二十歳のころ〈2〉1960‐2001―立花ゼミ『調べて書く』共同製作 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.62
  • (19)
  • (30)
  • (56)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 267
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (679ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101387239

作品紹介・あらすじ

「私は何のために生まれて来たんだろう」「あの人の運命を決めた出来事とは?」-二十歳のころの生き方が、その後の人生を決める。立花ゼミ生が熱い思いで突撃取材!安保闘争、バブル崩壊、オウム真理教事件、NY同時多発テロ…世界が再び混迷の時代に突入する1960〜2001年に「二十歳のころ」を迎えた多士済々39の足跡。文庫版特別インタビュー:飯田圭織・安倍なつみ(モーニング娘。)。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2010/10/09

  • 自分の二十歳のころを振り返ってみて比べてみると、大学2-3年にかけては今を形成するいくつかのイベントや体験があったなと感じました。

  • 【西和彦】p456
    "blessing in disguise"(形を変えた神の祝福)

  • 「二十歳のころ」に、模範解答はありません。その人ならではの「二十歳のころ」があります。この本を通じて、いろんな二十歳に出会って下さい

    大分大学 経済学部 (分野 貿易政策)
    教員 柴田 茂紀

  • 非常に面白い
    二十歳前後の若者は読むべき
    個人的には大学入学後の一冊目

  • 1960年から2000年代にかけて学生時代を過ごしてきた著名人に20歳のころはどのように考え、過ごしていたかをインタビュしてまとめた本。
    特に60から80年代に大学生だった人達には心底驚かされた。

    こんなにも楽観的な人生観を持って二十歳の頃を過ごしていたのか。
    20歳のころを未来志向の「み」の字を持たずに過ごしてきた人達。
    大学では誰もが酒と麻雀浸けの日々。
    ウイスキーを持って行けば単位がもらえた時代に、
    その自由な時間を何に使うべきか、ということを全く考えてこなかった世代ではないだろうか。
    これはベストな選択では決してないだろうし、インタビュー記事を読む限り、いくつもの選択肢を吟味した上での選択でもない。
    日本の人口動態や潜在的な市場成長率といった構造的な優位性が薄れていった時に、二十歳のころをこのように無為に過ごした人達がその後グローバルな競争に巻き込まれ、彼らの意思決定の浅はかさと実践的な知識の乏しさが故にこの国のボトルネックになるのは明らかではないか。
    以前、寺島実郎の講演を聞いた時に、同じようなことを言ったいた。(ちなみに寺島氏はそんな彼らを横目に有志を集めて勉強会を開いて勉強をしていたそうだ)


    誰もが競争心や向上心といった考えがないのも面白い。そういう背景だからこそマルクスや思想・哲学などが流行ったのだろうか。
    また色んな人達と雀荘や居酒屋で遊び抜いて育ったわけだから、社会性が強く求められる協働の場では確かに強みを発揮するだろうし、擦り合わせがお家芸の日本で有効だったのだと思う。
    しかし、それは現場レベルでの話だ。
    意思決定を行う立場にそのような人達が立てば、それは10年や20年くらい「失われる」のは目に見えていると思う。

  • 2013.2.20読了

  • 最初は早く第二巻を読みたかった。若ければ若いほど共感できると思ったからだ。
    でもこうして第二巻も読み終えると、印象に残ったのは一巻だった
    戦時中はそうでもなくて、玉音放送を聞いた戦後の人たちが一番印象に残って、学生運動当たりからおやっ?と思い、下火になってからは微妙だった。最後のほうは言わずともが。
    予想とは逆になった。

    こう、それは戦後生まれだからシワの数だけの説得力があるからなのか、それともあの時代の魅力なのか…

    将来の迷い話が意外とピンとこなかった。

    密林で彼らは二十歳の頃から切磋琢磨しているとあったが、実際読むとそれは一部の人であり、多くの人は普通の学生生活を送っている気がする
    切磋琢磨の部分は26歳くらいからの人がおおい

  • ずいぶん前に読んだのでだいぶ忘れたけど、戦後の人だって強い、ってことがよくわかった。

  • 立花ゼミインタビュー集の第二巻。
    感想は第一巻のほうへ書いたので省略するが、
    あとがきの立花隆のことばが印象深い。

    自分としては教育的指導をしたつもりはなく、刺激を与える役割だった、と。
    手取り足取りの指導が学生目線の良い教育のありかた、と言われることも多い昨今、基本に立ち返る一言でもあるかもしれない。

    さて、長らく自宅の本棚に大切に置かれてきたこの本を、今回レビューを書いたのを機に手放すことにした。
    二十歳を過ぎて数年、この本を読む自分の目線が明らかに変わってきたようにも感じるからだ。やはりこのシリーズ2冊は「迫りくる二十歳の時」に備えて読む本だと思う。

全32件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1940年生まれ。東京大学文学部仏文科卒業後、文藝春秋入社。66年退社し、東京大学文学部哲学科に学士入学。その後ジャーナリストとして活躍。
74年、『文藝春秋』誌に「田中角栄研究 その金脈と人脈」を発表。79年『日本共産党の研究』で第1回講談社ノンフィクション賞受賞。83年、第31回菊池寛賞、98年第1回司馬遼太郎賞を受賞。
著書に『中核vs革マル』『宇宙からの帰還』『「知」のソフトウェア』『サル学の現在』『臨死体験』『ぼくはこんな本を読んできた』『天皇と東大』など多数。

「2020年 『自分史の書き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

立花隆の作品

二十歳のころ〈2〉1960‐2001―立花ゼミ『調べて書く』共同製作 (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする