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- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101385136
感想・レビュー・書評
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詩やら短めのエッセイやらが凝縮された著作でありました…著者のことをもっと知りたい、みたいな欲求から手にとってみた一冊でありましたけれども、僕も著者同様、「生きていること」への茫漠とした不安、みたいなものを常々感じておりましたのでこれはひっじょおに共感のできる一冊となりました…!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、著者の言葉遣いが難しいこともあって読み進めにくいエッセイまがいもありましたけれども…全体的には楽しめたと思うます…。
ヽ(・ω・)/ズコー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
虚と実の水掛け論に対して理性的なケリをつけることは不可能である
といった観点から、虚実双方に公平であろうとする姿勢こそ
車谷長吉という私小説作家の特異性であり
その意味では
平成の世に私小説というジャンルの復権を果たしたにもかかわらず
この人こそがもっとも痛烈かつ辛辣な私小説への批判者だった
ということは言えると思うんである
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