- Amazon.co.jp ・本 (572ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101408118
感想・レビュー・書評
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忠臣蔵をおもしろく、分かりやすく書いている
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内容(「BOOK」データベースより)
「今宵、吉良を殺す」―それは謀略の終結を意味した。赤穂藩廃絶後、大石内蔵助は藩士の被った恥を栄光に転化する為、密かな奔走を開始する。大坂塩相場に、町人の噂話の巷に、悲運に泣く女たちの許に…。内蔵助の仕掛けた刃は討入り前にすでにして吉良・上杉一門に迫り、雪の師走十四日は審判の日となった。忠臣、浪士ではなく“刺客”と化した四十七士を気高く描く画期的作品。 -
討ち入りの準備も描かれており、まさに「刺客」という感じで面白かった。
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(1999.09.01読了)(1999.05.15購入)
(「BOOK」データベースより)
「今宵、吉良を殺す」―それは謀略の終結を意味した。赤穂藩廃絶後、大石内蔵助は藩士の被った恥を栄光に転化する為、密かな奔走を開始する。大坂塩相場に、町人の噂話の巷に、悲運に泣く女たちの許に…。内蔵助の仕掛けた刃は討入り前にすでにして吉良・上杉一門に迫り、雪の師走十四日は審判の日となった。忠臣、浪士ではなく“刺客”と化した四十七士を気高く描く画期的作品。
☆関連図書(既読)
「峠の群像(一)」堺屋太一著、文春文庫、1986.12.10
「峠の群像(二)」堺屋太一著、文春文庫、1986.12.10
「峠の群像(三)」堺屋太一著、文春文庫、1987.01.10
「峠の群像(四)」堺屋太一著、文春文庫、1987.01.10
「元禄繚乱(上)」中島丈博著、日本放送出版協会、1998.12.10
「元禄繚乱(中)」中島丈博著、日本放送出版協会、1999.04.25 -
すばらしい。震えるほど面白いなあ。
忠臣蔵ってあんまり面白いと思わなかった。みなもと太郎の品のない播州弁で話すヤクザな忠臣蔵は面白かったけど。
だけどこれは、ものすごくわかりやすい。敵のいちばん弱いところを狙う。いいねえ。 -
「赤穂浪士」に比べると、悪く言えばあっさり味。脱落者についてのエピソードが殆ど書かれないのは不満でもあり、盛り上がらない所以でもある。ま、謀略をメインにおいた視点は新鮮であるし、討ち入りシーンが丹念に書いてあり、好感がもてる。
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赤穂浪士討ち入りの疑問点がわかりやすく列挙、新解釈