世話焼き長屋 人情時代小説傑作選 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2008年1月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784101397252

みんなの感想まとめ

人と人とのつながりや、義理人情が織りなす温かな物語が魅力の短編集です。五つの物語はそれぞれ異なるテーマを持ちながら、愛や再生、近所づきあいの大切さを描いています。例えば、妻の浮気を知った男が再生する姿...

感想・レビュー・書評

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  •  とてもいい物語が5話、ほろり来る話、読後、感慨にふけっています。「世話焼き長屋」2008.2発行。妻の浮気を仕事場に知らせに行き、次の妻を抱こうとすると妻をにらみつけて低くうなった愛猫の「お千代」、猫好きの大工の話。「父上、ぎゅっとして(強く抱いて)」父親と娘のあうんの愛。妻に愛想をつかれ、どん底を味わったダメな男が再生するプロセスと妻の粋なはからい。老咳の娘を気遣う絵師。男の約束を実行する正直者の夫婦の話。池波正太郎、宇江佐真理、乙川勇三郎、北原亜以子、村上元三の名作が並んでいます!甲乙付け難し。

  • 人の情け

  • 2008年2月刊。裏長屋に登場する住人達を語る5編のアンソロジー。池波正太郎:お千代、宇江佐真理:浮かれ節、乙川優三郎:小田原鰹、北原亜以子:証、村上元三:骨折り和助。 再読もあったが、アンソロジーでは、それもまた楽しい。

  • ほとんど好きな小説家さんばかり。

    乙川さんはもっと書いて欲しいなあ。

  • 20140209 うまい作者の良い短編なのだからつまらないわけがない。

  • 市井もの。池波正太郎、宇江佐真理、乙川優三郎、北原亞以子、村上元三による5編。前作『親不孝長屋』より良質のように感じられる。だが裏表紙にある煽り文句『感動必至』ではない。感涙とか感動とかの煽りは不要である。かえって読了後さめてしまう。そんな事は読み手が決めるのだ。

  • 裏長屋の人たちの人情話。金は無いが、助けられる。人生捨てたものではない。生きてて良かったというラストシーンが温かい。「小田原鰹」が良かった。13.10.20

  • 各話、それぞれほろりとさせる展開で、良かったです。
    仕事や趣味を含む毎日の生活、なんでもコツコツ地道に丁寧に過ごしていけばいいんだなと思える作品集でした。
    宇江佐真理さんの「浮かれ節」が明るくて好き。お務めの工事現場での休憩時間、「緊張でささくれだった人の心を癒すのが唄の役目だ」と悟る場面に共感しました。

  • 証と小田原鰹が好き

  • それぞれ味があって面白かった。傑作選とあるだけのことはある。

  • 2011.4.12(火)。
    池波 正太郎「お千代」。 宇江佐 真理「浮かれ節」。乙川 優三郎「小田原鰹」。 北原 亞以子「証」。 村上 元三「骨折り和助」。。。縄田 一男編。

  • 雰囲気が楽しめるアンソロジー。
    小編の中に、人情も風俗もつまっている。
    救いがたい男の「小田原鰹」がイチオシ。

  • アンソロジーって一編くらい微妙に趣味の合わない作品あるものですけど、この本はどれもこれも面白く、オチもどれも素敵でした。トップバッターが池波先生なのに、続く作品がどれも遜色がないのは凄すぎる…。

  • 長屋の住生活を描く短編集。
    江戸の人情があふれてしかたがない。 日本人って、昔から楽しそうに暮らしていたんだ。

    随所に、当時の質素でありながら贅沢な食生活もあり、素朴で磨かれた芸術感性もあり、暮らしがなーんとなく理解できた。

    これから古典にシフトしようかな

  • 全ての作品が文句なしに面白かった。
    強いて言えば宇江佐真理の作品には納得いかなかった。
    もっと面白い作品が沢山あるのに!!

  • 読んだことがない作家が読めるので好きなアンソロジー。「お千代」は少しホラーっぽいけど最後がよかった。「骨折り和助」「浮かれ節」が好きだった。

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