- Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101388816
感想・レビュー・書評
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最初は、使者(ツナグ)を利用する側の話だったが最後の章で使者側の視点で話があり、一体使者は何者なのか、どういった経緯で使者になったのか、どうやって死者と繋がるのかということがよく分かった。最後の章で今までの話を使者側の視点で追えるので最後スッキリした。
一人一人の人生が気持ちや思考とともに鮮明に描かれていて、読んでいて楽しかった。
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生者と死者を引き合わせる使者の話...
と、一言でまとめられる話ではない。
死者との再会を希望した4人と使者自身、5人のストーリーが描かれており、最後の使者の話の展開は想定外な内容で面白かった。
死者との再会といえば、感動ものかと想像していたが、再会の後味の悪い残酷さも書かれていて、とても面白い。 -
出だしからファンタジー世界で、すぐに引き込まれて読みやすかった。けど過去に読んだ同じ作者の作品では衝撃は弱め。
女子高生の話が一番印象に残った。 -
まあまあ面白かったけど、辻村深月さんのなかではそれほど驚きはなかった
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個人的には、そこまでハマらなかった。
ただ、「親友の心得」と「待ち人の心得」のストーリーは印象に残った。
自分だったら誰に会うかなって考えると、やっぱり親や夫含め家族の誰かだろうなと思う。 -
自分が死んだとき、会いたいと思ってくれる人はいるのか
この言葉が胸に刺さる -
読みやすい。親友の心得がずっともやもやする。なんか言葉では言い表せないけどすっきりしない。歩美君好きだ、。
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短編だけど最後使者を通じて全ての話が繋がる感じが良かった。
面白かったけど口コミで期待しすぎていたかも。 -
読みやすい。水戸黄門みたいなパターン化されたパッケージの小説。