

  • 新シリーズ、期待を裏切らない面白さです。

  • 新シリーズを読み進めるにあたって、一昨年読んでいた第一巻を読み直し。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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