老年の品格 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
2.20
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101403021

作品紹介・あらすじ

気持ちは若い頃のままなのに皺が増え、体力は衰える一方。いつの間にか「老人」に分類されるようになり、社会でも家庭でもイマイチ居心地が良くない……。そんな苦境の打開策は、人間関係における簡単な発想の転換にある! 長年連れ添った妻・曽野綾子、吉行淳之介、遠藤周作ら、友人たちとの抱腹絶倒のエピソードを織り交ぜながら説く、山あり谷ありの長い人生を前向きに楽しむ秘訣。

感想・レビュー・書評

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  • 生きていくには「笑い」が必要とのことだが、著者の笑いにのれず。出身大学(東大卒)に自信をお持ちのようで、東大卒じゃない遠藤周作さんが運転免許をなかなか取れなかった時に出身大学がらみでそれを指摘しているのには驚いた(遠藤さんのユーモアセンスの一例として書かれたみたいだが)よくも悪くも昔の人が書いたエッセイだなぁという印象。

  • 三浦綾子の夫であり、文化庁長官、日本藝術院院長を歴任し、写真を見れば頑固そう。そのような人が、人間関係に笑いとユーモアが必要と説く。多少皮相な笑いも交えるが。2017.9.22

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著者プロフィール

三浦 朱門(みうらしゅもん)
1936年東京生まれ。教職に就くとともに作家活動に入る。1985年4月から翌年8月まで
文化庁長官を務める。99年には産経正論大賞を受賞。同年、文化功労者となり、日本文藝家協会理事長、日本芸術院院長を歴任する。著者に「箱庭」(講談社文芸文庫)、「夫婦口論」(曽野綾子共著・扶桑社)、「不老の精神―魂は衰えない」(青萌堂)、「朱に交われば・・・私の青春交遊録」(マガジンハウス)、「日本の活路―気鋭対論」(渡辺利夫共著・海竜社)など多数。2017年2月没。

「2020年 『新装版 老年の品格』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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