さくらえび (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101388236

作品紹介・あらすじ

家族や日常のことだったら、その爆笑度並ぶものなし!ももこが編集長として、取材・文章・漫画すべてを一人でやっちゃった、2000年記念の奇跡の面白雑誌『富士山』(全4号)からの選りすぐりに、'02年発行の5号から「植田さんの深まるくだらない願望」「必見!!おならレポート」の2本、『富士山』未収録分7本も加えた、大満足のエッセイ集。父ヒロシも息子も全開だよ。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに読んだ、さくらももこさんのエッセイ。ほっこりしていて、笑えます!父ヒロシのキャラが最高です。1話1話が短いので、寝る前の読書にぴったり。お話に出て来た、「大根おろしとすだちと胡麻で食べるしょうゆうどん」が美味しそうでした。

  • 「さくらえび」 さくらももこ(著)

    2002 4/25発行 (株)新潮社

    再読。

    さくらももこのエッセイ17作目(たぶん…)

    この中に収められいる一編
    「あの日の奈良」が
    すごく好きで何度も読み返しています。

    その度に涙が溢れてきます。

    この世は優しい縁で出来ている。

  • 昔々、図書館で借りて読んだことがありました。
    再読になります。
    ほのぼのしていて、いいですね。倉本さんとお友達で、お互いあまり作品を知らないというくだり、それでいてとても仲が良く、そのきっかけが少々お下品、というなんともほほえましい。
    奈良の食堂でデビュー前に描いた色紙、大事に取っておいてもらえて、そして再会できてよかったです。そのエピソードにうるうるしてしまいました。いまでも大事にされていることでしょう!

  • 「ももこの話」に続き、さくらももこさんのエッセイを…と思い購入、読了。

    うーむ…やっぱり子供編の方が面白かったかなー…m(_ _)m
    もちろん本作もつまらないってことは無いんですが…

    初めてさくらももこさんのエッセイを読んで「世界一面白いエッセイストはこの人だ!」って思って、そして今読み終えて「さくらももこさんの面白さはこんなもんじゃない」と感じているこの気持ちが、正直な感想なのかなと…

    ただ、本作の中でも「父ヒロシインタビュー」は面白過ぎて腹捩れて死にかけました(笑)
    あの空気感…たまらんなぁ…(´∀`)

    さあ、色々あったけどまた期待して次作を読んでみるかな…( ̄∇ ̄)

    <印象に残った言葉>
    ・私は「…じゃ、何ていうタイトルにしようか?」と息子に尋ねてみると、息子は「おばけの手っていうのにしようよ」と、はりきって言った。(P32)

    ・母は「あたしが言ってるんだよ。この人は本当にあてにならない。一から十まであてにならない人なんだよ」一から十まであてにならないって、そのあてにならなさもすごい。全てがあてにならない人という事になるではないか。ヒロシはそこまでじゃないと思う。一から七ぐらいじゃないかと私は察している。(P80)

    ・うちなんて、大きいおならをした者が大得意になって「えっへん、どうだまいったか」等と自慢までしているなんて、岡本家と比較するとかそういう問題にならないぐらい下品で低俗な家庭だ。私なんて、得意になっておならをしようとして、間違ってウンコをもらした事もある。下品な家族の中でも最も下品でくだらない人間だ。(P192)

    <内容(「BOOK」データベースより)>
    息子は、私のことをさくらももこかもしれないと疑いつつ、一方では違うとも思っている?
父ヒロシに幼い息子、ももこのすっとこどっこいな日常のオールスターが勢揃い! 
奇跡の爆笑雑誌「富士山」からの粒よりエッセイ。

家族や日常のことだったら、その爆笑度並ぶものなし!
ももこが編集長として、取材・文章・漫画すべてを一人でやっちゃった、
2000年記念の奇跡の面白雑誌『富士山』(全4号)からの選りすぐりに、
2002年発行の5号から「植田さんの深まるくだらない願望」「必見!! おならレポート」(笑い死にご注意! )の2本、
『富士山』未収録分7本も加えた、大満足のエッセイ集。
父ヒロシも息子も全開だよ!

  • さくらももこさんのエッセイは気軽に読めていいですね。
    笑える話も多いけれど、ちょいとしんみりしたものもあって良かったです。

  • 日常の些細なことをこんなにもおもしろおかしく書けるってすごい。気づかず通りすぎてしまいそうなことも、きちんと感じて漫画やエッセイにできちゃう。日々の小さな幸せがたくさん詰まってた。


  • ヒロシがインタビューなどで、たくさん登場してきます。どこまでもヒロシはヒロシで面白い。

  • 日常の息子やヒロシとのやりとりはくだらなくも、軽く読むことができてホッコリできて良い。

    後半の旅行はじんわり暖まるような切ないようなエピソードが多い。奈良は人のあたたかさが良く、瀬戸内海は文章でも(特に写真とかなくても)十分に自然の美しさや、食べ物の美味しそうな魅力が伝わってくる。さくらももこの、感受性の豊かさを堪能出来る一冊。

  • 息子くんの話が可愛くて特に好き。

  • さくらももこ様がもういないなんて、信じられない。
    とくにエッセイはユーモアと真実と。

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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