今すぐ乗りたい!「世界名列車」の旅 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101384719

感想・レビュー・書評

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  • 写真家の櫻井寛さんが、世界各国の名列車―超特急・豪華列車・高山列車など―を取材・紹介した一冊であります。
    日本のいはゆるテツどもは、わりかし内弁慶なところがあつて、鉄道好きと言ひながらその対象はほとんど日本国内に限られてをり、海外の鉄道にも詳しい人は少数派と言つても宜しいでせう。わたくしもさうなのだけれど。(わたくしはテツぢやないけどね)

    近年は海外の鉄道事情を紹介する書籍やテレビ番組などがかなり一般的になつてきてゐますが、その担い手の一人が櫻井寛さんと申せませう。
    本書は割と薄い本なのに、その中に45もの列車・路線が紹介されてゐます。いきほひ一つの列車に割かれるペイジ数は少なくなり、物足りないのであります。勿体ない。これは、新聞連載のコラムだつたことに起因するので致し方ないことではあります。

    ゆゑに、一つひとつに言及する余裕がないのであります。ま、その中でも「今すぐ乗りたい!」級の列車は、わたくしの場合「阿里山森林鉄道」「ロムニー鉄道」「タルゴ」「シャーフベルク鉄道」「ロボスレイル」「ブルートレイン」といつたところですかな。たぶん死ぬまでに一つ実現すれば上出来でせうが...

    やはり本職だけあつて、写真はどれも素晴しいですね。むしろ写真をメインにして、カラー版で出せば良かつたのにと思ひます。
    では文章は(?)かといふと、さうでもない。写真家の方は文章を書かせても表現力豊かで読ませる人が多いのです。櫻井氏も例外ではありません。つまり、おすすめの一冊。

    わが日本でも、かかる列車たちに伍するものが現れる日が来るでせうか。JR九は超豪華寝台列車「ななつ星in九州」の運行を始めましたが、個人的には「ちよつと違ふな」といふ感じです。いつまでも水戸岡鋭治さんに頼るのもどうかと。
    ...なんてことを言ひながら、もしチャンスがあれば、嬉々として乗るのは間違ひないのですがね。ふふ。

    http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-166.html

  • 週刊誌の連載の文庫化なので、ひとつひとつが短い。食堂車がある旅をいつかはしてみたい。

  • 買ってから二年以上は経ったのかしら。やっと読み終えました。

    世界中の列車に乗ってきた筆者が、名列車と言われる列車について書いたもの。
    世界最長のシベリア鉄道、有名なオリエント急行、ギネスで世界一豪華な列車と認定されているアフリカのブルートレイン、などなど。

    どの列車も、夢に満ちあふれている…!
    鉄道好き、というより鉄道で旅行するのが好きな私には夢の様な本。
    いつか私もブルートレインに乗ってみたいなぁ。大理石のお風呂があるなんて。
    スイスの氷河急行も、乗ってみたい。

    今度はこの作者さんが書かれた、日本の鉄道についての本を読んでみようと思う。

  • 世界中の鉄道乗車記。出てくるのは各国の超特急や豪華絢爛な夜行列車。ちょっと読み足りないかなくらいの長さで読んでいても飽きが来ない。必ず写真が付いているので乗った気分が味わえる。シベリア鉄道、南アフリカのブルートレインと言った、有名ところはもちろんのこと、オセアニアや南米の鉄道、果ては離島の登山鉄道まで出てくるのが嬉しい。個人的にはマン島の列車が1番印象的。1馬力の列車、その後、蒸気機関車に登山列車。ノスタルジックな交通機関が遠い遠い異国の地との距離を思い出させる。おそらく一度も訪れることはないであろう大西洋の島、今日も鉄路の上に列車は動いているのだろうか。

  • さすが鉄道写真家!きれいでカッコイイ写真で見る、海外の蒸気機関車や特急に非常に興味がわきました。
    自分も一度でいいから乗ってみたいなぁと。
    ひとつひとつの列車の説明が簡潔でとても読みやすいのですが、もうちょっと詳しく知りたかったかなとも思います。

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