- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101380582
作品紹介・あらすじ
拉致された九条文女の行方は杳として知れず、焦る総兵衛は意を決し、江戸城への潜入を試みる。また、北郷陰吉らの探索によって、異国の覆面兵と老中牧野忠精の関係が見えてきた。文女救出劇は老中牧野との闘争と変わり、覆面兵との全面対決に発展。ついにはイマサカ号とマードレ・デ・デウス号が駿河湾で激突する。敵船甲板上、女首領が構えた銃口は総兵衛一人に狙いを定めていた。
感想・レビュー・書評
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最後に
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老中との確執は、横恋慕された嫉妬のように描かれているが、老中として責任ある立場からすれば、大黒屋は得たいの知れない無気味な存在、幕府にとって目障りに映りもするだろう。果たして、異国ガリオン船との海戦に発展。飛び道具行き交う中で、鳶沢一族の総帥が一人、舳先に突っ立たせているというのはありえない。2020.3.21
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第十三弾
拉致された九条文女の行方不明事件、背後に老中と異国の船団、無謀な闘いの結果はあっけない! -
いつもと展開が違って落ち着きのない巻でしたね。
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老中牧野の敵っぷりが、結構ショボイ
昔の恋仲への手出しが、ちょうど良い
タイミングで不気味な集団とかかわる
・・・こんなにも尻切れトンボ気分!