さらば雑司ヶ谷 (新潮文庫 ひ 34-1)

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  • 新潮社
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感想 : 127
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101382517

感想・レビュー・書評

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  • サブカル好きな男性が好きそうな本。一気読みできておもしろかったけど、巻末の水道橋博士の解説の方がおもしろかった。

  • キャラもストーリーも無茶苦茶だけど、あばたをチャームに変えるタランティーノ的マジック。一気読みの面白さ。

  • 水道橋博士と町山智浩があとがきを書いています。

  • ハチャメチャデタラメな雑司が谷エログロドタバタストーリー!

  • 面白い。面白いし読みやすいんだけど…なんかどこかで読んだような、そんな気がしてしまうのは気のせいか。馳星周の作風に似ているような気がする。ただ、そういう作風が嫌いじゃないんだよな、自分。

  • 小説として話の筋や深みを楽しもうとしたらそれは難しい。展開は場当たり的なものに見えるし、ライトノベルを少しまともにしてから、品悪くしたような文体だ。

    ただ作者が「俺はこういうものを読んで観てきて、こういったニュースに興味を深く持ったんだ!」というものの展覧だと思うと楽しく読める。
    電車などの移動中の娯楽と思えばちょうどいい。
    思っていたよりもグロい部分は少ない。

  • 2012.03.11 読了

    震災から1年後、である。
    でもそれとはまったく関係はない。

    おもしろい。
    まずは、それなのだ。

  • 男性は割と肯定的な意見が多かったりするかもしれへんけど、女の私としては中二病のイキリが書いたように読めてしまった。

    非現実的な展開や登場人物にどんどんページは進んだけど、ところどころ主人公の言動がサムくて引いた。

    久しぶりに歩きながら読書できて、楽しかったのは楽しかった。

  • 面白かった☻

    ハードボイルド小説のような設定なんで、
    よく読んでみるとめちゃくちゃで、
    でも問題はそこじゃない。

    設定の緻密さとか、文章力とかじゃない。
    とにかく爽快、おもしろい。

    子持ちの未亡人に、孕ませたくなる。
    って白石一文でもあったような気がするのですが、
    なにかの象徴でしょうか。たまたま?

    サブカルのつめあわせ。
    どこかでみたようなシーンのつぎはぎ、のあとに、すぐネタバラシがある。

    オザケン論は反則!
    タモさん出てきちゃうし!

    水道橋博士が絶賛してます。
    解説も博士!

    ゼヒ読んでください☻


    お会いしてみたい人ナンバーワンなのですが、イマイチうまくいかないので、ラブコール送ります。

  • あっと言う間に読み終えた。雑司ヶ谷の街を歩いてみたくなった。確かにそんな事ないだろとツッコミたくなるような場面もあるが、色んなものからの引用や対象になったものの姿がちょっとだけ垣間見えたりするのが良かった。続きも読んでみたい。

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著者プロフィール

東京都豊島区雑司ヶ谷生まれ。出版社に勤務したのち、2009年『さらば雑司ヶ谷』で小説家デビュー。11年『民宿雪国』が山本周五郎賞と山田風太郎賞の候補作となり話題に。著書に『日本のセックス』『テロルのすべて』『二十五の瞳』『タモリ論』『ドルフィン・ソングを救え!』などがある。

「2023年 『無法の世界 Dear Mom, Fuck You』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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