日本の涙の名歌100選 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101389219

感想・レビュー・書評

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  • 詠、詩には人々の想いが込められる。

    なぜ古の和歌はこんなにも切なく、大きく人の心に響くのだろうか。
    思うに文明による差が大きのではないか。インターネット、移動手段、社会が今と違い過ぎている。
    思い人、ままならない境遇などを発散、伝えることができず心の中に溜めることしかできなかったのだろう。
    その想いの強さが洗練された和歌に独白のように込められているためにここまで心に響くのだと思う。

  • 古今の和歌から100作品を取り上げ見開きで解説まで。
    もう少し背景を詳しく、という作品もあって惜しい。

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著者プロフィール

1962年、京都市に生まれ、今も在住。
1991年、第一歌集『ゆるがるれ』(第18回現代歌人集会賞受賞)
1997年、第二歌集『木に縁りて魚を求めよ』
2006年、第三歌集『匿名の森』
そのほか、『京都千年うた紀行』(NHK出版)、『ここが京都のパワースポット』
(淡交社)、『日本の涙の名歌100選』(新潮文庫)など。
現在、一カ月のカルチャー教室が50講座を突破し、限界を超えた。

「2017年 『去年マリエンバートで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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