○に十の字 新・古着屋総兵衛 第五巻 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 189
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101380506

作品紹介・あらすじ

坊城桜子を伴って京を目指す総兵衛一行が鳶沢村に逗留中、薩摩の密偵が捕らえられた。総兵衛の特殊な縛めにより、苦悶の末薩摩忍び北郷陰吉は転んだかに見えた。陰吉を加えた一行は一路、西を目指し始めた。一方、江戸では、おこものちゅう吉が湯島天神の床下から忽然と姿を消し、天松は懸命に捜索する…。総兵衛一行の東海道西上の旅路を薩摩の魔の手が襲撃する疾風の第五巻。

感想・レビュー・書評

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  • 佐伯氏の久方ぶりに楽しい本を読ませて貰った。
    薩摩の密偵の陰吉を自分の味方として、今後の彼の展開が楽しみ。

  • 最後に

  • 大黒屋と薩摩藩との闘いが近づいている。薩摩から転びの陰吉、おこものチュー吉は戦力になっていくのであろうか。2019.9.3

  • H28.03.03

  • 東海道の地図を見ながら楽しめて、面白い。

  • 第五弾
    飛び飛びに読んで繋がりは想像する以外ないが、多分問題ない。対薩摩と闘いは場所を変えて進行
    桜子姫、やはり時代劇には美しい女が

  • 新古着屋総兵衛5巻目。
    いい感じになった坊城桜子ちゃんと総兵衛のじれったい感じはさておき
    おこものちゅう吉が小僧の天松との仲違い後に攫われるという。
    あとは薩摩の密偵の陰吉と色々あって…という流れ。
    薩摩もなかなかしつこい。
    このタイトルの⚪︎に十の字って何のこと??って思ってたけど
    薩摩の印なのですね、なるほど。
    とりあえずいつ船を出すのかと思ってたけど、いよいよだなぁと。
    やっと感がハンパない。

  • 続きが出てたことに気づいてなかった…
    まあ、いつもどおりのおもしろさ。

  • 次は京の話なのかなぁ?そろそろ結婚しますか?

  • 新古着屋総兵衛シリーズの第5弾。幕府ばかりでなく、薩摩とも対立。十代目がこれからどのように苦難を切り抜けていくかが楽しみ。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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