殺人鬼〈2〉―逆襲篇 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101386133

感想・レビュー・書評

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  • スプラッター・ホラー(ミステリー)。
    前作と同様に凄惨な殺人描写があり、思わず目を背けたくなった。
    トリックには最後まで気付かず、驚かされた。
    そして、殺人鬼の邪悪な意思が人の心を支配できるとしたら、無限に殺人鬼は生まれてしまうのではないかと思った。

  • 気がつけば前作を読み終えてから11ヶ月も経っていました。

    綾辻作品と言えば館シリーズに代表されるミステリー。

    本作も確かにミステリー要素はあるのだが、それよりも何よりもやはり本作は強烈なスプラッター作品ですね。

    しかも、なんか前作よりもグロさが増している気がするし^^;

    きっと苦手な人も多いと思うほどにグロい。

    だけど、そのグロさが癖になり、ページをめくる手が止まらなかった。

    続編...出るのかなぁ...

    楽しみに待ってよっと。


    説明
    内容紹介
    双葉山の大量殺人から三年。血に飢えた怪物が、麓の病院に現われた。繰り広げられる凄惨な殺戮! 衝撃のスプラッタ・ミステリー。
    内容(「BOOK」データベースより)
    あいつはやはり生きていた!双葉山中に潜むあの殺人鬼が、麓の街に姿を現わしたのだ。凄惨きわまりない殺戮の狂宴が、いま再び始まる。他人の“目”になる不思議な能力を持った少年・真実哉との対決の行方は?そして明かされる、驚くべきその正体とは…。ミステリー界に一大衝撃をもたらした、新本格スプラッタ・ホラーの第二弾!あなたはこの恐怖に耐えられるか。

  • 前作は少しミステリー要素があったんですが、二作目はとにかく殺戮!殺戮!でスプラッタ満載です。
    ああ人っていろんな殺し方があるのねー、です。
    気持ち悪くなること間違いなし。
    空きっ腹のときも満腹の時も読んじゃいけません。

  • とにかく情景を脳に映し出させる能力がすごい、人の温かさとか自分が今幸せだということを感じた、みたいな感想は一切なく、ただただヤバい。電車でい本を読むことが多いのだけれど、この本を読んでいる時、たぶんずっと、顔を顰めていた。常にグロテスク残酷描写祭り。綾辻さんにしか書けない攻めた言葉と情景に一礼。大好きです

  • 続編て事で、相変わらずグロさもあるし、次々と不穏さスリリングさが襲いかかってきて、色々忙しいw
    怖いけど、何度も再読したくなるっ!

  • 前作よりはエグさが和らいでいる
    あいかわらず、お前、誰か?だけど、なんか、まだ続けるみたい
    もういいです

  • 一巻では双葉山にいた殺人鬼がついに山から降りてきて一つの病院にやって来てしまう話。最初に登場するのは本物の殺人鬼だが、途中から違和感もなく殺人鬼と予想外の人物が話の中で入れ代わってしまっていたのは驚いた。

  • これも一気読み。
    スプラッタ苦手だけど読んじゃう、、気になって。。

  • この手の映画がそうであるように惨たらしさパワーアップ。三作目は書かれるのだろうか。。

  • 名もなき殺人鬼が、何を思ったのか山から降りてきて
    病院で暴れるのかと思いきや、
    また殺人鬼に感応した人が虐殺を繰り返す。
    最後は殺人鬼VS殺人鬼に感応した人が戦うという、
    まるでエイリアンVSプレデター、ジェイソンVSフレディ、
    貞子VS伽椰子のような様相。
    なんだか、また疾走感もなくダラダラしているから
    おざなりに斜め読みで読了。
    不気味さもなく、怖さもなく、殺人鬼にめちゃくちゃにされる人々に
    共感することもなく。グロくて気持ち悪いわけでもなく。

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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