その日の吉良上野介 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1998年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784101408149

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プレミアム

みんなの感想まとめ

忠臣蔵を題材にした短編集であり、さまざまな視点から物語を楽しむことができる作品です。登場人物たちの複雑な人間関係や、それぞれの物語が織りなす多様性が魅力的で、特に吉良上野介の意外な側面や大石内蔵助の人...

感想・レビュー・書評

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  • ますます『忠臣蔵』がわからなくなってます^^;
    映画・歌舞伎(を含む舞台)は、吉良上野介が敵役ですけど…
    実際の吉良上野介は、自分の領地ではいい殿様だったし、
    吉良上野介だけがワイロを受け取っていたわけじゃないし。
    いまだに、あの松の廊下での刃傷の原因はわからないんですよねぇ…。

  • 四十七人の刺客のあとに読むのが吉。忠臣蔵外伝。

  • 忠臣蔵を題材にした短編集。
    池宮彰一郎の作品は『四十七人の刺客』『四十七人目の浪士』を読んでいるが、忠臣蔵を書かせたら何と言ってもこの人のが一番だ。大石内蔵助のイメージについても池宮彰一郎が描く大石像が僕にとっては不動のものとなってしまった。
    この短編集のなかでも『十三日の大石内蔵助』は大石の中年おやじらしい好色なそれでいて人間的な側面や、機械のように計算され尽くした緻密な思慮深さがうまく書けていて興味深い。

  • 著者得意の赤穂もの、新解釈が新鮮。

  • マイ・ファースト池宮作品です。討ち入りを決意し、その日までの各浪士のエピソードをまとめた短編集です。表題作をはじめ、それぞれに緩急をつけた面白さがあるのですが、剣の達人、堀部安兵衛と屈指の槍使い、高田郡兵衛のやりとりを描いた「剣士と槍仕」が最高に素晴らしい!忠臣蔵ファンのかたがたは、郡兵衛が赤穂藩に召し抱えられるようになったいきさつをご存じでしょう。この作品では、クライマックスで安兵衛が郡兵衛に投げかける台詞が柔らかいような、厳しいような感触でしびれます(安兵衛の最後の台詞もいいです)!NHKさん、単発ドラマでお願い!「下郎奔る」もいいです。大石内蔵助の顔を知っているという理由で吉良邸の使いっ走りに雇われる侍。侍の出身藩もこの討ち入りと因縁があるのですが…最後の、ある種の爽快感が心地よく、「そうそう、それでいいの!」と応援してしまいます。池宮さんのバックグラウンドが存分に発揮されており、映像が瞬時に浮かんでくるようです。どれも1編のドラマとして素晴らしいのでこの☆の数です。

  • 四十七士が大嫌いな私でも、納得のいく忠臣蔵もの短編。

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