殺人鬼 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 222
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101386126

感想・レビュー・書評

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  • 館シリーズで驚いたが、まさかこんな作品も世に生み出すとは…! 恐怖だけではなく本格もいれてくるとは…

    読むときはしっかり目をそらさずに…


    ぜひ〜

  • スプラッタホラーミステリィです。
    かなりのきつい表現もありますが、それを差し置いてもじっくりと読ませてくれます。流石の綾辻行人さんですね。
    凄まじい暴力の前には人間は無力ですね。

  • スプラッター・ホラー。
    殺人の光景が目に浮かぶほどリアルに描かれていて、おぞましい。
    読んでいて所々あった違和感は、巻末で謎が解けてすっきりした。

  • 綾辻さんの本は好きだけど、これはちょっと苦手。
    描写が生々し過ぎて、何回も読むのを辞めそうになった。
    双子の事も、そうなんだ、くらいで。

  • <綾辻版「13日の金曜日」>


     殺人鬼、堂々の主役をはる!
     あくまで「殺人事件」を扱ってきた綾辻行人さんが、本作では何か押し堪った鬱憤でも解き放つかの如く、「殺戮」の表現を大放出しました。切断された手足、吹っ飛ぶ生首、えぐり出された眼球……。グロ描写が満載ですので、苦手な人はご注意ください。残虐的な流血場面を、微に入り細をうがつやり方で描き切った衝撃作です★

     よくよく見れば、細かな伏線がはりめぐらされていて、「やはりミステリだったのだ!」と思わなくもなかったのですが……。それでも、スプラッタが生理的にどうしても受けつけない体質の人には、そもそも読むことさえできないであろう、綾辻版「13日の金曜日」の誕生です★
     恐怖感を煽る作品・暴力的な描写への風当たりがきつく、PTAもぴりぴりしていた時期に刊行されましたよね? 発表した年がたまたまぶつかってしまったのか、それとも、いくらか挑戦の意味があったのかは分かりませんが……。

     綾辻行人ファンの中でも、評価が真っ二つにわかれるこの作品。「これぞ綾辻裏ベスト!」と推す派VS「これだけはいかがなものか?」派。どちらかと聞かれたら、私は「これだけは~」というほうかもしれません。怖すぎる★
     今まで人を殺す肝心のシーンではソフトフォーカスだった作風が、情け容赦のない写実に切り替わりましたね。思い切ってそちらに舵を切ってしまわれたなぁと……。

     ただ、綾辻さんが突然変わってしまったということではないのも、よく分かります。「本格推理小説」「オカルトがかった推理小説」まで書いていましたから、ホラー専門チャンネルも持っていらしたのは明らかで、表に出したに過ぎないのです。
    『殺人鬼』は書かれるべくして書かれた作品☆ それでいながら、生まれ落ちた瞬間から、賛否両論を引っかぶることを定められていた……。そして、おそらく、周囲の声がどうであれ、続編が出るだろうと予想します★

  • 文章だけなのが却って想像力を掻たてて、怖い。
    夜に一人で読むと本当に気味が悪い。
    そして描写がエグイ。
    子どもを持つ前には平気だったけど、子どものいる身になった今はもう読めない残酷な描写があるので、綾辻さんの小説は好きだけれど手放してしまいました。
    ホラー小説は数冊しか読んでいませんが、私には怖さは十分、ハラハラしながら一気読みでした。

  • 口の中が次第に鉄臭くなってくる作品。
    描写、没入感ともにスゴイです。
    ホラー好きの友人にオススメした一作。

  • とにかく情景を脳に映し出させる能力がすごい、人の温かさとか自分が今幸せだということを感じた、みたいな感想は一切なく、ただただヤバい。電車でい本を読むことが多いのだけれど、この本を読んでいる時、たぶんずっと、顔を顰めていた。常にグロテスク残酷描写祭り。綾辻さんにしか書けない攻めた言葉と情景に一礼。大好きです。

  • 胸くそ悪い作品でした 正統派推理小説家のホラーならおもしろいだろうと先入観を持ってしまったことが運の尽きか で、橋下さん的に、オマエ、誰か?で終了
    Ⅱもついでに買ってしまったが、どうするべき?

  • スプラッタホラーであると考えていたら、ファンタジー風でもあった。
    とにかく描写がすごかった。

    作品
    夏期合宿のため双葉山を訪れた親睦団体「TCメンバーズ」の一行。人里離れた山中での楽しいサマーキャンプは、突如出現した殺人鬼によって、阿鼻叫喚の地獄と化した。次々と殺されてゆく仲間たち…手足が切断され、眼球が抉りだされ、生首は宙を舞う。血塗れの殺戮はいつまで続くのか。殺人鬼の正体は。驚愕の大トリックが仕掛けられた、史上初の新本格スプラッタ・ホラー。

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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