- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101397269
感想・レビュー・書評
-
人情時代小説傑作選の第三弾。池波正太郎、山本一力、北原亞以子、山本周五郎、藤沢周平の5大家の市井ものが見事に描かれる。感涙の名編5編。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
定年が次第に身近に迫り、隠居への期待と不安が交錯する中で、人情の機微に触れる。孤独あり、身内の始末あり、悔恨あり。老いることで無知なればこその挑む意欲よりも、既知であるがゆえの守る意識が高まるのは否めない。せつなくとも避けられないテーマをそれぞれの大家が個性豊かに記してくれた。
-
人情モノに定評のある時代小説の大家を集めたお得な一冊。
未読の小説家の作品に触れる良い機会。
いずれもハズレがなく今後の読書の楽しみが増えました。
人情時代小説傑作選「親不孝長屋」「世話焼き長屋」に続く第三弾。
池波正太郎「疼痛二百両」、山本一力「いっぽん桜」、北原亞以子「ともだち」、山本周五郎「あとのない仮名」、藤沢周平「静かな木」の“老い“をテーマとした5編収録。 -
時代小説の短編を横に並べて読めるのは、なかなかに面白い。作家の作風が違うのに背景を流れる情緒的なものが一貫してるところも不思議
-
『いっぽん桜』が良かったなぁ。山本一力って人知らなかったんだけど、今度読んでみよう。