ここから先はどうするの: 禁断のエロス (新潮文庫)

  • 新潮社
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本棚登録 : 101
感想 : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101391458

作品紹介・あらすじ

官能小説の依頼に難航していた女性ホラー作家は、女性同士のカップルの後をつけ漫画喫茶へ。隣の壁に耳を澄ませ聞こえてきたのは、衣擦れ、溜息、潤みの音で……(「壁の向こうで誰かが」)。医師の寺沢は急患の老女の足に驚く。爪先に向かって細く、指は折り畳まれ、足裏は窪んでいた。纏足だ。それは、性具だった──(「Lotus」)。歪んだ欲望が導く絶頂、また絶頂。五人の作家の官能アンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • エロスを描いた五人の作家のアンソロジー。
    なかなかに独特な世界満載だった。。
    自分の嗜好が「覗き」であると発見した醜形障害気味の女性。
    高校生の従兄弟と怪しい関係になった!?小6の女の子。どこまで妄想なのだ!?
    纏足が性的嗜好と繋がっているとは…の第3編。
    3P(未遂!?)しちゃった信枝。これまた妄想が入ってるのかよく分からなかった。
    最後は養父と関係してしまった、作家の娘。
    これと最初のが一番分かりやすかったのは分かりやすかった。
    とりあえず表紙が持ち歩くには恥ずかし過ぎた。

  • 彩瀬まる、窪美澄検索で読んで見たが、マニアック過ぎました。

  • 官能小説アンソロジー。
    木原音瀬を目当てに読む。フェチのお話。纏足が題材になっていて、さすがの独特の雰囲気が、とても面白かった。最後の「清々した」という一言がまた良い。
    窪美澄さんのも良かった。義父と娘との恋のお話。ドロドロになりそうな題材なのに、人を愛することへの前向きな感じに仕上がっていて良かった。
    その他の作品も、なかなか興味深いお話で、面白い。
    残念だったのは装丁のデザインの悪さ。この色合いで本屋に並んでいたとして、まぁ、まず買わない。「官能」がテーマなら、もう少しセンスの良い装丁にしてほしかった。ので、☆は3つで。

  • 目的の木原さんは潜在しているかもな指向の危うさで無論BLではないよなぁと思っていたら、樋口穀宏氏の「ROMANCE」で不意打ちを食らった。作太郎が「肉体的にも精神的にも汗をかかない白い顔と白い手の高身長高ルックス、成績優秀」って描写で夢をみなかった自分はまだまだだな。

  • *官能小説の依頼に難航していた女性ホラー作家は、女性同士のカップルの後をつけ漫画喫茶へ。隣の壁に耳を澄ませ聞こえてきたのは、衣擦れ、溜息、潤みの音で…(「壁の向こうで誰かが」)。医師の寺沢は急患の老女の足に驚く。爪先に向かって細く、指は折り畳まれ、足裏は窪んでいた。纏足だ。それは、性具だった―(「Lotus」)。歪んだ欲望が導く絶頂、また絶頂。五人の作家の官能アンソロジー*

    こ、濃ゆいです・・・!!ぬったりもったり、まとわりつくような濃度の読後感。禁断のエロス、と言うか、禁断の闇、と言うか。一風変わった感触の1冊。

  • 作家の選び方が面白い。

  • 羽田から九州の、とある空港へのフライトの機中で。
    他に読む本を持っていなかったので最後まで読んだけれども、そうでなければ、早々に読むのをやめていたと思う。

  • むーん……ビミョー

  • 究極の純愛のようにも感じる。
    見えないからこそ大切にできるものもあるが、
    本当に大切なものは正面から向かわないと失ってしまうかもしれない。
    それに気付くことが大人への変化とも思える。

  • 官能小説・アンソロジー。
    木原音瀬さん目当てで買ったんだけど
    ホラー作家さんの澤村伊智さんの話も載っててラッキーと思った本(笑)

    正直ただのエロ小説だと思ったら!!
    なんとも言えない内容の話ばかり。
    しいて言えば「壁の向こうで誰かが/澤村 伊智」が
    一番自分のイメージする官能小説に近いかな?
    「Lotus/木原 音瀬」は木原さんらしい話、
    相変わらず性格悪そうな人書かせたら上手いなぁ~とまず思った(笑)
    そして最後に読んだ「バイタルサイン/窪 美澄」が
    エロいより"重い"上手く言えないけどズシンときたよ…

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著者プロフィール

作家

「2021年 『ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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