憧れのまほうつかい (新潮文庫)

  • 新潮社 (2001年6月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784101388229

みんなの感想まとめ

テーマは、憧れのイラストレーターへの深い愛情とその影響が描かれています。著者は、17歳の時に出会ったエロール・ル・カインの絵本に心を奪われ、彼に弟子入りしたいと願うほどの情熱を抱いていました。この本で...

感想・レビュー・書評

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  • さくらももこエッセイ2冊目。さくらさんが一目惚れしたエロール・ル・ルカインの絵への想いが爆発する。本屋で目にする作品の帯に「ルカインの遺作」という信じられれない文字が。。。ルカインがやはり47歳で亡くなってしまった。ルカインの関係者に会うためロンドンを訪問するさくらさん。仕事に情熱を向けていたルカインを知る。ルカインの関係者の温かいおもてなしに感動的でした。http://ironoiroiro.blog34.fc2.com/blog-entry-26.html 確かにちびまる子ちゃんでおなじみの絵だね。③

  • 2026 2冊め
    昨年から読み進めているさくらももこ先生の
    著書は、ホントに面白い。
    愉快なちびまる子ちゃんからは計り知る事が
    できなかった繊細なさくらさんに出会える。

    この本は桜さんの憧れのイラストレーター
    エロール・ル・カインについて語られる
    挿絵あり、写真ありさくらさんの
    思いがぎゅっと詰まっていて、そのエピソードに
    声を出して笑った。
    今年も桜さんの本を沢山読んで沢山笑いたい

  • 小さい頃から絵ばかり書いてきた『さくらももこ』さんは17歳の冬 一冊の絵本にひと目で恋をしてしまった

    作者の名前は『エロール・ル・カイン』
    作品は『おどる12人のおひめさま』

    彼に弟子入りしたいと思いつめ
    絵の素晴らしさに夢中になり
    物語にうっとりしていた…それから数年 ついに憧れの人の地を訪ねることに…

    やっぱり珍道中になるね〜
    爆笑珍道中♪





    『ル・カイン』のイラストは繊細
    隅々まで眺めていたら あっという間に時間が過ぎてしまう…
    なかでも『おどる12人のおひめさま』は大好きな一冊
    『憧れのまほうつかい』はイラストが満載で〝私の中のル・カイン〟と題して『さくらももこ』さんのイラストも掲載されていて『コジコジ』の扉絵がかわいい♪

    (本棚整理再読 さ-新-2)

  • さくらももこが17歳の時に一目ぼれした、エロール・ル・カインの描いた絵本。

    エロール・ル・カインのゆかりの人にイギリスまで会いに行く。

    生前のル・カインを良く知るイアン・キールさんにおもてなしを受けている時に、何度も寝そうになるももこさん。
    自分の大好きな、かなり影響受けた人の知り合いにやっと会えたのに、寝てしまう。すごい。
    こういうところが脱力していて、魅力的ですね。

    それをすっとエッセイに書いてしまう所が。またすごい。

    さくらももこの絵本愛は、本物なんだなと思う。
    高校の鞄の代わりにいわさきちひろの本のセットをもらうなんて、かっこいいな。

  • ももこさんが大好きな絵本作家エロール・ル・カイン。初めて知ったけど、綺麗な絵だ。彼のゆかりの地イギリス旅行記がメインだが、ル・カインの絵やももこさんのイラスト、写真が多く掲載されていて、文章量は少ないのでサクッと読める。好きなものがあるっていいよね。

  • 憧れの画家に会いに行くさくら先生のエッセイ
    末尾にはイラストに対する対談をお馴染み美人で飲兵衛の新潮社木村さんと
    旅もさくら先生ならではの爆笑珍道中
    対談では親友たまちゃんとの思い出も語られていて
    笑ってすこしほっこりする心温まるエッセイ

    さくら先生はストーリーが面白すぎるから忘れられがちなんだけど、コジコジ扉絵とか色使いが派手なのに繊細で曼荼羅書いた人!?ってくらい綺麗なのはこの方のおかげなのかと
    感謝❀( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )❀

  • なにかにハマったり、熱中したりすることって、ものすごく大事なことだと思う。お金では買えない経験が、そこにはある。これはこんなにケチったのに、なんでこれにはこんな大胆にお金を使ったんだ!みたいなことが、よくある気がする笑。それってとっても大事だ。

    さくらももこさんにとって、それがエロール・ル・カインだったんだな。エロールの作品に、心をときめかせた想い出があるからこそ、彼の死後も、英国まで飛んで、彼の作品に直接触れ、彼が交流してきた人たちに会いに行ったのだ。

    きっと素晴らしい旅だったんだろうな、って思う。推しって大事。ハマるって宝だ。

  • ル•カインとももこさんの挿絵がとても美しく、かわいらしい

    「大好きなことを大切にする」

    ももこさんは小さい頃から大人になってもこれができていて、素晴らしい

    私もこれからの人生、そんなふうに歩みたいし、子どもたちにもそうなってほしい

    それができる人たちの、大好きなことに対する直感は強い。直感を信じて間違いなしと思う

  • さくらももこ氏が憧れてやまないル・カインという画家についてその作品との出逢い、そして彼の足跡を追ってイギリスに行き、そこでの体験記を綴った作品。
    私は寡聞にして知らなかったが、結構外国では有名なこの作家、さくらももこ氏がちゃかさずに真っ向から1つの事(この場合は画家)について熱い想いを語ったのは初めてではないだろうか。とはいえ、内容はやはりさくらももこのエッセイである、ギャグ無しで纏められてはいなかった。
    しかし、さくらももこが曼荼羅のようなイラストを書くのは、アジア、特にインドの影響が強いのかなと漠然と思っていたのだが、まさかフランスの画家の影響とは知らなかった。文庫ではなかなかその作品が放つオーラ、迫力、緻密さが推し量れないのでそこが惜しまれる。
    また巻末のふろくに付けられたインタビューもさくらの絵に対する思いがストレートに感じられ、なかなか読ませる。
    しかし、当初はル・カインの旧知の方々を訪ねてその人となり、彼に対する想いを共有するのが目的でイギリスに行ったはずなのに邂逅の時に居眠りをしたり、予定外のウェッジウッド工場見学の方がやたら元気で充実していたりするのはもはやこの作者の人柄でしょうな、愛嬌、愛嬌。
    しかし、さくらももこのように歳を取ってもいつまでも絵に感動する、そんな感受性をずっと持っていたいものだ。

  • さくらももこ先生の作風に大きく影響を与えた、エロール・ル・カインの死。大人になってもル・カインへの情熱は冷めず、イギリスを訪れることに。今回も存分に楽しませていただきました!イラスト満載、巻末インタビュー付きで、ファン垂涎の一冊です。

  • さくら先生が衝撃を受けたという、エロール・ル・カイン、そして彼の「おどる12人のおひめさま」。
    実は私、「おどる12人のおひめさま」を幼い頃、母の友人からのプレゼントでもらっていました。
    なんだか運命みたいです。
    大好きなル・カインの絵の前で熟睡してしまうさくら先生が愛おしいです。

  • 好きなもの、気になることには一直線になれる人。
    コジコジの扉絵がいい。

    たまちゃんとのエピソードもあって、本当にいい相方だったんだなと思った。

  • ル・カインという人から影響を受けてのさくらさんだったのだと初めて知りました。
    細やかなディテールと西洋っぽい枠組み?がとても素敵だと思いました!

  • ル・カインへの愛情や、さくらももこのあのエナメルを買えばよかった、気に入ったものに後悔は無いだとか、そうゆうさくらももこの細かい心理描写や物への心が細かく表現されていて直ぐに読み終わってしまったし、読み終わる頃にはさくらももことル・カインを好きになっているだろう。

  • さくらももこさんが大好きだったエロール・ル・カインさんのゆかりの人物を求めてロンドンを訪れた際の旅行エッセイ。


    憧れのまほうつかいだったル・カインが、
    亡くなったと知ったときにさくらさんが抱いた感情は、
    さくらさんが亡くなったと私が知ったときと近いのではないか。。

    もう、あの世界観は、広がっていかないんだ…と思ったときの切ない感情。



    にしてもせっかく大好きだったル・カインゆかりの人々に会えたのに
    ウトウトしちゃうってのがオチなのはもったいない…
    最初のいかにしてル・カインにのめり込んだか!というところからするとすこし尻すぼみ感……

    でも、日本人にもっとル・カインに興味持ってほしい!!というさくらさんの意図に対しては
    第一章でも興味惹かれましたので、十分達成されています笑

  • 絵本読んでるみたいな感じ!さくらさんの文章が読みやすくて本当に好き。 ただ挿絵の位置が文章見づらくしてるよねw

  • 途中で挟まれる精密で美しいルカインの絵に、当時の作者と一緒に私も恋をしてしまいました。そして登場する作者の細かくて、でも優しいタッチの可愛らしい絵。これを見ると作者の作風にいかに影響しているかがわかる。さくらももこさんのルーツの一つに触れられる作品です。

  • なにかを好きになるって素晴らしいことだなって思います。

    エロール・ル・カインに恋してからのさくらももこさんの毎日がキラキラ
    輝きだした様子が手に取るようにわかって、こっちもすごくワクワクしてきます
    絵に恋したってすごくロマンチック

    もちろん笑えるところはあるんですが、今までの抱腹絶倒エッセイみたいな
    感じとは少し違って、それもまたいい感じ

  • 著者の、画家ル カインへの尊敬と愛が溢れる一冊。
    以前からさくらさんの繊細で緻密な絵をすごいなぁと思っていたけど、そのルーツがル カインだったんだね。
    ル カインって初めて知りました。
    いろんなイラストが載ってて素敵。
    イギリス道中記もさくらさんならではのエピソード満載で面白い。

  • さくらももこが、高校2年生のときに出会ったエロール・ル・カイン氏への思いや、漫画家になるまでについて書いたエッセイ。

    とても薄い本で挿絵も多いためさらっと読めてしまう。
    挿絵の中でも「私の中のル・カイン シリーズのコジコジ扉絵」がとっても大好き。
    本当にル・カイン氏に影響を大きく受けたんだな、と分かるし、絵の雰囲気がとても可愛らしくて良い。

    こんな風に自分の人生に大きく影響を与えてくれる人に出会えたら、素敵だなって。

    100万円をもって上京した話とか、学生時代の話とかから、さくらももこの地に足が着いた価値観が伺える。

    やっぱりこの人のエッセイは、私にとって特別。

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著者プロフィール

1965年静岡県静岡市清水区(旧・清水市)生まれ。1984年、漫画家デビュー。代表作に『ちびまる子ちゃん』『コジコジ』『神のちからっ子新聞』、セルフパロディ漫画『ちびしかくちゃん』など。エッセイ『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』(以上、集英社)は、3年連続ミリオンセラーを記録。漫画、絵本、エッセイ、作詞楽曲など、その作品は多岐にわたる。2018年永眠。

「2024年 『次郎にもきいてみた。ブツブツ問答集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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